『韓国LG化学の工場で大事故発生、
韓国企業に対するイメージを懸念…』
インドにある韓国企業所有の工場から事故が発生したとのことです。
その工場は化学製品を取り扱っており、住宅地からほど近い場所に建てられていたため、
事故の影響で周辺への大きな影響も出ており、住人たちは大パニックとなっています。
自国の企業が関連している施設という事で、韓国はどのような対応を見せるのでしょうか?
眠る明け方に発生、周辺は「修羅場」…約3000人が緊急避難
LG化学が所有しているインド南部のアンドラ・プラデシュ州ビシャーカパトナム所在の
LGポリマス・インディア工場で7日発生したガス流出事故の人命被害が大きくなっている。
現在までに少なくとも11人が死亡し、約1000人が負傷しているが、被害はさらに増える可能性がある。
住民たちが眠るこの日午前3時頃に事故が起き、工場一帯はパニック状態に陥った。
半径3キロ以内の住民が苦痛を訴え、約3000人が当局の指示に従って避難行列に加わった。
事故直後、多くの負傷者が道路の上に意識を失って倒れ、近くの住民は目が焼けるような苦痛を訴えたり、
呼吸困難の症状を見せたと現地関係者は明らかにした。
現地メディアは、患者に応急措置をしたり、車とバイクを動員して
意識を失った住民を病院に運ぶ現場など、混乱に陥った村の様子を伝えた。
当局は救急車25台を投入して負傷者を病院に運んだ。
AFP通信は「200-500人が近くの病院で治療を受けており、
このうち70人以上は意識がない状態」と明らかにした。
確認された死亡者の中には8歳の子供と高齢者も含まれているとされ、悲しみを増した。
同工場はポリスチレン(PS)樹脂を生産しており、工場内のタンク2ヵ所に保管されている化学物質
「スタイレンモノマー(SM)」からガスが漏れたものと地元警察は推定している。
AP通信は、ガス漏れ前に火災も発生したがすぐ鎮火したと報じた。
スタイレンはポリスタイレンなど化学製品の原料で、高濃度スタイレンに露出すると
神経系が刺激されて呼吸困難、めまい、吐き気などの症状が現われるという。
工場関係者は、タンク内のスタイレンに熱が加わって
自然化学反応を経た後、ガスとして排出されたものと推定した。
インドのナレンドラ・モディ首相は、国家災難管理局(NDMA)と同日午前に緊急会議を招集し、
事故地域の救助状況などを点検し、その後モディ首相はツイッターに
「ビシャーカパトナムで起きた事故状況を綿密に注視している」とし「皆の安全を祈願する」とした。
業界関係者は「事故当時、最小の人員だけが勤務していた状況なので、
韓国人の被害はないと聞いている」と明らかにした。
インドは感染症事態で今年3月25日から全国封鎖令を下しており、
工場内部に勤務中の人員はほとんどいなかったという。
当局は現在、水をかけて事故を鎮火しており、住民には濡れたマスクの着用を勧告した。
LG化学は「地元住民の被害状況を把握し、住民と役職員の保護のために
最大限必要な措置を関係機関と共に取っている」と明らかにした。
続いて「工場のガス漏れは現在統制されている状態であり、
負傷者の治療が迅速に行われるようあらゆる措置を講じている」と付け加えた。
シン・ボンギル駐インド大使も声明を通じて
「悲劇的な事件で犠牲になった方々に深い哀悼の意を伝える」とし
「治療を受けている方々の早い回復を祈る」と明らかにした。
【この記事に対する私の見解】
韓国の大黒柱、LG電子系列がインドで大規模なガス流出事故を起こしたようです。
しかもこのニュースが、韓国国内ではほとんど報道されていないだけでなく、
「韓国」「LG」といった言葉を使わずに記事作成するなど、
韓国企業の失態であることを隠蔽しようとしているかのような動きが見られているようです。
2018年もラオスで、韓国企業との共同開発していたダムが決壊し、
多数の死者がでた事件がありましたが、杜撰な行程による「人災」であり、
韓国側の責任論が度々言及されたのにも関わらず、韓国側は猛反発しました。
結果的に支援金を支払いましたが決して十分な金額ではなく、
今もラオスには事故の爪痕が深く残っています。
現在の韓国の財政状況はラオスの一件の時よりも悪化していますから、
賠償金の払いしぶりや責任転嫁などにインドが苦しめられることが予想されます。
2012年にクミでフッ化水素酸漏出事故が起きた際に、必要以上の恐怖を煽り、
韓国国内で化学工場を建設することを妨げるのに加担した文在寅ですから、
今回の記事が表沙汰になれば補償に協力するどころか、自身の保身のためであれば
「やはり化学工場は危険です!」といった論調に転換させることで、
LG電子へのバッシングに加担することも予想されます。
そうなれば、LGやサムスンなどの脱韓国を進めた企業が韓国に回帰することはさらに困難になり
韓国国内の雇用はさらに悪化しますが、文政権はおかまいなしでしょう。
また、ポリスチレン樹脂の生産工場ですらこの管理体制ですから、
フッ化水素の国産化など夢のまた夢であることが伺い知れます。
海外工場では言葉の壁などもあり、管理体制がどうしても不十分になりがちです。
なのでもしフッ化水素を国産化させたいのであれば、
韓国国内の化学工場を充実させ、しっかりとした管理体制や
教育システムを作り上げなければならないわけですが、そういった基盤は、
クミの事故の際に文在寅が中心となって破壊し尽くしてしまいました。
その他にも労働組合の過度なストライキへの加担や、
最低賃金の引き上げなどにより、海外移転をせざるを得なかったわけですが、
ここにきて、こうした文在寅の「大企業いじめ」によって生じた膿が、吹き出そうとしています。
インド側も雇用の確保の問題などもありますから、どれほど強く出るかはまだ未知数ですが、
インド国内で化学工場反対の動きが強まれば、LG化学は、インドを追い出され、
韓国にも戻れないといった漂流状態になる可能性も考えられます。
韓国経済の大黒柱であるLG系の会社ですから、破綻のきっかけとならないように、
政府の適切なアプローチが必要とされる場面ではありますが、
文政権に期待するのは難しいかもしれません。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・人がたくさんいる地域にあんな危険な工場を建てるなんて…
・企業のイメージだけではなく、韓国に対するイメージを大切にしよう!
・よりにもよって大事故起こしたのが我が企業かよ。
・とても残念ですよりにもよって韓国企業だから…
・韓国に対する国家イメージにも影響を与える恐れがあります…
・夜中の3時、みんなが眠る時間になぜガス漏出が?
・これは100%、日本の工作によるものだ!
・あれを全部補償しようと思ったらLGの背筋が凍りそうだ。
・LGが最善を尽くして補償して収拾するのだ。
・とにかく、補償が徹底されなければならない。
【これに対する私の見解】
といったように、コメントの中でも触れられていますが、
LGの対応次第では韓国の国家イメージの低下につながりかねません。
今回は死亡者も出してしまい、昏睡状態に陥ったり、後遺症が残った場合の賠償額を考えると
LGグループの根幹を揺るがす大事件になりそうです。
米中貿易摩擦を受けて、インド市場に熱視線を送っていた韓国ですから、
このような事件により、関係が冷え込むのは避けたいところでしょう。
しかし、これまでの文政権の外交手腕を見ていれば、
今回も適切なフォローができるとは考えづらいといえます。
火に油を注ぐような対応をし、インドからも嫌われる…そういった事態になれば
脱韓国を進めてきた大企業にもしわ寄せがくることは明らかです。
しかし、コメントを見て驚いたのは、“これは日本の工作だ”という意見があった事ですね。
あちらも冗談で言っているのでしょうが、これほどの大事故でこの発言は、
余りにも不謹慎で許せない発言ですね。
現時点では韓国政府はこのニュースの隠蔽工作に躍起になっているようですが、
ネットニュースもありますから広まるのは時間の問題です。
果たして、どのような対応を見せるのか、注視していく必要がありそうです。
LGの工場から事故とのことですが、
このまま死者が増えず落ち着くのを願います。
韓国も、自国の企業が関係しているので
素早い支援をしてほしいですね。
続きは動画で…