『中国に接近をする韓国を抱え込む?「日本と違い米国に媚びない」と感謝』
中国のヨウ・ケツチ政治局委員が訪韓し、韓国との関係強化に動いたことを受け、中国側から韓国の米国に媚びない姿勢に対して、感謝の意が述べられました。
しかし、ここまで露骨な中国傾倒の姿勢を見せて、国民からは懸念の声が聞こえます。
中国メディア「韓国「米中対立の態度に中国感謝…日本と違う」
米国が外交的に中国を圧迫している中、中国が韓国、パキスタン、イランなどに対して友好的なジェスチャーを取っている。
軍事同盟国の米国との関係を考慮しなければならない韓国の立場では、中国のこのような動きが負担となって作用しているという憂慮も出ている。
中国国営新華社通信は、外交政策を統括するヨウ・ケツチ・中国共産党外交担当政治局委員が訪韓中、「感染症の状況下での両国の各領域での協力は、国際社会の模範になり得る」と称賛したと23日に報じた。
ヨウ政治局員は「両国は多者主義と自由貿易を維持することを約束した」とし「両国協力の新しい成長地点を発掘し、育てていくことを願う」と提案した。
多国間主義と自由貿易主義は、中国が米国の一方主義を非難する時に使う言葉で、米中間の対立で事実上、中国への支持を求めたものと評価される。
中国官営グローバルタイムズは、黒竜江省社会科学院北東アジア研究所長が「ヨウ委員の訪韓は、韓国が中国に関する問題で日本とは違い、客観的な態度を見せたことに対し、中国が感謝していることを見せてくれている」とし「韓国は米国の圧力にも客観的な姿勢でどちらの側にも立たず、中国との友好を維持した」と分析した。
【これに対する私の見解】
やはり中国もここぞとばかりに韓国を抱え込みに来ましたね。
はたから見ていると、完全に中国を選択したとも取れる行動を起こしたのですから、これで、特に米中どちらかにも傾いていませんは通らない状況になってしまいました。
米国はこの韓国の行為を見て何を思っているのでしょうか?
韓国政府も何を考えているのかは分りませんが、あちらの国民もこれはまずいと思ったらしく、「どうして韓国は中国に近付こうとする?」や「絶対に中国は信じられない」といったように、この文政権の動きに対して、否定的な意見が噴出しています。
このままでは韓国が世界から警戒される対象になるのでは?という事を気にしているようですね。
しかし、この各勢力の関係図が不安定な状況でここまで踏み込んでしまうのですから、相変わらず外交関係についての距離感が把握できていないのか、もしくは、レッドチーム路線で突き進むことを覚悟しているのか、これまでの韓国政府の事を思うと、特に考え無しで今度は米国に傾いた動きを見せそうですがね。
そしてその結果、米中どちらも怒らせて、板挟みの中選択を迫られるまでがテンプレートでしょうか?
これをきっかけに、折角取り戻した支持率がまたもや急降下してしまいそうですね。
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