『WTO選挙で足掻く韓国米国は韓国を利用しただけ?』
WTO事務総長選挙を巡って、韓国の思惑とは別の方向に向かっている状況ですが、想像以上に韓国にとってはまずい状況になっているのでは?という見解が見られます。
傍から見ていると、米国にいいように扱われているようにしか見えませんが、どうなるのでしょうか?
ロイター通信「米国の”柳明桓事態”を口実にWTO脱退もあり得る」
米国が「ユ·ミョンヒ事態」を口実に、世界貿易機関(WTO)から脱退する可能性もあるという。
ロイター通信は、WTO総長選出をめぐる不協和音は初めてではないと伝え、「米国は今回の事態を口実にWTOを公式脱退することもあり得る」と見通した。
99年に2人の候補の支持のためWTOが割れた時、解決策は2人に任期を分けることだった。
当時、候補たちは任期を半分に分けて事務総長の役割を遂行した。
しかし、その後新しい規則が制定された。
03年に立てた規定によると、2位の候補が自ら辞退するか、最後の手段として投票が行われなければならないということだ。
しかし、韓国のユ·ミョンヒ候補は辞退の意思をまだ明らかにしていない。
これだけでなく、米国は米国が拒否権を行使したにもかかわらず、投票まで行くことを屈辱と考える。
これによってロイターは、米国が投票でWTO事務総長を決めることを一種の戦争と見なし、これを口実にWTOを脱退することもあり得ると見通した。
【これに対する私の見解】
といったように、以前の動画でも想像していたような内容がロイターから出てきました。
米国は、ここで韓国を支持することによって、韓国に対して貸しを作れることになります。
もともとWTOからの脱退も視野に入れていましたので、例え、韓国が勝利しなくても、そこまで影響がないうえに、中国とは別の国を支持することで牽制も行えますからね。
さて、これで大変なのは米国の支持をもらえたと喜んでいた韓国です。
中国はナイジェリア候補を支持していますので、ここで食い下がるのは印象を悪くします。
しかし、ここで通例通りに辞退を行うと、米国の顔に泥を塗ることになります。
米中間でふらふらしていましたが、完全に板挟み状態に置かれてしまったのです。
しかし、流石韓国といったところなのですが、自主辞退はしないようです。
この姿勢は以前から表明していましたが、この結果を見てもそれを貫くのですから驚きです。
まあ、いつも通り後に引けなくなって、何も考えず意地を張っているだけなのでしょうが、あちらではナイジェリアを馬鹿にするような記事が出たりもしていましたし、何やらややこしい対立が始まりそうな気がしますね。
韓国は当て馬に利用されたように見えますが、米国は実際どう動くのでしょうかね?
続きは動画で…