韓国1人相撲「輸出規制回答デッドラインだぞ！GSOMIA破棄・WTO提訴してもいいの？」日本は放置で輸出管理続行【世界情勢】

といったように、日本政府が去年から韓国向けの輸出管理を厳しくしたことを受けて、
韓国側から一方的に5月末日までの措置の見直しを迫ったいたわけですが、
日本から思うような反応が得られなかったことを受けて、
WTOへの提訴手続きを再開させようとしているようです。
日本が問題視しているのは、徴用工問題や、慰安婦問題などではありません。
あくまで韓国が、フッ化水素などの危険物質を軍事転用したり、
イランや北朝鮮などのテロ支援国家に横流ししていることが問題なのです。
日本の毅然とした姿勢を受けて韓国の産業通商資源部は、
貿易管理に関する法律を改正し来月施行されることや、
「貿易安保政策官」のポストを新設したことなどをあげ、
貿易管理の体制強化に必要な措置は講じたと主張しています。
これが実利を伴う措置なのかは、まだ分かりませんが、
日本にとっても韓国との貿易が滞ることで売り上げの落ちている企業もありますから
有効な措置をしたのであれば日本は応じるはずです。
にも関わらず、日本側の腰が重いのにはやはり不十分な点があり、
韓国側の対応を信用できない部分があるのでしょう。
事実、日本は去年7月に韓国向けの半導体の原材料など3品目の輸出管理を厳しくしましたが、
軍事目的で利用されないことが確認されれば、速やかに許可を出しているとしています。
またその後、3品目のうち「レジスト」については、適切な輸出の実績が積み上がったとして、
去年12月にはサムスンなどの企業は輸出手続きを簡略化できるよう運用を一部見直しています。
サムスンなどの一部の大企業は信用できるが、韓国という国家は信用できない、
日本側の答えに、ただでさえ財閥を憎んできた文政権は我慢ならないのでしょう。
WTOの提訴も、手続きに非常に時間がかかりますから、
今すぐにでも管理を撤廃してほしい韓国の交渉カードとしては少し弱いかもしれません。
そうなれば、前回同様GSOMIA破棄をちらつかせることが予想されますが、
米中対立が激化し、両国で綱渡りをする方法を模索する中で
アメリカを激怒させるような行動をとることは、韓国にとって大きなデメリットを伴います。
ですが、かねてより中国に大きく心が傾いている文政権ですから、反日を理由にして
一気に中国の懐に潜り込めるチャンスと考えている可能性も十分に考えられます。
米中対立がきっかけで、思うような反日活動が出来なくなってきた文政権ですが
主張する期日を過ぎた後は、どのような反応を示すのでしょうか？

このように韓国国内では、これまで「フッ化水素国産化成功！」と
フェイクニュースを流し続けてきただけあって、それを鵜呑みにしていた国民は、
韓国政府が何故ここまで制限解除に必死になるか理解できないようです。
結局、日本依存から抜け出せていないことを分かっている層の中でも
思い切って各方面での脱日本を進めよう、という声と、
冷静に経済パートナーとしての信頼関係を築けるように努力するべきだと意見が分かれています。
むやみやたらに反日を煽った結果、国内で価値観のねじれが生じてしまい、
どのような選択をしても国民の反対が避けられない状況になってしまった訳です。
しかし、経済の低迷に歯止めがかからず、出口が見えない中、
こうした輸出管理などの懸念材料の解消で、国民に経済政策の成果を示したい文政権。
イランや北朝鮮との黒い関係を清算し、日本にアピールすることはできるのでしょうか。

ここまで必死な姿を見ると、
結局は国産化が難航しているので、
どうしても原材料は輸出して欲しいという
気持ちが手に取るように見えてきますね。