『韓国の慰安婦ビジネスの旨み支援団体元所長が活動再開』
主権免除の原則を無視する異常な判決を下した裁判や、論文に対する常軌を逸した攻撃など、最近何かと公娼問題で騒がしい韓国ですが、問題は尽きることがなく、今度は「慰安婦ビジネス」で悪名高い「ナヌムの家」に新たな動きがあったようです。
ナヌムの家を出たアン・シングォン、私設「慰安婦研究所」構えて活動再開
昨年、日本軍慰安婦被害者支援施設である社会福祉法人曹渓宗ナヌムの家の後援金流用事態に巻き込まれて辞職処理されたアン・シングォン元所長が最近、新しい慰安婦被害者関連団体を設立し、活動を再開したことが確認された。
しかし、ナヌムの家を運営しながら慰安婦被害おばあさんの寄付約定書を偽造して遺産を横領し、政府支援金数億ウォンを不正受給した疑いで裁判に渡されたアン元所長が再び慰安婦団体を設立したことをめぐり、一部では、不適切であるとの指摘も出ている。
「慰安婦」でなく「性奴〇」…先月、私設研究所設立8日、CBSノーカットニュースの取材を総合すれば、アン元所長は先月22日、「日本軍性奴〇被害者研究所」という私設機関を設立した。
研究所のホームページを見ると、「日本軍性奴〇被害者問題解決のための資料の調査と研究」が団体設立の主な目的と出ている。
(故)キム・スンドク、キム・ボクトンおばあさんなど慰安婦被害者らが描いた絵数十枚とアン元所長が直接書いた慰安婦関連論文などがホームページに出ている。
また、ポータルサイトで検索されている団体の住所は京畿道金浦(キムポ)のアン元所長の妻A氏所有の建物と確認された。
アン元所長はCBSノーカットニュースと通話で、「昨年、ナヌムの家やめた後、被害おばあさんたちのために何をするべきかたくさん悩んだ」とし「過去20年間の経験と専門知識を生かして、個人的に研究所を設立した。
徹底した非営利目的の団体」と明らかにした。
アン元所長は「慰安婦」という言葉の代わりに「性奴〇」という言葉を使うべきだと強調した。
彼は「慰安婦は日本軍の加害行為を隠蔽する用語」とし「性奴〇被害者という言葉が正しい表現である。
この表現を国際的に広く知らせるために関連研究などを進める計画だ」と明らかにした。
ラムザイヤー教授を批判し、初の公式活動「論文は直ちに廃棄すべき」アン元所長は最近、チョン・デウン京畿道議員、日本軍性奴〇被害者遺族会などと共に、京畿道議会前で記者会見を開き、初の公式活動に突入した。
彼らは、論文で日本軍慰安婦被害者を自発的な売〇婦と規定したハーバード大学のマーク・ラムザイヤー教授を批判した。
彼らは「ラムザイヤー教授の論文は直ちに廃棄すべきだ。
一部の学者らはいまだに被害者に対して反歴史的妄言と冒涜をしている。
国会がこうした歴史歪曲と妄言を防ぐ特別法を作らなければならない」と主張した。
一部では「不適切」との批判も…「おばあさんの財産を横領した疑いで裁判中なのに…」しかし、アン元所長の歩みをめぐり批判の声も出ている。
昨年、ナヌムの家の後援金流用議論を経て、最終的に詐欺などの疑いで裁判にまで発展したアン元所長が、裁判中に再び慰安婦関連団体を設立したことは不適切な行為という指摘だ。
ナヌムの家の日本軍慰安婦歴史館の関係者は、「おばあさんの寄付約定書を偽造して遺産まで流出した疑いで起訴された人が再び被害者団体を作った」とし「おばあさんのための活動を通じて裁判で釈明することが目的ではないか疑わしい。
最後まで被害者を利用しようとする意図」と述べた。
続いて「研究所のホームページ上の画像も無断で盗用されたものと見られる」とし「ナヌムの家に勤務していた時に、おばあさんたちにしていた行動を考えると真正性をどう信じることができようか」と述べた。
このような指摘に対してアン元所長は「研究所の活動を個人的に利用しようとする目的はまったくない」とし「そうでなくても研究所設立が裁判に影響を与えるだろうと懸念され、法律的な諮問も受けた。
裁判とは無関係という回答を受けた」と説明した。
それと共に、「絵の著作権はおばあさんにありますが、公益目的のために使用することは問題にならないことを知っている。
無断盗用というのは行き過ぎた誹謗」と付け加えた。
一方、ナヌムの家のアン元所長とキム元事務局長は、今年1月に詐欺と地方財政法違反、寄付金品法違反、業務上横領、業務妨害、補助金法違反などの疑いで在宅起訴された。
これらの最初の裁判の日程はまだ決まっていない。
【この記事に対する私の見解】
記事によると元公娼女性の支援施設「ナヌムの家」で、以前所長を務めていたアン・シングォン氏が、先月、新しく公娼女性問題に関連した研究所を設立したそうです。
しかしアン氏は公娼問題を利用して集めた多額の寄付金を不正流用したり、亡くなった元公娼女性の遺した遺産を、寄付金と称して不正に受け取っていたとして、業務上横領などの疑いで書類送検された人物です。
更に今年に入ってからは、施設を運営する法人の理事が、併設された歴史館の学芸員を務めているようにみせかけ、韓国博物館協会から支援金として約2932万ウォンを騙し取り、詐欺罪で在宅起訴もされています。
有り体に言って「慰安婦ビジネス」に群がる典型的な詐欺師だと思うのですが、こんな人物が代表で大丈夫なのでしょうか?問題はそれだけではありません。
そもそも寄付金の殆どを不動産投資などに流用していたので、元公娼女性の介護に対して使える予算は全くありませんから、ベッドは経年劣化で傾き、落ちて怪我をする女性も居ました。
またそのせいで怪我をした女性は病院にも連れて行ってもらえず、新しいベッドは「お金の乱費になるから」と買い替えも拒否されています。
介護人が体の不自由な元公娼女性に、言葉による暴力で心理的な虐待を加えたり、寄せられた励ましの手紙がベランダに放置されていたりした事実も判明しています。
体の不自由なお年寄りに対してあまりにも惨い仕打ちで、どう考えてもこうした活動の責任者に相応しいとは思えません。
アン氏は「過去20年間の経験と専門知識」を活かしたいと述べているようですが、高齢の女性を虐待する事と、人を騙してお金を掻き集める事以外に、どんな経験と専門知識があるのでしょうか?こうした指摘は古巣である「ナヌムの家」からも出ているようですね。
アン氏が関連団体を新しく設立した事を「裁判で釈明することが目的」とまで言われています。
もちろんアン氏は反論して「個人的に利用しようとする目的はまったくない」と述べていますが、今までの経緯を踏まえて、それでもアン氏の発言を信じる人は居るのでしょうか?ここ最近韓国国内ではラムザイヤー教授の論文が注目を集めていますから、便乗して悪いイメージを払拭したいのかも知れませんが、さすがにこれは逆効果であるように思います。
そもそもアン氏は公娼問題を「研究」する機関の設立をしたはずなのですが、記者会見では目新しい「研究成果」を何も発信せず、自分たちに都合の悪い論文を廃棄する「法律」を作るべきだと主張しています。
これが何かを研究する立場としての発言なのでしょうか?
■この記事に対する反響のポイント
忘れることが出来ない、慰安婦ビジネスの旨み
それでは、この記事に対する反響なのですが…「気の毒なおばあさんたちを利用するな」「一度知った慰安婦ビジネスの味を忘れられない」「国民をだまして私欲を満たすとか、まるで悪魔だ」といったように、流石の韓国国民もまるで反省の色が見られないアン氏を非難する意見が殺到しているようです。
公娼問題には敏感な韓国人の中でさえ、アン氏を擁護する人は居ないようです。
おそらくナヌムの家やアン氏があまりに悪質過ぎて、公娼問題がどうこうと言う以前の問題だと、韓国国民は感じているのではないでしょうか。
実際、今回の記事は纏めてしまえば「詐欺師が最後に悪あがき」しているというだけの話で、日韓両国に何か影響を与えるという事も無いでしょう。
ですが一つ分かった事もあります。
それは、このような恥さらしな真似をしてでもしがみ付きたい程、韓国人にとって「慰安婦ビジネス」は美味しいという事です。
これは今後も同じようなヤカラが現れる可能性を示唆しており、そうした事を気付かせてくれたと言う点では、アン氏の最後の悪あがきにも、意義はあったと言えるのかも知れません。
国からは補助金、公娼女性からは遺産、国民からは寄付金。
濡れ手に粟の「慰安婦ビジネス」手放すのは難しいようですね。
続きは動画で…