『米韓関係の強固さをアピール非核化で韓国は頼られている!』
韓国政府高官が米国補佐官と電話会談を行い今後の米韓関係について話をしたそうです。
米国時期大統領がバイデン氏に決まり先日就任しましたが、それによって、韓国政府による米国への擦り寄り行動が活発化しているようです。
韓米の安保担当高官が初協議 非核化へ努力確認
韓国青瓦台のソ・フン国家安保室長は23日、米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)と電話で40分協議し、韓米同盟の重要性を確認した。
青瓦台によると、ソ氏はサリバン氏の就任を祝い、双方は韓国外交政策の根幹である韓米同盟の強固さを再確認した。
また、朝鮮半島情勢に対する評価を共有し、朝鮮半島の非核化と平和定着の目標を実現するため、韓米が共同で協議・努力することで一致した。
サリバン氏は「韓米同盟はインド・太平洋地域内の平和と繁栄の中心軸。
米国と民主主義、法治などの価値を共有する同盟として、米国は今後、韓国とさまざまな事案に対し、緊密に協議していく」と話した。
【この記事に対する私の見解】
韓国は米国との間で、緊密に連携していくという話をしたようですが、今回はただの「電話会談」であり、正式なものではありません。
米国と電話会談をしたことで「米国からはまだ見捨てられてない」ということを世界や韓国国内にアピールをしたようですが、このように記事にしてアピールするほど痛々しさが増します。
そして韓国といえば北との「密接関係」ですが、文大統領は就任後から、ブレることなく北との関係改善に努めています。
2019年2月、ハノイにおける米朝会談で、両国は交渉が決裂していて、その後は北の非核化が一向に進まない状況です。
そればかりか、最近の動向を見てみると「ミサイルの発射」などを含めて北に対する情勢は悪化しているのではないでしょうか。
韓国の考えとしては米朝の間を取り持つことで、米国への擦り寄りにも利用できると、一石二鳥を狙っているのでしょう。
そのため、北との密接関係を望んでおり、そのためには人権侵害も厭わないような状況です。
今回の電話会談では、朝鮮半島の非核化と平和定着を主な議題として話し合ったそうですが、その平和を崩し、非核化を遅らせているのはどこの誰なのでしょうか。
米国に関しても「日本人拉致問題」「朝鮮半島の平和定着」を後回しにし続け、米朝会談を行えたとしても、自分達の利益に繋がることばかりで、世界の為になることは一切成し遂げることが出来ていません。
韓国政府に関しても外交が上手いフリをして米朝会談に近づくも、北からは拒否されてしまう始末で全くもって意味を成していません。
今回の電話会談で、今後の朝鮮情勢が好転するような動きを起こすことができるのでしょうか。
正直これまでの米韓の動向を見ても不可能に近いとは思います。
昨年12月にも米韓は協議を行っているようですが、韓国曰く「韓国は朝鮮半島における民主主義のかなめ」と米国から言われたそうです。
韓国側の解釈としては「米国は自国を頼ってきてくれている」となりますが、本来の解釈としては2019年8月に韓国が脱退を宣言したGSOMIAにヒントがあるように思います。
GSOMIAは日米が協力して朝鮮半島の争いから韓国を守るというのが主な概念です。
そんな協定を韓国が「ホワイト国から外されたから、反日行動を起こす」という意味不明な理由で脱退を宣言しました。
当然米国は強く反発し、日本は見事にスルーしましたが、それにより韓国が「一旦保留」と言い脱退宣言を撤回しました。
ただそのような自分勝手の行動により米国を酷く怒らせてしまった韓国は、大統領が変わるこの機会を伺っていたのではないでしょうか。
バイデン氏が大統領になったところで、韓国政府自体が「外交力」「人間力」を身に付けなければ、同じ結果になるというのに、その考えに至ることが出来ない辺りが哀れでなりません。
■この記事に対する反響のポイント
米国は必要か?韓国に選択肢がある?
それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国からは「同盟関係に有るが…共同軍事演習が出来ない現状を考えると未来は無い」という意見や「米国ばかりに頼っているが、自国だけでもどうにか出来る!韓国政府は弱い」といったように、米韓関係については頼るか自立かで意見がわかれているようです。
しかし、客観的に見ていると、軍事の面でもそうなのですが、技術開発や産業面においても韓国は明らかに他国を頼りすぎです。
その依存体質を先にどうにかしなければ、国家の崩壊も近いのではと思います。
頼る頼らないを選択するのではなく、頼るしかないという事を認識していないと、いざ見放された際に、何も出来ないで沈んでいくしか後はなくなりますからね…また日本からは「どの分野でも協力することで一致したと書いているが、電話会談だからね」「国連軍が多大な犠牲を払って今の国家がある事の自覚が薄い」「文政権の“安全保障は米国・経済は中国”と言ったダブルスタンダード外交は、バイデン政権には通用しないと思いますよ」という意見があがっています。
韓国政府の外交力は非常に低く、また各国に対して嘘を付き良いことばかりを言う「二枚舌外交」です。
ただ日本としては不本意ながら韓国の二枚舌には慣れてしまっています。
ですので、韓国の嘘などすぐに見抜けます。
世界を見ると騙されてしまい大変な思いをしている国、イランなどがありますが、そのような国ももうすぐ「韓国の嘘」に気づくでしょう。
嘘を撒き散らすことで保つことが出来ていた国家も、各国に嘘を見抜かれるのは時間の問題でしょう。
米韓関係の今後の展開は見物ですが、韓国の人権侵害は国際問題となるでしょう。
「自称民主主義の要」の崩壊はいつなのか。
続きは動画で…