『米国も「独裁国家」と認定韓国人も認める文政権の暴走』
中国に肩入れしていく外交姿勢に比例して、南北融和や、防疫などを大義名分に、独裁を強めていった文政権ですが、ついに米国から非難の声があがったようです。
日に日に異常性を増す韓国を、そこに住む国民はどう見ているのでしょうか?
米下院議員”文在寅政府、人権・市民の権利深刻に心配”
クリス・スミス米連邦下院議員が「文在寅大統領の韓国が呈する軌跡について深刻に心配している」と声明を発表した。
韓国政府の人権制限措置などを強い口調で批判し、韓国を国務省のウォッチリスト(監視対象)に載せると警告した。
スミス議員はこの日公開した声明で「韓国政府は、感染症に対応するという名目で宗教と表現の自由、大統領に対する批判を抑制している」と明らかにした。
スミス議員は米議会内の超党派国際人権機関「トム・ラントス人権委員会」の共同委員長を務めている。
ニュージャージー州・共和党所属で20回当選した。
感染症防疫局面で政府が保守団体の集会を許可せず、教会などを対象に家宅捜索を行った措置などを意識した発言とみえる。
スミス議員はまた、民主党が立法強行を予告したいわゆる対北朝鮮ビラ禁止法(南北関係発展法改正案)を「愚かだ」と表現し、「北朝鮮に過度に頭を下げている」と批判した。
最近、民主党が国会法制司法委員会で単独処理した法案は、ビラ散布などで南北合意書に違反した場合、3年以下の懲役または3000万ウォン(約280万円)以下の罰金刑に処すことにした。
スミス議員は「文在寅大統領の国会同志達はなぜ根本的な市民の権利・政治的権利を無視するのか」とし、「愚かな立法は、共産主義の北朝鮮を黙認すること」とした。
そして「韓国の民主党議員はこの法案が誤って立案されただけでなく、民主主義と自由に対して恐ろしい含みを持つことを認識するよう、心から願う」と法案の撤回を要求した。
スミス議員は「(法案が)最終的に通過した場合、米国務省が発行する宗教の自由や人権報告書などに韓国の民主的価値に対する献身度を再評価する。
おそらく韓国をウォッチリスト(監視対象)に載せる可能性が非常に高いということであり、これはとても悲しいことになるだろう」と明らかにし、外交的波紋が予想される。
スミス議員はまた、文在寅政府の外交政策については「中国に傾いている」と指摘した。
下院外交委員会人権小委員長を務めたスミス議員は、これまで人権問題に深い関心を示してきた議会関係者だ。
ワシントンのある消息筋は、「韓国政府に向けた声明は、いつになく表現が荒く水位が高く、それだけ現在の状況を深刻に受け止めているという意味に解釈できる」と語った。
【この記事に対する私の見解】
といったように、昨今の文政権の従北姿勢は、国際人権団体から度々是正勧告が出ていましたが、ついに、米国からも「韓国の左派独裁政権の暴走」を指摘する声があがりはじめているようです。
特に問題視されているのは、北に言われるがままに制定された「対北ビラ禁止法」ですが、最近では、韓国人男性に行なわれた蛮行に対する韓国政府の隠蔽や、K-防疫を口実に、保守勢力や宗教団体、自身を批判する勢力を不当に弾圧しているといった指摘も相次いでいます。
民間の人権団体だけでなく、国務省高官、議員からも声が上がっていることから、文政権も何らかのフォローをすることは不可欠ですが、未だ動きはみせていません。
また、こうした声があがっているのは米国だけではありません。
中国とロシアを除く、ドイツ、イギリスなどの国連安保理の7つの理事国では、朝鮮半島における「防疫を理由にした人権侵害」を問題視する声明を出しており、この問題はますます広がりを見せていくことが予想されています。
韓国国内でも、文政権の言論統制ともとれるような、政府に反発した者への異様な逮捕劇が相次いでおり、不安の声が上がっています。
この事件は、文大統領をyoutubeチャンネル内で批判し、誤った写真を載せたことで、カン・ヨンソク弁護士が逮捕されたものです。
誤った写真については、故意ではなく、ミスを指摘されすぐに謝罪、訂正をしていましたし、この程度の軽犯罪で逮捕、拘束されること自体が異常そのものです。
そもそも、公人の非難・批判は誹謗の目的が成立しないというのが韓国司法の判例で出ているのにも関わらず「文大統領への誹謗」は例外というのは、三権分立の崩壊に他なりません。
なんと、令状には当初、告発状にない容疑事実の数々が追加されていたというのですから、習近平氏の肖像画にペンキをかければ、逮捕、拷問を受ける中国と現在の韓国は大差がないといってもいい状況です。
国会においては、自身の側近のスキャンダルを追求する検察を無力化するべく「公捜処」という新たな組織を発足させようと必死になっています。
国民と野党の反発も虚しく、今通常国会中に可決させるという文政権の一方的な意思だけで国会を通過してしまったのです。
驚くことに法案の内容は野党に直前まで開示されなかったというのですから、ここまでくると、北の最高人民会議や全国人民代表大会と何ら変わりはありません。
独裁によりパンデミックを抑え込むことができているのであればともかく、恣意的な自粛要請により、感染症拡大も食い止めることのできていない文政権。
この現状を韓国国民は黙って見ているだけなのでしょうか?
■この記事に対する反響のポイント
もはや隠す気なし!独裁まっしぐら
それでは、この記事に対する反響なのですが…「朴槿恵の方がマシだった」「外国はみんな知っていたんだな、文政府の悪行を」「文在寅政権は、表現の自由を抑圧する民主化運動の仮面をかぶった政権だ」このように、韓国国内では独裁を強める文政権に対し、危機感を感じる声が多く見られます。
特に検察を無力化しようと強引に法案を成立させることで、自身の振る舞いを治外法権化しようとしている一件に関しては、多くの韓国国民が反発し、注目をしていますが、防疫を理由に大規模なデモが起こることもなく、現状、ますます権力を強めています。
一度火がつけばその勢いはすさまじい韓国国民ですが、「反日」「防疫」「南北統一」など聞こえのいい大義名分を盾にしていることもあり、まだまだこの文政権の暴挙に気づいていない韓国国民も多いようです。
支持率は日に日に下がってはいますが、まだ3割程の岩盤支持層は確保している文政権。
果たして第二の光州(クァンジュ)事件は起きるのでしょうか?
韓国のレッドチーム化は、外交姿勢だけでなく内政にも及び始めているようですね。
続きは動画で…