文大統領が民主主義宣言を行った韓国、米国から「人権問題無視してはいけない」と警告をされる！【世界情勢】

『最高の民主主義国家韓国
米国に人権問題で警告される！』

元々は人権派弁護士として名を馳せたはずの文大統領ですが、
何故か非人道的行為を繰り返す北朝鮮の肩を持つ素振りを見せています。
先日、民主主義について語ったばかりなのに、米国から人権問題をつつかれてしまいました。

米国国務省「北の人権問題扱うべき」… 米人権団体「ビラ禁止は災厄」

北朝鮮による脅迫の後、法解釈まで変えて対北ビラ散布団体を処罰しようとする
韓国政府の動きに対し、国際社会で懸念の声が強まっている。
平素は韓国の民主主義発展の様子や表現の自由を高く評価してきた知韓派の人々の間からも
「韓国で人権と表現の自由の原則が揺らいでいる」
「韓国政府は北朝鮮住民より金正恩独裁政権の方に神経を使っている」という指摘が出た。
北朝鮮制裁の専門家であるジョシュア・スタントン弁護士は11日、
ツイッターで「表現の自由」に関する記事をシェアし
「北朝鮮の『最高検閲責任者』金与正が韓国政府に
『あれ（ビラ散布）をやるな』と命令できるのであれば、
韓国の法と民主主義について何を語れるだろうか」と書き込んだ。
米国スティムソン・センターのジェニー・タウン研究員も11日、
韓国統一部がビラ散布活動を行った二つの脱北者団体を告発したことについて
「北朝鮮の最後通告にすぐさま反応して民主的自由を抑圧するのは本当に誤った動き」と指摘した。

タフツ大学フレッチャー・スクールのイ・ソンユン教授は
「北朝鮮を韓国のようにしたいと太陽政策を叫んでいた政治家・専門家らが思い出される」
というツイッターのメッセージを引用し
「（これが）進歩派だという文在寅政権で起きていること」と皮肉った。
人権の専門家らも懸念の声を浴びせ掛けた。
国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」の
フィル・ロバートソン・アジア局局長代理は11日に声明を出し
「文在寅大統領は、情報を収めた風船を北朝鮮に飛ばす活動を妨げようとするよりも、
北朝鮮に『住民が見るべきものをコントロールする行為を中止して表現の自由を尊重せよ』
と要求しなければならない」とし、さらに「韓国は金正恩の妹の脅しにぺこぺこするよりも、
38度線で分断された（南北の）住民らが互いにコミュニケーションを取れるように、
検閲・統制したチャンネルを開放せよと北朝鮮政権に要求すべき」と表明した。

民主主義防衛財団のデイビッド・マクスウェル上級研究員も「この件に私は心を痛めた」とし
「彼ら（脱北者）は、（そして彼らの努力は）攻撃ではなく保護の対象になるべきだ」とし、
さらに「こうした行動が韓国や文大統領の『平和戦略』にとって全く利益にならない
ということを理解すべき」「韓国は極めて悪い道に向かっている」とコメントした。
全米民主主義基金のカール・ガーシュマン会長は、自由アジア放送（RFA）のインタビューで
「表現・言論の自由のない北朝鮮に情報を知らせる努力は、世界人権宣言の精神に符合する」とし
「こうした表現の自由を制限しようとする（一部）韓国人が懸念される」
「（北朝鮮との国境の）外から北朝鮮住民を助け、支援する上で、
この人々に情報を提供することほど重要なことはない」と語った。
米国の女性北朝鮮人権運動家、スザンヌ・ショルティ北朝鮮自由連合代表は
「文在寅政権は北朝鮮住民より金正恩独裁政権の方に神経を使っている」と主張した。

【この記事に対する私の見解】

報道探

といったように、世界的にも北朝鮮の非人道的行為に対する批判が集まっており、
脱北者の保護が求められる中、それに逆行するような振る舞いを続ける文政権に
韓国国内だけでなく世界からも批判の声が上がっています。
しかし、こうした文政権の傾向は、今に始まった事ではありません。
今回、パンデミックと金正恩氏の体調不良説で北朝鮮がいつになく攻撃的になっているため、
文政権の北朝鮮への忖度ぶりが露呈した訳ですが、文政権就任以降ずっと続いてきた事なのです。
2019年にも、ソウルで北朝鮮から脱出してきた40代の女性と6歳の息子が遺体で発見され、
その死因は餓死だったとみられており、厳しい北朝鮮の食糧事情に耐えかねて
命がけで脱出したにも関わらず、先進国を自称する韓国で餓死することになるとは、
この親子の無念の気持ちは計り知れません。
韓国国内でも、母子の死は防ぐことができたはずだと政府を批判する声が上がっています。
本来、韓国に入国した脱北者は、政府による保護の対象となるにも関わらず、
餓死するほど困窮させられるといった事態はどう考えても異常です。
脱北者団体などは、文政権以降脱北者が不当に扱れていることのあらわれであると指摘し、
厳しく批難しており、事実、文政権の脱北者への対応は日に日に強まっており、
脱北者団体「北朝鮮民主化委員会」の代表は、文政権になって以降、
脱北者団体への支援が全て中止されたと語っています。
さらに彼は、政府が脱北者の経歴を調べた上で、一部だけを支援しているという証言もしており、
北朝鮮の脱北者への厳しい弾圧に、韓国が加担している疑いが強まっているのです。
また、韓国政府が特に北朝鮮の人権問題を声高に訴える脱北者を少しずつ抑圧しており、
講演やテレビに脱北者が出演する機会が極端に減ったとも言われています。
文政権の北朝鮮への忖度はメディアにまで及んでいるのです。
このように、北朝鮮擁護の姿勢をみせている韓国ですが、
米国との友好的な関係を維持するうえで、今後はどう動くのでしょうか？

■この記事に対する韓国国民のコメント

ムンさん

・ろうそく集会による最高の民主主義によって誕生した政権が

国を共産化させている…
・国が共産国家になっていく…
・北朝鮮のための人権法を制定しなければならない
・今後２年間でどれほど多くの法律が作られていくのでしょうか？
・文在寅は私邸をヤンサンではなく、ピョンヤンに建てる方が良さそうです
・政府与党は自分達の都合のいいように法を作り直そうとしている
・アメリカは自国の人権を正してから言え
・黒人を差別しているアメリカの言うことではない
・アメリカこそ人権法を制定しなければならない国だ！
・人種差別をしている国がどんな顔で韓国のことを指摘しているのだ？

【これに対する私の見解】

報道探

といったように、韓国国内では北朝鮮に傾倒していく文政権に不安の声があがっています。
また、黒人男性差別騒動にツッコミを入れるコメントも多く見られますが、
今の韓国の問題は、そのデモや抗議運動に関しても、
脱北者に関するものとなると言論の自由が失われているという点でしょう。
南北統一を本当に目指すのであれば、両国の架け橋となりうる脱北者の保護は必要不可欠です。
あれだけ南北統一の理想を熱弁しておきながら、北朝鮮の体制維持に協力するかのように
ビラの散布を禁止したり、脱北者を冷遇することはあまりにも矛盾しています。
また、攻撃的な態度を強める北朝鮮への弱腰な姿勢を続けていては韓国国民の不安も高まる一方です。
経済的な低迷だけでなく、安保面でも懸念材料があるとなれば
富裕層などの脱韓国はより深刻化していくことでしょう。