韓国の外貨準備高は過去最高だが、預金が5ヶ月連続で減少…韓国国民も違和感を感じ始める【世界情勢】

韓国の外貨準備高は過去最高だが、預金が5ヶ月連続で減少…韓国国民も違和感を感じ始める【世界情勢】
外貨準備高が史上最高値を更新した事を誇る韓国ですが、国民の反応はあまり芳しく無いようです。ウォン安が続くことで通貨危機もささやかれる中、増加した外貨準備高で対応する事は可能なのでしょうか?以前からその真偽が疑われていましたが、国民にもその疑いは広まっているようです。■チャプター00:00 オープニング 01:05...

『韓国外貨準備高は過去最高に韓国国民も違和感を感じ始める』

外貨準備高が史上最高値を更新した事を誇る韓国ですが、国民の反応はあまり芳しく無いようです。
ウォン安が続くことで通貨危機もささやかれる中、増加した外貨準備高で対応する事は可能なのでしょうか?以前からその真偽が疑われていましたが、国民にもその疑いは広まっているようです。

8月末の外貨準備高4189.5億ドル…3カ月連続で過去最大

韓国の外貨準備高が3ヵ月連続で史上最高値を更新した。
ドル安でその他の外貨資産のドル換算価値が増加したことが功を奏した。
外貨資産の運用収益が増えたことも外貨準備高の増加に影響を及ぼした。
韓国銀行が3日に発表した「2020年8月末の外貨準備高」によると、韓国の外貨準備高は4189億5000万ドルを記録した。
1971年に統計を取り始めて以来、史上最高値を更新した6月末(4107億5000万ドル)と7月末の4165億5000万ドルを超える数値だ。
これにより、3月以降5カ月連続で増加傾向を示した中、3カ月連続で過去最高を更新した。
これに先立って、外貨準備高は昨年10月末(4063億2000万ドル)、11月末(4074億6000万ドル)、12月末(4088億2000万ドル)、今年1月末(4096億5000万ドル)を経て、上昇の勢いを見せた。
しかし、2月末(4091億7000万ドル)、3月末(4002億1000万ドル)減少した後、再び4月末(4039億8000万ドル)から増加傾向を見せた。

 

韓銀の関係者は「外貨資産運用収益が増加し、米ドル安が進んだため、その他の通貨建て外貨資産のドル換算額が増えた」と説明した。
韓銀は、外貨準備高の規模を計算するために毎月末日のドルウォン為替レートを適用して、他の外貨資産を米ドルに換算する。
したがって、米ドルが弱気の場合、ユーロ・円など他の外貨資産の価値は相対的に大きくなる。
8月末基準の主要6ヵ国の通貨比ドル価値を指数化した米ドル指数(92.37)は、前月末(93.02)より0.7%下落した。
ドル安だったという意味だ。
先月末の外貨準備高のうち、国債・政府機関債・社債・資産流動化証券などを含む有価証券は3827億9000万ドル(割合91.4%)で、今年7月末より34億1000万ドル増加した。
国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)は31億5000万ドルで、前月末比3000万ドル増え、韓国がIMF加盟国として出した出資金のうち、取り戻すことができるIMFポジションは44億ドル(1.1%)で、今年7月末より4000万ドル増加した。

 

金は47億9000万ドル(1.2%)で、前月と比べて変動がなかった。
一方、預け金は238億2000万ドル(5.7%)で、前月より10億4000万ドル減少した。
今年7月末の韓国の外貨準備高の順位は世界9位を維持した。
国別順位は中国(3兆1544億ドル)、日本(1兆4025億ドル)、スイス(1兆17億ドル)、ロシア(5918億ドル)、インド(5346億ドル)、台湾(4962億ドル)、香港(4500億ドル)、サウジアラビア(4479億ドル)の順だった。
韓国の後はブラジル(3547億ドル)だった。
10位圏内の全ての国の外貨準備高が、前回比で増加したことになる。
各国の中央銀行が新型感染症事態の長期化を、予想より大きな衝撃になる可能性があるとみて、外国為替市場の「安全弁」の役割をする外貨準備高を増やしているものとみられる。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
報道 探

記事では、韓国の外貨準備高が多い事をアピールしており、韓国経済は安全であると言いたいようですが、果たしてそれは本当なのでしょうか?そもそも外貨準備高を増やすのは、急激なウォン安が起こらないようにする為です。
ドルを売り、ウォンを買う事でウォンの暴落を防ぐのが目的ですから、どうしても現金としてのドルが必要になります。
しかし記事にもある通り、韓国の外貨準備高のうち現金は1割もありません。
残りの9割以上は有価証券で、そのほとんどが流動性の低い資産である為、いざと言う時に現金化するには時間が掛かってしまうのです。
また、状況によっては紙切れになっている可能性すらあり、外貨準備高が多いと言っても、実際に問題が起きた時に使える現金は無いのと一緒です。
こうした手持ちの現金が少ない際に有効なのが、相手国の通貨やドルを借りることができる、通貨スワップ協定ですが、2012年に日韓通貨スワップ協定は延長されずに終了しました。
最終的に700億ドルまで増額されたこのスワップ協定は、現在韓国が用意できる現金を遥かに超える額であるため、どうしても再締結したかった韓国はしきりにこの話題を持ち出していました。
しかし、本当に韓国経済が安定していて、外貨準備高が充分であるならば、そもそも、通貨スワップなど必要ありませんし、ウォン安も解消されるはずです。
ましてや国策銀行がサムスン電子に泣きついて借金をするなどありえません。
これらを鑑みれば、韓国経済が依然、危険な状態にあるのは明らかでしょう。
また、ウォンが抱えている根本的な問題も懸念材料の一つです。
韓国に現在入ってきている海外の資金は、株式の配当金や債券の利子などを目的とした短期資金の割合が非常に多いのですが、こうした資金は企業への投資のような長期資金と違い、経済が不安定になると、すぐに回収されることが多いという特徴があります。
そうなった場合ウォンが一斉に売られ、暴落してしまうのです。
ウォンが流動性の低いローカルカレンシーであるという事も不安材料の一つです。
どこにも使えるわけではなく、取引量も限定されている通貨ですから、感染症によって世界経済が全体的に低迷すると、ウォンは避けられるようになってしまいます。
不安定な通貨であるウォンには暴落のリスクが常にあり、そうした緊急時に必要とされる、現金としてのドルが不足している韓国は、いつ通貨危機が起こってもおかしくない状態です。
相変わらずアピールばかりがお好きな文政権ですが、見た目の外貨準備高が増えたと言うだけで海外の投資家の目を誤魔化す事は難しいのでは無いでしょうか?

■この記事に対する反響のポイント

ムンさん
ムンさん

・国民も外貨保有高の審議を疑う
・有価証券も含んでいる事を懸念

報道 探
報道 探

それでは、この記事に対する反響なのですが…「とにかく外貨保有高が多くて悪いことはないよね?」「これだけあれば安心だ!1兆ドルを越えよう!」といったようにこの記事の言っていることを鵜呑みにしている声も見られますが、「文罪人がまた国民を欺いている?」「これ嘘かもしれないね」「有価証券は一夜にして紙になることもあり得るのにどうして安心できる」など、全体的に見ると“韓国経済は安泰だ”と考えている人は少ないようです。
実際、外貨準備高が十分にあるのなら、ウォンを買ってドルを売ればウォン安は解消されますが、結果としてウォン安が続いている事が、資金が足りていない事を証明しています。
そして、だからこそ日本とのスワップ協定を結びたいのではないでしょうか?実際、通貨スワップではない米国との為替スワップに飛びつき、借金になるにも関わらず、必死にドルを調達してもいました。
こうした事を誤魔化して見せかけの外貨準備高が多くなったといっても誰も信用してくれません。
今後文政権が推す、所得主導成長や財閥解体を推進すれば、企業の競争力は低下して海外資金が流出する事は間違い無いでしょう。
その先にあるのは通貨危機ですが、それを見せかけの外貨準備高で対処するのは到底不可能です。

報道 探
報道 探

結局はいつも通りのアピールでしたが、もはや国民も騙せないのでは、ろうそく集会も近いのかもしれませんね。

続きは動画で…

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