『日韓関係修復案とは?「慰安婦問題解決へ新たな基金」』
日本で新たに韓国大使に就任したカンチャンイル大使から元公娼基金についての発言がありました。
知日派と知られるカン大使ですが、あくまで反日な雰囲気なことは拭えません。
今回の元公娼基金に関する発言とともに、過去の発言からもカン大使を分析したいと思います。
韓国の新大使、残金で基金主張
韓国のカンチャンイル新駐日大使は22日、元従軍慰安婦問題に関し、2015年の日韓合意に基づき日本政府の拠出金で設立された財団の残金を使って「両国が基金をつくることを話し合うべきだと考えている」と述べた。
同日、成田空港に到着し、報道陣の取材に答えた。
財団は「和解・癒やし財団」で、元慰安婦の女性や遺族に現金を支給したが、日本政府による賠償などを求める支援団体の反発があり、19年に解散。
約57億ウォン(約5億3千万円)が使われず残っている。
財団については、18年11月に当時の韓国政府の担当相が解散手続きを進めた。
【この記事に対する私の見解】
カン新駐日韓国大使ですが就任直後の発言がこれでは失望しかありません。
元公娼問題の賠償金については日本にも責任があるという種の発言でした。
韓国の文大統領や市民団体のユンミヒャン氏の横領などはどうなったのでしょうか?それに日本が日韓合意の際に元公娼女性たちへと拠出したお金は、2019年の財団解体後も5億円ほど韓国内に残っているのではないですか?さらにはその財団を解体したのも他ならぬ韓国ではなかったでしょうか?これらをも踏まえてなお、元公娼問題で日本にも基金創設を求めるカン大使ですが、この先も日本としては大きな期待はできないでしょう。
新たな日本の韓国大使として就任したカン大使は、過去には日韓議員連盟会長を務めたこともある「知日派」として知られているようですが日本のことをよく知っているだけで日本のことが好きだという事ではありません。
むしろ日本のことをよく知ってるということは、日本のツボをおさえているともとれます。
カン大使が「反日な知日派」であれば今後韓国が日本のことをますます政治利用の手段としてしか考えなくなるかもしれません。
このように日本にとって歓迎することが何とも難しい印象をいきなり与えたカン大使。
日韓関係のことでは、すでにほかにも言及しており日本政府の資産差し押さえや、元公娼判決などに関しては「日韓の未来志向の関係構築に使命感を持ち努力をする」という旨の発言をしているようです。
日韓関係が深刻に悪化するさなか、根拠や実績などをともわない見かけだけの発言にどう納得すればよいのか理解できません。
「未来志向の関係構築」とは将来的な日韓関係断交の可能性のことでしょうか?カン大使はこのほかにも「応募工問題で日本が報復するなど対立が深まった2019年、歴史的な葛藤が経済や安全保障のレベルまで影響を及ぼすと双方にとってマイナスになるという教訓を得た」と発言しているようです。
ここでの「双方」とは日韓のことをいってるのでしょうか?それとも米韓のことをいっているのでしょうか?韓国は色んな国と対立を深めていますし、もはや日韓だけの問題とは思えません。
他にも「今年夏の東京オリンピック成功のための日韓協力が北のミサイル発射防止や関係正常化に寄与する」などとも発言しているようです。
まずオリンピックで日本政府は韓国だけでなく他の様々な国とも連携しているでしょうし、オリンピックの日韓協力でなぜ北の話がでてくるのでしょうか?自分達が進めたいだけの北の話まで、日本に利益があると押し付けてくるつもりでしょうか?北のミサイルや爆破の話は日本の何十倍も韓国が懸念すべき問題で、その当国である韓国から「助けてやる」といった口調でこられてもいまいちピンときません。
といったように、「日韓関係修復に12案がある」と言っていましたし、他にも案があるのは間違いないと思いますが、一発目に出てきた案が、過去に応募工問題でムン・ヒサン氏が提案した案と全く同じレベルの物で、日韓関係修復に向けて、何も考えていない事は明白です。
もう韓国側の痛み無しにこの問題は解決しないと、いい加減覚悟を決めてほしいですね。
■この記事に対する反響のポイント
韓国基金に信用無し、全く的外れな提案
それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国ネット上では「カンチャンイルが天皇って発言したんだろ?ムカつく」「元公娼のおばあさんたちのために反日運動をしてると本気で思ってるのか?」「韓国民が気にしてるのは元公娼財団を横領したユンミヒャンの事件だ」など、カン大使の日韓関係修復発言にまつわる様々な意見が交わされていた模様です。
そもそも、日本が元公娼女性のため拠出したお金が韓国に5億円も残っているようですから、日本政府に賠償とかよりそこからまず払ったほうがよいのではないですか?韓国ネットの反応に日本ネット上では「財団解体したの韓国なのになぜ日本に基金が必要なの?」「残金も韓国にあるんだろ」「解決済みの日本はこれ以上関係ない」といったように、またしても基金を作ろうという案にうんざりという声が見られます。
また「それしかないなら帰れ」など、今回のカン大使の提案には嫌悪感を隠せないようでした。
まず、韓国が国内の元公娼財団を解体したのは、基金を横領した正義連などの市民団体が、自分たちの私腹を肥やすための行為だったのは間違いありませんから、こういった市民団体に日本が負担する分のお金を持たせるなどの案なら納得できますが、このまま基金なんて作ったら、またしてもお金だけ持っていかれる事になるでしょうね。
カン氏からいきなり飛び出した「日韓基金」。
就任からまもないにもかかわらず、強気に持論を展開しています。
続きは動画で…