【今回のニュースについて】
『中国がサムスンにラブコール！？
「中国製サムスンスマホ」に不安が隠せない韓国…』
最近何かと緊密な様子が伺えるサムスンと中国ですが
私は、脱韓国を決めたサムスンが、中国に対して擦りよって行ってると思ったのですが、
この記事を見ると、中国からもサムスンに向かってラブコールを送っているようですね。
サムスンの中国でのスマートフォン生産に関しては、
韓国の中小企業が大変頭を悩ませる状況になっています。
この話題は、先日サブチャンネルの方で取り上げさせてもらった内容なのですが、
あちらではさらっと触れただけだったので、きちんとこの話題を掘り下げておきたいなと思い、
こちらのチャンネルでも取り上げました。
韓国経済の大黒柱である、サムスンの中国との接近は、
国民の間でも警戒をされているようです。
このままサムスンが、中国での生産をメインにしていくと
国内での雇用にも影響を及ぼすでしょう。
そうなってくると韓国の若年層が不安になるのもわかります。
これを皮切りに、どんどん経済の空洞化が進んでいくのでしょうか？
【引用記事】
■この話題に対する私の見解
結局、これがどう着地したかと言うと、サムスンは自社のスマートフォン工場ではなく、
中国の工場でスマートフォンを生産していく流れになるということでした。
この件に関して、大手企業とは違い体力のない、韓国の中小企業は大変な状況になっています。
商品を売る先が無くなるかもしれないのですから、当然です。
これも全て、文政権が推進している「所得主導政策」のせいだと言われています。
「所得主導政策」の中で、一番企業として影響が大きかったと思われるのは、最低賃金の引き上げでしょう。
これのせいで、国内での生産コストが上がり、企業としては、国内で経営するうま味が減っていったのです。
更に、これだけでは終わらず、労働時間の上限を減らしたり、法人税率を上昇させるなど、
企業の負担が増すばかりです。
それでも、文政権はこの政策を推進し続ける、これでは企業が国外に逃げていくのは必至でしょう。
サムスンも、中国での生産を決定した背景に、
「中国の低価格スマートフォン攻勢から生き残るため」と話しています。
サムスンですらこういった流れなのですから、韓国経済の空洞化は広がっていくと思います。
しかし、私は、サムスンに限らず、韓国企業が海外の生産拠点にしているのは、ベトナムだと思っていました。
では、何故サムスンは、中国でのスマートフォン生産を行うのでしょうか？
これは、私の想像ですが、今回サムスンがとった、ＯＤＭ生産という発注方式にあると思います。
ＯＤＭ生産とは、サムスン側で価格帯だけ決め、あとは中国企業が設計・部品調達・組み立てまで全て行う方式です。
つまり、サムスンが中国の技術力を認めたという事ではないでしょうか。
安くて品質の良い中国製と戦うために、自らを中国製にするのは中々大胆な発想ですね。
そして、この煽りを食らったのが韓国の中小企業です。
サムスンに納品している中小企業者は「われわれにとっては死刑宣告」と話しています。
また、別の企業者も「非常対策チームが苦境を訴え、中国での生産割合を減らしてもらった」とした上で、
「サムスンから受注した中国メーカーを訪ねて、われわれの部品を買ってもらうよう泣きついている」と
話しているとのことです。
続きは動画で…
