『深刻な内部崩壊が発生中韓国軍に米国の反応は』
米軍との作戦統制権移管を進める韓国軍ですが、軍隊としての機能が破綻しているようです。
度重なる脱北者の侵入や軍施設への民間人侵入など、軍隊としての基本が出来ていない状況です。
文政権は、対話を安全保障の担保にできると本気で考えているのでしょうか。
【社説】現在韓国軍は内部崩壊の状態にある
今月16日に、ある北朝鮮男性が東海岸を通じて帰順したが、これはほぼ崩壊状態にある韓国軍の実情を赤裸々に示す出来事だった。
韓国軍合同参謀本部が23日に発表した内容によると、この北朝鮮男性が韓国側の海岸を歩いて南に移動する際、監視カメラに10回も撮影されていたが、韓国軍はその8回目まで事態を全く把握できていなかった。
前方の監視カメラでは2回にわたり警告灯と警告音が作動したが、監視兵は特に理由もなく風が原因の誤作動と勝手に判断してこれを無視した。
幹部は電話中だった。
最初から警戒をしていなかったのだ。
任務を遂行しない部隊はここだけだろうか。
決してそんなことはないだろう。
問題の北朝鮮男性は5－6キロの距離を3時間以上かけて歩き、民間人統制ライン付近まで南下したが、最初に識別されてから師団長に報告されるまで34分もかかった。
武装した敵軍が侵入していればどうなっていただろう。
北朝鮮男性は海岸に設置されている鉄柵下の排水路に入り込んだ。
ところが現場の部隊はこの排水路の存在そのものをこれまで知らなかったという。
地形や地雷の危険性などから把握が難しかったと言い訳している。
兵士が自ら担当する地域の中で「行きにくくて危険」という理由で行ったことがない場所があるというのだ。
昨年7月にはある脱北民が西海の鉄柵下にある排水路を通って越北したが、このときも合同参謀本部は現場の部隊全体に排水路の確認を指示した。
ところが今回問題となった師団は問題の排水路を確認もせず「問題なし」と報告していた。
合同参謀本部の命令さえ聞き流しているのだ。
これではもはや軍隊とは言えない。
合同参謀本部は「事態を深刻に認識している」とした上で「根本的な対策に当たる」と約束した。
古いレコードが回っているような感覚だ。
昨年の脱北民越北事件でも合同参謀本部議長は国会で「事態を深刻に認識している」として「根本的な対策に当たる」と誓った。
一昨年、北朝鮮の木造船が三陟（サムチョク）港にやって来たときも同じ言葉が繰り返された。
済州（チェジュ）海軍基地がデモ隊の遊び場となり、首都防衛司令部が酔っ払いに、また鎮海（チネ）海軍基地が認知症高齢者に侵入されたときも韓国軍は「事態を深刻に認識している」と表明した。
「厳正な対処」「厳しい調査」「責任を痛感」などの言葉も、問題が発生するたびにオウムのように繰り返されているが、これらがわずか1回でも守られたことはない。
今やこの種の言葉を聞くと国民はもちろん、兵士たちでさえ内心苦笑いをしていることだろう。
このように初歩的な警戒さえできない軍隊が、戦時作戦統制権の移管を急いでいる。
核兵器を保有する北朝鮮と全面戦争が起こった場合、核抑止力を全く持たない韓国軍が核抑止力を持つ米軍を指揮するというのだ。
これに米国が同意するだろうか。
このようなナンセンスについては驚くべきことに韓国軍が先頭に立っている。
軍人でありながら国を守ることをせず、国内の政治宣伝に没頭する大統領にこびを売っているのだ。
韓国軍内部のナンセンスはもはや日常になった。
最も重要な韓米合同軍事演習はすでにコンピューターゲームのように変わってしまった。
政権が行う南北ショーと平和ショーにより、韓国軍は事実上、精神的な武装解除に向かっており、今では「軍事力ではなく対話で国を守る」「韓米訓練については北と協議する」とまで言い出した。
元在韓米軍司令官は現状について「このままでは北朝鮮に服属する」と指摘したが、この警告を誰が聞き流せるだろうか。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ僕の感想ですが今月に発生した脱北者の侵入事件で、韓国軍が崩壊状態である事が露呈しました。
監視カメラの警告灯・警告音まで作動したのに、勝手に誤報と判断したようです。
軍隊としての緊張感が足りないだけではすまされない状態です。
さらに「危ないから」と言う理由で海岸に設置されている鉄柵の状態を確認していなかったそうです。
仮にも、国防を預かる軍隊がそんな理由で確認をしないとは、杜撰な民間企業並の危機管理能力だと言わざる得ないです。
極めつけは、見てもいない鉄柵を「問題なし」と虚偽の報告をしている始末です。
軍隊として上官の命令には絶対服従なはずなのに、命令違反の上に虚偽報告ですから軍隊の指揮命令系統が崩壊しているのです。
韓国の合同参謀本部は口先だけで「事態を深刻に認識している」とは言いますが、そもそも指揮命令系統が崩壊している軍隊のトップの発言には、何の意味も無いことが露呈しています。
そして、韓国軍の失態は今回だけではなく、もはや救いようが有りませんね。
基地がデモ隊の遊び場になり、軍の施設内に「酔っぱらい」や「認知症の老人」が次々と侵入を簡単に成功させています。
防衛機密の管理以前の話で、誰でも軍施設に入り情報を盗み放題だったと言えるのです。
さすがに認知症の老人の侵入は、隠れるつもりもゼロの侵入者ですから、そんな人物が無許可で入れてしまう事は、民間企業ですら起き得ない事です。
そんな韓国軍は、米軍より戦時作戦統制権を移管するように急かしています。
こんな韓国軍の指揮下に、バイデン大統領は大切な自国軍を入れるでしょうか？僕が判断を下せるのであれば迷わず拒否します。
自国兵士を戦う以前に失ってしまう危険性が高いですからね。
また、日本の自衛隊が戦力を増強しているのが羨ましいのか、はたまた脅威と感じているのか、韓国軍は軽空母を配備する計画を発表しています。
世界有数の海洋国家である日本は、中国への警戒などで防衛力の増強は必要です。
しかし、領海及び排他的経済水域がそれほど広くない韓国は、どこで軽空母を活躍させるのでしょうか？そもそも、韓国軍の最大の敵は北なはずで、その北とは陸続きになっています。
確かに、陸海空軍の連携を強化すれば、より高い攻撃能力を保有する事にはなりますが、米韓同盟で米国海軍との連携を深める事で十分に補完出来ると思います。
北の事を考えれば、戦闘機に予算の割り振りを増やすことが大切なのは、小学生でもわかる事実なのですが、文政権は北と「対話」で平和を守ろうとしています。
対話は大切ですが、それだけで平和が訪れる事はありえないことは、世界史を少し勉強すればわかるはずですがね。
■この記事に対する反響
それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国の反応ですが「米軍が韓国軍を厄介者として見ているということだが深刻だね」「朝鮮戦争で血の同盟と言われるほどの結束があったのに、今の韓国軍では無理だな」といったように、米軍に愛想をつかされている事を気にしているコメントが目立ちます。
脱北者を発見できないだけではなく「危険だから」という理由で任務を放棄するなど、米軍から見れば、韓国軍は軍隊には見えないですよね。
百戦錬磨の米軍ですから、そんな韓国軍と一緒に戦うことは心から願い下げでしょう。
また「米国の奴らは韓国を抑圧するだけだ、直ちに朝鮮半島から消えろ！」といったような、反米感情まで出てきています。
先ほども触れましたが、朝鮮戦争を共に戦った同盟関係は忘れてしまったのでしょうか？恩を仇で返す国民性では、そのうち世界から見放されますよ。
軍隊として体を成していない韓国軍は、世界の諜報機関からは調べる価値が無いと烙印を押されているでしょう。
続きは動画で…
