『韓国株式市場に迫る運命の日KOSPIを支えた「空売り」解禁』
というわけで、コスピ運命の日というタイトルで報じられた記事ですが、一体なにと言うと、3月の暴落を受けて禁止されていた「空売り」が解禁されるようです。
感染症の影響を受けて下落したものの、唯一以前の状態まで回復したコスピはどうなるのか?
9月16日のコスピ運命の日?東学アリ震える「空売り復活」
「空売り始まれば、無条件に手を引きます」 「暴落場を予想します」最近、株式投資家の間では空売りが最も注目されています。
空売りが再開されれば’暴落場’になるという憂鬱な見通しがあるからです。
「市場への影響はそれほど大きくない」という反論も多くあります。
空売りが一体なぜ議論なのでしょうか?「空売り」とは文字通り、ないものを売る行為だ。
株式を実際に持っていない人が今後株価下落を予想して株式を借りて売った後、株価が下がれば再び株式を買い入れて返すことを意味する。
1996年機関投資家(市場造成者)に、1998年外国人投資家に認められた。
個人投資家も空売りはできるが、貸主限度や担保比率などの制約条件が多く、事実上不可能だ。
空売りは現在、期限付き禁止の状態だ。
感染症が爆発的に拡散した今年3月、総合株価指数(コスピ)が1400台まで下落し、株価暴落の懸念が高まったためだ。
通常、空売りは下落市場でさらに下落を煽る触媒とされる。
金融当局は今年9月16日までの6ヶ月間、外国人と個人投資家に対する空売りを一時的に禁止した。
ただし、「市場造成者」の役割をする機関投資家の空売りは依然として認められている。
多数の個人投資家は「コスピ下落を阻止したのは空売り禁止」と主張する。
空売り一時禁止で個人投資者が追加下落を懸念することなく安心して株を購入する「東学アリ運動」も力を得たという分析だ。
空売り禁止のためではないという見方もある。
個人投資家の間では、空売りを廃止すべきだという主張が圧倒的だ。
外国人と機関投資家の大量の空売りが善良な小口株主に損害を与えるという主張だ。
青瓦台の国民請願掲示板に掲載された「空売り廃止」請願は2日で6000人を超える同意を得た。
与党からも一部廃止論が出ている。
反論も少なくない。
空売りが最初から禁止されれば、上昇だけに賭けて市場にバブルをもたらすのは避けられないという指摘だ。
【これに対する私の見解】
正直当時のKOSPIの挙動は、ザ・暴落中といった動きを見せており、あのまま何もしなければ、本当に1000ラインを割っていたのでは無いでしょうか?この状況から2400台という状態まで持ち返してきたのですから、僕はコスピ下落を阻止したのは「空売り禁止」の効果で、影響は絶大だと考えています。
しかし、空売りは関係ないという意見もあるようですね。
最近の不動産規制強化による資産運用の流れの変化から、行き場を失った現金が証券市場に集中したというのが理由らしいですが、この異常な上がり方を見ると、それも一因なのだと思います。
しかし、当時の状況を考えれば、「空売り禁止」による影響は否定できないでしょう。
これに青ざめているのは、東学アリと呼ばれる韓国の個人投資家です。
一時期はこの個人投資家たちの買い支えがあったおかげで踏ん張ったといわれるほどで、空売りが解禁されて、折角秩序が出来てきた市場が荒れる事を懸念しているのでしょう。
その流れから「空売り廃止」が持ち上がっていますが、そんなことをすれば、今度は外国人投資家たちが逃げ出していくのではないでしょうか?
値上がりした状態で空売り再開…またとんでもない大暴落が見れそうですね
続きは動画で…