【今回のニュースについて】
日本が核心材料3品目に対する輸出規制を始めて2カ月ぶりに韓国企業の供給先多角化と国産化戦略が相当な成果を上げている。
日本は7月4日から半導体・ディスプレーの核心材料3品目(フッ化水素、フォトレジスト、フッ化ポリイミド)に対する
輸出規制を実施した。
だが、2カ月余りぶりにサムスン電子やSKハイニックスなどの「脱日本」を通した材料供給が支障なく進行されたことを受け、
むしろ日本の素材メーカーの市場での存在感が薄れるだろうとの分析が多く出ている。
◆サムスン電子用国産フッ化水素、今月内に試作品登場
2日、業界によると、韓国企業のソルブレインは今月内にDRAM・NAND型フラッシュメモリー工程に使われる
高純度フッ化水素の試作品を量産する計画だ。
日本企業に劣らない「ファイブナイン」(99.999%)の純度のフッ化水素(HF)の液状形態製品だという。
中国産の原料(無水フッ酸)を使って生産した。
今月内に工場増設を終えると同時に量産に入る予定だ。ディスプレーパネルと比較すると半導体工程には
さらに微細な回路工程が求められるためはるかに高品質のフッ化水素が必要だ。
国産フッ化水素がDRAM・NAND型フラッシュメモリー工程に本格的に活用される時期は年末ぐらいとみられる。
サムスン電子・SKハイニックスのような半導体企業内の素材開発チームで試作品の成分を分析し、
試運転に入る期間(2~3カ月)などを勘案しなければならないためだ。実際に半導体工程で基板である
ウェハーが投入されて各種工程を経て完成品が出てくるまでには少なくとも2カ月が必要だ。
その他にもSKハイニックスはSKグループの子会社であるSKマテリアルズを通じて年末までに
フッ化水素の試作品を生産する計画だ。
サムスン電子とSKハイニックスは国産化作業以外にも中国・台湾やシンガポールなどから集めた在庫だけで
年末まで耐えることができるという。
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