『文大統領への不満が限界!靴を投げつけ抗議で逮捕』
北への忖度を続ける文大統領への国民の不満が、遂に爆発してしまったようです。
支持率の低下が止まらない中で起きたこの事件は、国民感情を代弁していると言えます。
果たして文大統領は本当に共産主義者なのか、韓国の今後はどうなるのでしょうか?
「共産主義者!」…文大統領に靴を投げた男性が現行犯逮捕
16日21代国会の開会式を終えて、議事堂を出た文在寅大統領に、ある市民が「共産主義者文在寅」と叫びながら靴を投げたが、現行犯で逮捕された。
同日午後3時20分に開院式の演説と歓談などの国会日程を終えた文在寅大統領が国会議事堂正門を出ると、東の傾斜路の方にいた50代の男性が黒い靴を脱いで文大統領に向かって投げた。
靴は文大統領から数メートル離れたところに落ちた。
直ちに国会職員たちが、この男性を囲って阻止しており、この男性は「共産主義者文在寅を自由大韓民国から直ぐに引きずり降ろさなければ成らない」「文在寅を直ちに引きずり降ろせ」など声を張り上げた。
靴が遠い足元に落ちたため、文大統領は驚いた様子もなく、車両に乗って国会を離れた。
文大統領が去った後、国会職員に囲まれた状況でもこの男性は「偽の平和主義者偽善者文在寅」などの言葉を叫び続けた。
午後3時27分頃、国会の警部補がこの男性の身分を確認した。
午後3時31分、警察の国会警備隊長がチョン容疑者をまず逮捕し、続いて午後3時42分に出動した警察が、この男性の身柄を引き取った。
警察が「大統領に靴を投げつけたのか」と尋ねると、チョン氏はそれを認め、「ところで誰がけがをしたのか」と聞き返した。
警察はチョン氏に弁護人を選任する権利、黙秘権を行使する権利などを告知した後、パトカーに乗せて移動した。
警察署に移動する直前、チョン氏が取材陣に明らかにした内容を総合すると、チョン氏は同日午後1時30分頃に開院式の傍聴のため国会に来たが、本会議場に入ることができず国会議事堂の外に留まり、このような行動を取った。
チョン氏は「傍聴席で靴を投げようとしたが、感染症のせいで(傍聴を)禁止したため、(外で)待った」と話した。
彼は文大統領に靴を投げた理由を「文在寅に侮蔑感と恥辱感を感じさせたかった」、「偽の平和、偽の人権そして自由大韓民国の基本を崩した行為をした。
昔で言えば反逆だ」と述べた。
さらに、「(文大統領が)あまりにも憎たらしい、テレビで3年以上見てきたため、彼が追従するものが全部偽物であることが判明した」とし「最後まで自分を支持する人々の大統領に成り、勝手に進んでいる」と述べた。
チョン氏は逮捕され、「(靴を)文在寅に向かって投げたから、その人に告訴する様に伝えてください」と叫んだりした。
【この記事に対する私の見解】
このように、市民から共産主義者と非難されてしまった文大統領ですが、こうした批判は実際のところ当たっているのでしょうか?文在寅氏とはいったいどんな人なのか少し見ていきたいと思います。
北朝鮮出身の両親の間に生まれた文在寅氏ですが、学生時代から反政府デモを主導して1975年には逮捕されるという経歴を持っています。
この反政府デモは最終的に主体思想派が主流となりますが、ご存じの通り「主体思想」とは、北の金一族による独裁体制を維持する為の考え方です。
若い頃から彼が北に深く傾倒している事がうかがえます。
また、この思想の影響を強く受けた当時の学生運動のメンバーが、現政権を中心に数多く集まり、大統領府を動かしているのは間違いありません。
後にノ・ムヒョン大統領の側近となり、2007年には大統領秘書室長に就任しますが、この際も重大な問題を犯します。
当時から北の人権問題は非常に深刻だと世界中から非難されていました。
このため国連は対北人権非難決議案を出しますが、ノ政権は親北路線であったため、この採決に賛成か棄権かで対立してしまいます。
そこで「北の意見をお伺いをしよう」という主権国家として信じがたい行動を取るのですが、これに同意し、実行したのが文在寅氏です。
北は当然反発し、脅迫めいた返答に屈した韓国は採決を棄権しました。
彼は弁護士時代、プリム事件などで反政府活動をした学生や活動家を弁護し、「人権弁護士」のあだ名をつけられていましたが、北で起こっている重大な人権問題を無視しておいて、一体どこが人権弁護士なんだろう、と疑問を覚えます。
こうした過去を見ると、共産主義者と罵声を浴びせられてもしょうがないような気がしますね。
大統領になってからも外交では親中・従北を進め、国内でも無秩序に公費を投入して、経済の全てをコントロールしようとする社会主義国家を目指している以上、逮捕されたチョン容疑者の主張は、間違っていないように思えます。
もちろん靴を投げつけるような行為は褒められたものではありません。
ですが北から連絡事務所を爆破されたにもかかわらず、何も有効な手を打とうとしないのはまさにチョン容疑者の言う「偽の平和」と言えるでしょう。
人権弁護士を気どりながら、今も続く深刻な北の人権問題を無視する態度は「偽の人権」と言われても当然です。
支持率が低下し続ける文政権に厳しい目が向けられている中、この事件はそうした国民感情を象徴しているのかもしれません。
それでは、この記事に対する反響をポッチー君に教えてもらいましょう。
■この記事に対する反響のポイント
・チョン容疑者に否定的な意見は少ない
・文大統領との思いの溝を埋めたい
・北との関係を何とかしてほしい
アシスタントのポッチーです!それでは、この記事に対する反響なのですが…
逮捕されたチョン容疑者に対しての非難の声は殆ど見ることがなく、「よくやった」「気持ちがスッキリした」というような肯定的な意見が多いです。
暴力的な行為に出たことを咎める意見はありますが、皆一様の思いを抱いてるようです。
そして、文大統領に「国民の思いを考えるきっかけになってほしい」という、北に向いていない国民の思いに、視線を向けてほしいという期待の声も多くみられます。
【これに対する私の見解】
ポッチー君ありがとうございました。
逮捕されたチョン容疑者に同意したり擁護する意見がほとんどですね。
確かにこうした意見が多いのはわかります。
ですがここまで文大統領批判が並ぶと、少し気持ちの悪さを感じてしまうのは私だけでしょうか。
わずか3か月前に文政権は総選挙で圧勝しましたが、あれはいったい何だったのでしょう。
そもそも過去の経歴を見れば、彼が主体思想の影響を強く受けており、北の意向に従う人物なのは明らかです。
そしてそういった人物を選挙で選んだのは、韓国国民全体の意思であることを忘れているように思えます。
悪いのは全て政府と押し付けるのは楽ですが、その結果韓国の歴代大統領はほとんど全員が亡命、射殺、自殺、逮捕と悲惨な末路を辿っています。
そう考えると文大統領が独裁を肯定する主体思想に傾倒するのも、身を守るためには仕方ないのかもしれませんね。
国民の支持率が低下する文政権への批判がこうした事件にまで発展してしまいましたが、これは自業自得のようですね。
続きは動画で…