『韓国が台湾の成長に焦る!「日本の下請けが調子に乗るな」』
台湾の「国民一人当たりの所得」が追い抜く勢いで韓国に迫っているようです。
「日本の手を借りて」などと台湾を揶揄して、事実を受け入れたくない様子の韓国国内ですが、結果はもうすでに出ていて、今、韓国がやるべきことは行いを見直すこと一択なのではないでしょうか。
韓経:「日本の下請け基地」台湾の反転…1人当たり所得で「韓国を追い抜く」迫る
台湾の経済が変わっている。
台湾は中国のけん制を受け、日本大企業の「下請け基地」として役割を果たしながら20~30年間低成長から抜け出せずにいた。
このため、1人当たり国民所得が2003年韓国に遅れをとって以来、格差が広がってきた。
だが、最近になって様相が変わっているようです。
台湾の経済成長率が2019年、2020年2年連続で韓国を抜いたことに続き、今年も韓国を上回るものと予想された。
2024年ごろには台湾の1人当たり国民所得が韓国を追い抜くだろうという観測も出ている。
18日、台湾統計庁と韓国銀行によると、台湾の実質経済成長率は2019年2.96%、2020年2.98%に同期間それぞれ2.0%、マイナス1.0%となった韓国を上回った。
台湾統計庁は今年台湾の成長率が3.83%になると見通した。
韓国の今年成長率見通しである3.0%(韓銀展望値基準)を大きく上回る。
成長速度が速いため、台湾の1人当たり国民所得(GNI)も急速に高まっている。
2018年2万6421ドルから2019年2万6594ドル、昨年2万9205ドルに上がった。
韓国との所得格差も縮まっているようで、韓国の1人当たり国民所得は2003年史上初めて台湾を追い抜いて以来ずっと上回った。
だが、韓国は2018年3万3563ドル、2019年3万2114ドル、昨年3万1000ドル(推定値)程度へと毎年減少した。
台湾の台頭は米中紛争の反射利益を得た効果が大きいという分析だ。
2016年蔡英文総統が「台湾独立と反中」を掲げて当選し、2017年執権したドナルド・トランプ米大統領が中国と紛争を起こして日本、米国などのグローバル企業のうち一部が生産基地を中国から台湾に移した。
アップルが昨年AirPods、iPad、Apple Watchの生産施設を台湾に移転したのが代表的だ。
台湾経済の成長はTSMCなど半導体企業が導いている。
台湾の半導体企業の昨年輸出額は2019年比22%増えた1220億ドルだ。
これは昨年台湾全体の輸出額の3分の1水準だ。
TSMCの善戦を踏まえて昨年台湾の輸出額は前年比1.6%増えた。
韓国の昨年輸出額が2.5%減少したことに対比される。
TSMCの時価総額は昨年半導体の受託生産需要が急増して18日現在5685億ドル(約60兆円)に達する。
4973億ドルのサムスン電子を大きくリードしている。
台湾政府は半導体など情報技術(IT)産業を政策的に育成している。
国土全体を「シリコン島」に作ろうという計画の下に、1990年代後半から半導体などIT産業に数十兆ウォンを投資した。
半導体協会のアン・ギヒョン常務は「台湾政府は1980年から米国シリコンバレーの優秀な華僑人材を誘致するために相当な努力を注いで成果をあげた」と話した。
台湾と米国の蜜月関係も経済成長に大きな力になった。
米中紛争以降、米国ファブレス(半導体設計専門企業)AMD、NVIDIA、MediaTekなどがTSMCに半導体物量を集中的に取り引きしている。
成功的な防疫も台湾成長の流れを後押しした。
この日、台湾の新型肺炎累積感染者は938人で韓国(8万5567人)の「90分の1」水準だ。
台湾の強固な「外貨安全弁」も安定的成長の踏み台になった。
昨年末、台湾の外貨準備高は5299億ドルで世界6位だ。
9位である韓国(4431億ドル)に比べて900億ドル多い水準だ。
豊かな外貨資産のおかげで為替など金融市場の変動性が大きくなかった。
世界金融市場が波打つと、海外の株式など対外資産を売って台湾ドルに両替しようとする台湾機関・家計の需要が大きかったためだ。
台湾はかつて強小型企業中心から大企業中心に産業が再編されている。
TSMCだけでなく、フォックスコン、台湾プラスチックグループ、HTC、ASUS、MediaTekなど大企業が大きく増加した。
専門家は世界的な競争が激化するときは資金力とネットワークを備えた大企業を多数保有した経済が生存に有利だと評価している。
【この記事に対する私の見解】
台湾が台頭してきたのは米国や日本の力があったから、外交戦略上当然の結果などと素直に敗北を認めないような表現が多いように見えますがこれが結果です。
台湾がどこの国とどう繋がっていようと関係なく、ひたむきに努力をした結果、国民や国自体の所得が成長したのです。
韓国側が経済の衰退を隠蔽するために必死で反日を訴えている間に、台湾は経済的に急成長して、世界に名を連ねるまでに上り詰めました。
「日本の下請け基地」と言って台湾を揶揄するのではなく、結果に対して称賛して学ぶという姿勢がなぜ取れないのか疑問です。
台湾が下請け基地であるならば、韓国は何なのでしょうか?日本や米国から技術などを提供して貰い、ここまで経済を発展させることが出来たにも関わらず、「全て韓国の成果である」と豪語し、強気な態度を貫く、そのようでは世界から見放され、今後の経済発展は見込めません。
日本にしても過去から現在にかけて技術面で欧州や米国と競いながらもお互いに助け合い切磋琢磨して、現在の世界に誇る技術力を確立しており、そういった経緯から、他国に感謝の意識を持ちながら発展しています。
韓国がよく比較してくる日本、台湾、米国などに、韓国が追いつくことが出来ない理由はただ一つ、「他国に対する尊敬の念を欠いている」ということです。
また台湾国内には「嫌韓」という意識が渦巻いているようですが、その理由は納得で、韓国による過去の裏切り行為が原因のようです。
過去だけではなく現在も「どっちつかずの態度」を繰り返し、どの国に対しても誠実な外交を行っていないようですが、歴史問題などと言う前に、自分達の行動を見直した方がいいのではないでしょうか。
また、日本政府による輸出管理が引き金となり半導体事業が低迷しているようですが、あまりにも日本への依存度が高すぎて、日本や米国がいなければ何も出来ない国であることは明白です。
半導体に関しても国産化が成功したとの報道が出回っていましたが、TSMCとの対比結果が全てを物語っていますね。
「日本の輸出管理のせいだ!」などと負け惜しみを言っているようですが、台湾の台頭という結果を見て何を思うかは自由ですが、現実を見ないままでいると、韓国経済の崩壊はどんどん近づくのではないでしょうか。
■この記事に対する反響のポイント
台湾の成長が羨ましい、他国の成長は認めない
それでは、この記事に対する反響なのですが…この記事に対して日本からは「韓国はただの隣国だけど、台湾は価値観を共有する隣国」「親日国家と反日国家の差が時期を合わせて盛衰を物語っている」「台湾はTwitterで先日の地震のお見舞い文を寄せてくれた、喜んでいる韓国とは違う」「日本人は台湾に対して尊敬の念を抱いている」という意見が上がっています。
台湾に対しては好感を持つ意見が多いようで、日台関係の良好ぶりが伺えます。
台湾には他国が応援、支援したくなる理由が存在しますが、逆に韓国には存在しません。
そこが台湾と韓国の差なのではないでしょうか。
また韓国からは「日本と協力しているから台頭しているものの、その判断はミスとなるだろう」「TSMCは自分達の弱い部分を日本に補完して貰っていて、自分達では何も出来ない」「このような記事に喜ぶのは、台湾、米国、日本だけです」という意見が上がっていますが、このように台湾が台頭している記事を読んで各国が喜ばないわけがありません。
判断ミスなどと言いながら現在の強気な姿勢を崩さないのは良いですが、それが最後の判断ミスとなるかもしれませんね。
強気な姿勢をいつまで続けることが出来るのかも見物です。
親日国と反日国との差が経済成長率となって明白化されました。
韓国は今後、一体でどのように成長していくのでしょうか。
続きは動画で…
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