韓国が人口減少に破格の対策！「子ども産めば１億ウォン！？」その場しのぎの効果はあるか？【世界情勢】

それでは 記事を読んだ僕の感想ですが最初の疑問はこのあからさまな「お金配り」です。
お金を配れば人口が増加するという考えは非常に危険だと思います。
そもそも韓国経済は現在悪化の一途を辿っていて、貧富の差も相当開いているようです。
たしかにこのような支援金を貰うことによって救われる人は存在するのかもしれませんが、忘れてはいけないのが「韓国の受験社会」です。
学歴社会単体ではそこまで大きな問題にはならないかもしれませんが、これが現在の韓国社会と合わさった際に、とても子供を作ろうという気持ちにはならないでしょう。
受験を制す者は今後の人生が安泰と言っても過言ではないくらい韓国の受験に対する執念は強く、政治家達はこぞって自分達の子供を大学へ裏口入学をさせる始末です。
それほどに受験を失敗した場合、現在の韓国ではリカバリーが効かないのです。
それを考えると支援金をいくら貰おうと、家賃が無料になろうと、自分達のこれまでの苦労を考えると子供を産むという選択肢に至らないのは当たり前だと思います。
日本も比較的受験に重きを置く風潮になってきましたが、韓国に比べると雲泥の差があります。
まずは「お受験戦争はしなければならない」という風潮を何とかしなければ意味がないのではと思います。

また先程も触れたように韓国経済は非常に悪化していて、国庫も枯渇していると言われており、現にイランの石油代金さえも支払えない状況です。
この記事によると自治体が独自で行っている政策とのことですが、自治体の財源などそう長くは続かないでしょうし、そこに支援すべき政府にはお金がありません。
そんな状況でこのようなお金のばら撒きをしてしまうと、その先にあるのは国家の崩壊です。
人口減少を毎年繰り返すとどちらにしても国家存亡の危機なのでしょうが、お金が無くなる方が断然にそのスピードは早いでしょう。
それとも政府としては貧富の差をもっと広げて、上級国民を限定的なものにしていきたいという思惑なのでしょうか？その差を無くすために財閥解体を進めているのに、一向に差が埋まらないのを見ると、本当に文政権の経済政策は無策なのだと実感してしまいますね。
受験にしても、政治にしても、韓国では国家が先導して悪い方向へと動かしているようなものです。

人口減少は国の生産性を低下させ、国民一人一人の負担を増大させます。
人口増加に成功している他の国を見習うのは結構なことだと思いますが、韓国の状況なども合わせて考えて、いつものように丸パクリをするのではなく韓国にあった政策を取っていくことが重要なのではないでしょうか。
正直技術や情勢、考え方などを見ても韓国には羨ましいと思える要素がありません。
最近のKPOPやドラマなどで旅行客は増えようとも、国民が増えないのは、その要素が欠けているからなのではないでしょうか。
例えばノーベル物理学賞など世界の発展に影響を与えるようなものを作ってみるとか、世界との協調性を持つとか、国の魅力を押し上げるには様々な分野があります。
しかし、韓国において根本的におかしな部分を変えていく必要があるのではと思います。

それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国からは「出産して子供が成長するまでの受験費用が2500万円とかそれだけで子供を産むのを躊躇するのは当たり前だと思う」「韓国は表面だけを飾ってる虚栄の国だと思う」という意見が出ています。
不動産バブルなど、韓国で家庭を築きにくい危機的状況に嘆いている声が多く見られます。
他にも受験や韓国政治の在り方について批判的な意見が飛び交っていますね。
ここまで問題が浮き彫りになっているので、次の大統領選挙は国を見直すチャンスです。
また変な方向性に動力を傾けなければいいのですがね。
この状況に日本からは「問題は雇用・住居・社会情勢・教育すべての総合点で子供を持たない選択しているのだからピンポイントで金バラまいても何の効果もない」「財源を確保できてから言うべきだと思う」「子供より各種賠償を清算しろよ」という意見が上がっていて、賠償などを清算しろはその通りだと思います。
現在の状況を客観的に見て、自分達に欠けているもの、また必要なものは何かをよく検討することが重要です。

何であっても楽な方ばかりに傾いてしまうと、成長は止まります。
まずは自国の誤った考えを見直して、今後に活かしましょう。