『韓国で外貨預金が過去最大!「不渡りに備えているだけだ」』
メディアでは外貨預金が過去最大を記録したことで「韓国はすごい!」と報じていますが、多くの国民は、この多額の外貨預金を見て別の事実を実感しているようです。
このままでは韓国が不渡りになると懸念して自衛策を講じているだけとの事です。
ドル集める企業・個人… 国内外貨預金「歴代最大」
国内居住者の外貨預金が過去最大規模を記録した。
企業と個人いずれもドルの確保に乗り出している。
居住者の外貨預金とは、国内個人、国内企業、国内に6ヵ月以上居住する外国人、国内に進出した外国企業が保有する国内外貨預金を意味する。
中央銀行の韓国銀行(韓銀)が22日に発表した「2020年6月中の居住者外貨預金動向」によると、先月末基準の国内居住者外貨預金は845億3000万ドルで、1カ月前より36億1000万ドル増加した。
これは韓銀が関連統計を取り始めた2012年6月以降で最大規模であり、居住者外貨預金は今年3月から4カ月連続で増加している。
通貨別では、ドル預金が734億6000万ドルで前月より35億4000万ドル増加した。
このうち企業預金(671億3000万ドル)が占める割合は79.4%で、増加分は21億9000万ドル水準を示した。
感染症の長期化による不安感などで、企業が決済代金などに流入したドルを銀行に貯めた影響を受けた。
個人預金が占めるドル預金の割合は20.6%で、174億ドルとなった。
個人のドルに対する現物為替買いが増加し、1ヵ月前より14億2000万ドル増えた。
為替差益のためにドルが安い時に買っておき、高い時に売るということだ。
【これに対する私の見解】
といったように、企業・家庭でドル預金が増加していることが明らかになりましたが、これは、韓国政府的には外国からの流入が増えた為と考えたいようですが、この記事と記事への反響を見ていると、実際はもっとネガティブな物だとわかります。
単純にウォンへの信用の無さと現在の経済状況の悪化がもたらしただけのようです。
あちらの国民は、通貨危機時にIMFの庇護下にいたことに対して、トラウマを持っています。
その為か、ウォンだけで資産形成することに危機感をもっているようです。
現在の韓国の経済状況は非常に不安定で、米中対立や日韓関係の悪化など、保険となる要素があまりにも少ないため、万が一を考えての自衛手段でしかないようですね。
また、現在は不動産を資産とするのも不安があり、それも大きな一因となっているようです。
中にはこの状況を受けて、政府の思惑を鵜呑みにしている意見も見られますが、殆どの国民は、危機感しか感じていないという状況になっています。
不動産や株式なども、いつ爆発するか分からない時限爆弾となっており、資産としての価値を考えるなら、外貨が一番安定しているのでしょうね。
自国の物が一切信用できない、この状況を、政府は何時認めるのでしょうか。
続きは動画で…