韓国統一長官がまたもや失言…「米韓同盟は過去の遺物」発言に米国務省が反論、中国の思惑に沿った認識か?【世界情勢】

韓国統一長官がまたもや失言…「米韓同盟は過去の遺物」発言に米国務省が反論、中国の思惑に沿った認識か?【世界情勢】
韓国統一長官の米国を軽視する発言に対し、米国務省は毅然と反論しました。先月も米国との会議を欠席するなど、ここにきて文大統領は反日反米をまた取り出してきたのでしょうか?このままだと、韓国がレッドチームに入る日は遠い日のことではなさそうですね。■チャプター00:00 オープニング 01:00 中央日報より 米国務省、...

『韓国統一長官がまたもや失言…中国に沿った認識に米国反論』

韓国統一長官の米国を軽視する発言に対し、米国務省は毅然と反論しました。
先月も米国との会議を欠席するなど、ここにきて文大統領は反日反米をまた取り出してきたのでしょうか?このままだと、韓国がレッドチームに入る日は遠い日のことではなさそうですね。

米国務省、韓国統一長官の「冷戦同盟」発言に反論…「米韓は安保協力を超える関係」

イ・インヨン統一部長官が韓米関係を「冷戦同盟」と表現したことに対し、米国務省が「米韓同盟は安保協力を超える関係」と反論した。
米国務省は4日(現地時間)、米政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送を通じて「我々(米韓)の同盟と友情は安保協力を超える」とし「米韓相互防衛条約が同盟の基盤として残っている中で、我々が共有する自由民主主義・人権・法治主義の価値は確固たる連帯関係をより一層強化してきた」と明らかにした。
「米韓は経済・エネルギー・科学・保健・サイバーセキュリティー・女権拡張などのような地域的、世界的な事案で幅広く協力している」とも述べた。
イ長官は2日、進歩性向の韓国キリスト教教会協議会(NCCK)を訪問した席で、「韓米関係はある時点に軍事同盟と冷戦同盟を脱離し、平和同盟に転換できるだろう」と述べた。
韓米同盟が現在は克服の対象である冷戦同盟という意味で、韓米同盟や日米同盟は「冷戦時代の遺物」という中国側の主張を後押しするような発言という指摘があった。

チェ・ジョンゴン外交部第1次官が早ければ9日にもワシントンを訪問し、ビーガン米国務副長官と会談するとみられる。
今回の出張はチェ次官が8月に就任した後、韓米外交次官間の最初のあいさつという意味があるが、米国が中国への圧力を強化する中で同盟の韓国に協力を要請する可能性があるという見方が出ている。
チェ次官は今年初め、青瓦台安保平和企画秘書官として非公開で米国を訪問したが、ビーガン副長官のカウンターパートとしての訪米は初めて。
外交部当局者はこの日、中央日報に「最近、電話でできる限り早い時期に会うことにした」とし「現時点で確認できる日程はない」と伝えた。
チェ次官は2日、ビーガン副長官側の要請で電話会談し、訪米日程を調整してきた。

【これに対する私の見解】

レッサーパンダ
ポッチ―


それでは 記事を読んだ僕の感想ですが中国はシンチャン・ウイグル自治区での人権問題や、香港の国家安全維持法の施行を巡って欧米諸国との関係が悪化しており、この状況を打破するためにアジア諸国との関係を強化させようとしています。
そうした中で一番中国寄りと言われているのが韓国ですが、韓国は安全保障を大きく米国に依存しており、米中の狭間でどちらの陣営へ参加するかで難しい立場となっています。
しかし、最近では中国陣営寄りの動きを露骨に見せており、最後の鎖となっている米韓同盟を破棄した時、韓国は本格的にレッドチームに入るといえます。
そもそも米韓同盟は1953年に北朝鮮の脅威から韓国を守るという目的で締結されました。
韓国はこの直前まで北朝鮮と戦争状態にあり、多くの人が命を落としたとされました。
しかし、現在の政権は北朝鮮との融和を前提とした赤化統一を目論んでおり、その意味では米韓同盟を不要と考えるのは妥当でしょう。


最近だと8月にグアムで開催された日米韓国防長官会議に韓国だけ欠席するなど、明らかに米国と距離を取ろうとしているのが見えます。
韓国の国防長官は「会議に出席すれば自宅隔離をしなければならないので行かなかった」と弁明していますが、そんなのは嘘八百だと日本と米国は冷ややかな目で見ています。
というのも外交目的で海外に出かける場合、事前に現地公館で隔離免除書を発給して疾病管理本部に提出すれば出入国時のPCR検査だけで隔離が免除される能動監視措置が認められているからです。
実際に外交部の康長官はドイツへ出張した際、隔離ではなく能動監視措置を選択してすぐに公務に復帰しました。
この事については韓国メディアからも「中国と北朝鮮の顔色うかがいが日常化している」と指摘されており、文政権を厳しく非難しています。


こうした韓国の、米国ではなく中国との関係を重視していると取れる動きに対し、米国でも在韓米軍を撤退させるべきだという声が日に日に強くなっています。
トランプ大統領はこれまで何度も不誠実な韓国の対応に業を煮やして在韓米軍を引き上げようとしてきましたが、その度に安倍首相に説得されて引き上げを先延ばしにしてきました。
しかし、トランプ大統領は大統領選挙の公約に在韓米軍の撤退を入れており、再選した場合撤退の可能性は現実味を帯びてくるでしょう。
今後の米韓同盟は、韓国の態度次第ではすぐにでも破棄されるかもしれません。

■この記事に対する反響

ポッチ―
ポッチ―

それでは、この記事に対する反響なのですが…「早く保守政権になってくれ。
このままじゃ取り返しのつかないことになる」「米軍を追い出すために政府が綱渡りをしているのか?」といったように中国や北との関係を深める事はなんとしても避けてほしい国民は、韓国政府が見せる親中親北路線に舵を切ったと見られる動きに不安が隠せない様子です。
このままでは米国との関係悪化が取り返しのつかないレベルで進んで行き、完全にレッドチームの一員となってしまい、現状の韓国の立場から考えると、中国や北の属国としてのポジションは確定してしまうでしょうし、米国も日本とは違い、なあなあで引き延ばすようなことはせず、すぐに在韓米軍撤退などを行動に移すでしょう。
しかし、こういった声は、あくまで経済面を前面にした考えからのようで、今回の安保協力という面においては、在韓米軍問題については元々国民の間で否定的な声が多くみられ、また、日韓関係の悪化に起因するGSOMIAの存在についても否定的な声が多いです。
そういう流れからか、「米国の顔色ばかり見るのではなく自主防衛を推進していくべきだ!」「韓米日同盟は歪な同盟であることは確か」など、イ長官の発言を肯定する意見も見られます。
一筋縄ではいかない韓国のポジションを巡るやり取りですが、半世紀以上続いている米韓同盟は今最大の岐路を迎えています。

ポッチ―
ポッチ―

しかし、今の韓国政府の反応を鑑みると米韓同盟が無くなるのもそう遠い日の話ではないでしょうね。

続きは動画で…

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