実は韓国も関与していた?PM2.5による大気汚染、原因は中国だけではないとの研究結果【世界情勢】

実は韓国も関与していた?PM2.5による大気汚染、原因は中国だけではないとの研究結果【世界情勢】
韓国科学技術研究院の発表によると、国内で深刻な問題となっているPM2.5は、実は中国だけでなく韓国国内の大気汚染にも原因があると言う事が分かりました。しかしこの、自国にも責任があるという結論は、韓国国民には中々受け入れ難いようです。■チャプター00:00 オープニング 01:04 ソウル新聞より 朝鮮半島最悪の微...

『実は韓国も関与していた?大気汚染の原因は中国だけではない』

韓国科学技術研究院の発表によると、国内で深刻な問題となっているPM2.5は、実は中国だけではなく韓国国内の大気汚染にも原因があると言う事が分かりました。
しかし、この自国にも責任があるという結論は、韓国国民には中々受け入れ難いようです。

朝鮮半島最悪の微細粉塵の原因は、中国だけではない

今年は感染症の影響で毎年春に韓半島をガス室にする高濃度粒子状物質発生日が多くなかった。
秋から翌年春にかけて最悪の大気質を作り出す微小粒子状物質(PM2.5)の原因を巡り、議論が依然続いている中、国内研究チームが韓半島最悪の大気質を生み出す原因を究明し、注目を集めている。
韓国科学技術研究院(KIST)環境福祉研究センターの研究陣は28日、中国発の粒子状物質の流入とともに、韓国内で排出された窒素酸化物との相互作用によって、首都圏のPM2.5汚染をさらに悪化させていると明らかにした。
このような研究結果は大気環境分野の国際学術誌「大気化学と物理学」に掲載された。

高濃度のPM2.5の汚染原因として、中国発の粒子状物質が取り上げられているが、単に中国発の粒子状物質の流入だけで説明するには困難なケースが多い。
これを受け、研究チームは測定日によってPM2.5を「外国流入」、「国内大気停滞」、「外国流入と国内大気停滞」の3つの状態に分類し、それぞれに化学的、熱力学的特性を分析した。
分析の結果、「国内大気停滞」のケースのPM2.5濃度は1㎥当たり34㎍で、中国発の粒子状物質が流入した時(=「外国流入」のケース)は53㎍だった。
中国発の粒子状物質と国内大気停滞が重なった場合(=「外国流入と国内大気停滞」のケース)、72㎍と最も高い濃度を見せた。
中国発の粒子状物質が流入した場合は、流入しない場合よりも硫酸塩や硝酸塩、アンモニウムのような2次生成汚染物質が含まれており、水分も増えていることが確認された。

硝酸塩や硫酸塩は吸湿性が強く、粒子内の水分を増加させる役割をする。
水分の多い粒子状物質が首都圏に流入すれば、自動車の排気ガスや火力発電のような窒素酸化物と出会って反応を起こし、再び硝酸塩を増やす悪循環が続き、粒子状物質の濃度を高めるという。
研究チームは、「国内窒素酸化物排出を低減させれば、中国発の粒子状物質が流入しても首都圏のPM2.5汚染を緩和させることができる」と助言した。
KISTのキム・ジンヨン博士は、「今回の研究で首都圏のPM2.5は、中国発の粒子状物質が韓国内の自動車や産業施設から排出される汚染物質と結合して発生すると明らかになり、首都圏のPM2.5管理政策の効果的な土台になるだろう」と述べた。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
報道 探

韓国の研究チームが、朝鮮半島に拡がる大気汚染についての研究成果を発表しました。
それによると大気汚染の原因は中国だけにあるのではなく、韓国国内の大気汚染と結合することで、よりその濃度が高まっている事が指摘されています。
実はこうした研究結果は今までにも何度か発表されています。
2019年の6月には大統領直属の国家気候環境会議で「大気汚染の原因を8割以上中国の影響としているが、科学界は2割~5割と発表する」との声明を発表しており、同年11月に日中韓で初の共同研究を元にまとめた報告書では、韓国で発生するPM2.5の半分以上が国内に起因すると報告されていました。
中国の影響はあるけれども、国内にも問題があると言う結論です。
しかし、こういった自国の評価を落とす事実を、韓国国民はなかなか受け入れようとしません。
中国への露骨な忖度を見せる文政権ですから、安易に信用する事も出来ないのでしょう。
大統領選挙の際、文在寅は公約として「微粒子物質の排出量削減」を公約に掲げていました。
しかし彼が就任して以降、大気汚染は改善どころか深刻化する一方です。
習近平国家主席との会談でも大気汚染問題についての抗議や具体的な問題提起は一切ありませんでした。
これでは政府の発表を言葉通りに受け取れないのも無理はないのかもしれません。
しかし本当に全ての問題は中国にあるのでしょうか?
昨年、化学大手のLG化学とハンファケミカルが微粒子物質の排出量を捏造し、虚偽の報告をしたと報道されましたし、サムスン電子を含む大手企業6社にも、大気汚染物質の排出量を捏造した疑惑が向けられています。
この中には基準値を173倍も超えていたにもかかわらず、異常は無かった、と報告をねつ造した事例もありました。
こうした事実を踏まえれば、韓国の大気汚染の原因は間違いなく韓国にもあると言って良いでしょう。
世界の大気汚染指数を都市別に公表する民間組織「エアビジュアル」のデータでは、上海を抑えて世界一空気が悪い都市にソウルを挙げています。
国際環境団体グリーンピースの調査結果では、OECD加盟国の中で大気汚染度が高い上位100都市の中に韓国の都市は44カ所も含まれているそうです。
このように世界一大気が汚染されている韓国ですが、その責任をすべて中国に押し付けるような態度は少し恥ずかしいですね。
今回の記事でまたもや問題を突きつけられた格好の韓国ですが、自らの責任にきちんと向き合わない限り、感染症の拡大が終わってもマスクを手放せない日々は続くでしょう。
それでは、この記事に対する反響をポッチー君に教えてもらいましょう。

■この記事に対する反響のポイント

ムンさん
ムンさん

・中国が動きを止めたら汚染が無くなった
・責任は韓国にはない
・政府がイメージダウンを引き受けている

ポッチ―
ポッチ―

アシスタントのポッチーです!それでは、この記事に対する反響なのですが…
「中国の工場が閉まってるから最近は汚染を感じない」つまり責任は中国という意見が多く見られます。
確かに中国の大気汚染は深刻ですが、もう少し自国の状況も見返してほしいですね。
また今回の発表を「原因が中国だけでないとしようとしている」というように、文政権が忖度して、一緒に罪を被って印象の低下を分散させているとの考えもあるようです。
「中国からお金をもらったんだろ」とメディアを勘ぐる声もありますが、ここまで自分たちを正当化できるのは、相変わらずすごいですね。

【これに対する私の見解】

報道 探
報道 探

ポッチー君ありがとうございました。
やはり韓国にも責任があるという結論は、国民にとって納得がいかないようですね。
ほとんどの人が、責任は中国にあるというスタンスのようです。
しかし先ほども述べた通り、まずは自国の問題をしっかり認識して改善しなければ、ソウルは「世界一空気が悪い都市」という汚名を返上することは出来ないでしょう。
昨年文政権は、この深刻化する大気汚染を解消する為に、飛行機を使って人工的に雨を降らせるという実験を行いましたが、なんともユーモア溢れるアイデアですが、現実的ではありませんね。
こうしたアピール目的の奇策ではなく、国内企業が排出する大気汚染物質の削減に正面から取り組むべきです。
中国に強く出る事の出来ない文政権下では、自国を改善して行くしか道が無いのではないでしょうか。

報道 探
報道 探

ソウルが、大気汚染世界一位という不名誉な座に就く事もそうですが、近隣国の為にも改善してほしいですね。

続きは動画で…

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