『韓国経済の雪だるま式の借金
国の負債の状況が気になる国民』
文政権以降、独自の経済政策を推進し、そこに感染症の影響が合わさり韓国財政は急速に悪化しています。
ばら撒き政策の影響で財政が逼迫し、企業への支援も規制の方が目立ってしまい、
ゾンビ企業を量産させ、無駄な公共事業を増やした影響でさらに赤字は膨らんでいるようです。
韓経:韓国の家計・企業負債、史上初めて「GDPの2倍」超える
3月末に国内総生産(GDP)と比べた民間(家計・企業)の負債規模が初めて200%を超えた。
感染症などによるGDP増加率下落で年末には208%まで上昇するとの見通しも出ている。
韓国銀行が24日に発表した「2020年上半期金融安定報告書」によると、
3月末現在の名目GDP比の民間信用の比率は201.1%で現れた。
1年前と比べ12.3ポイント、昨年末と比べ4.1ポイントの上昇だ。
民間信用は家計と企業の借り入れ、債券、政府融資などの負債を意味する。
3月末のGDP比の家計信用の比率は96.8%で昨年末より1.6ポイント、
企業信用の比率は104.3%で昨年末より2.5ポイント上昇した。
GDP比の民間信用の比率は持続的に上昇する傾向だ。
2017年末の181.9%から2018年末に187.2%、
2019年末に197.0%に上がったのに続き、今年3月末には初めて200%を超えた。
国会予算政策処は今年末のGDP比の民間信用の比率が昨年末より10ポイント以上上昇すると予想した。
国会予算政策処はこの日発表した「経済・産業動向&イシュー報告書」で、
今年の民間信用増加率がこの2年間の平均6.1%の水準を維持し、
名目GDP増加率が見通しの0.8%を記録すればGDP比の民間信用の比率は
年末には208%水準になると推定した。
韓国のGDP比の民間信用の比率は主要国に比べ高い方だ。
国会予算政策処によると、国際決済銀行(BIS)に信用資料を提出している43カ国の昨年末の
GDP比民間信用比率は平均156.1%で、韓国より約40ポイント低かった。
GDP比の民間信用の比率が長期的傾向から抜け出した程度を現わす信用ギャップも
韓国は昨年末7.0ポイントで、主要国で5番目に大きかった。
国会予算政策処は「最近のGDP比の民間信用の比率上昇傾向は
主に名目GDP増加率下落に起因する」と分析した。
国会予算政策処は「民間信用の拡大により家計と中小企業の財務健全性が悪化する可能性が大きい。
債務負担増加にともなう民間部門消費と投資鈍化が実体経済に
負担要因として作用するリスクもある」と指摘した。
【この記事に対する私の見解】
このように、文政権以降、韓国の借金は、政府・企業・家計の全てが雪だるま式に増加しています。
すでにGDP比の増加率は43カ国のうち1位となっており、
韓国の家計と企業の負債が、世界の多くの国と比較して最も急速に増えていることが分かっています。
企業債務の増加にはもちろんパンデミックによる経済の停滞もありますし、
日韓対立や対中貿易依存などが深刻な影を落としています。
ただでさえ苦しい状況にあるのにも関わらず、文政権は日韓関係に混乱をもたらし、
多くの企業は煩雑な手続きに追われましたし、観光産業などは直接的な被害に苦しんでいます。
貿易面での中国への依存は無視できないレベルですが、
THAAD騒動で中国を激怒させ経済制裁をされるなど、
やはりここでも外交の失敗により民間企業がダメージを受ける結果となってしまいました。
最低賃金の急激な引き上げや労働時間の制限は、生産性低下とコストの高騰をもたらし、
製造業が悲鳴をあげていますが、此の期に及んでも撤回する気配はありません。
これらの文政権の失態を起因とした企業の業績悪化が、リストラや倒産による失業、
給与の低下に繋がり、連鎖的に家計債務の増加にも繋がっているようです。
このまま今の状態が続けば、4割の企業が負債比率が200%を超える、
つまり、借金が自己資本の倍になり、債務の利子すら返せなくなると言われており状況は深刻です。
企業や国民が困窮した際は、政府が支援をしなければならないわけですが、
韓国財政は過去最高レベルで悪化しています。
GDP比の管理財政収支赤字は歴代最悪の5.8%を記録しようとしています。
金額としても過去最高の1000兆ウォンを超えることが予想されていますが、
これはあくまで「政府」の見通しであるため、実情はこれ以上に悲惨な可能性も否定できません。
また、外貨準備高の不足も懸念材料となっています。
現在、アメリカから借り入れた為替スワップの返済期日が到来しており
アメリカからの借り入れはさすがに反故にできませんから、四苦八苦しながら返済していくようです。
しかし、外貨不足はまだ改善されていないようで、
韓国政府は7〜9月に上限15億ドル規模の外国為替平衡基金債権を発行する準備に入ったようです。
外国為替平衡基金債権とは韓国政府が「為替介入の資金を作るため」に発行する債券です。
これを発行して投資家たちから資金を集めるのですが、当然投資家たちには利子を払わなければなりません。
しかし、多くの投資家の間でアメリカ合衆国公債はリスクフリーの資産として認識されていることから、
韓国政府の発行する債券はそれより高い利率をつけないと誰も買いません。
そのため、ドルを手に入れるために、高利率のこの債権を発行すれば発行するほど、損をしてしまうのです。
それでもこのような禁じ手に手を出さざるを得ないのには、
元本を償還すると金額が大きいので、
新しい外国為替平衡基金債権を発行し、それで得たお金で元本を返すことで、
このまま利子払いだけ続けるという、ロールオーバーを考えている可能性が指摘されています。
国家財政がこのような自転車操業状態にあるというのは笑い事ではありません。
韓国の国策銀行である、輸出入銀行はすでにドルが枯渇し、
サムスンなどの大企業からドルを調達しているという報道も出ており、
もはや国として成り立っているのかすら怪しくなってきています。
一番苦しい状況にあるのは国家財政なのではないかという、皮肉な状況に陥っている韓国。
果たして、挽回の余地はあるのでしょうか?
■この記事に対する反響のポイント
・政府には先の状況が見えているのか?
・文政権の考えが分からなく不安
・スワップ返済などの不安
それでは、この記事に対する反響なのですが、
今まで言われていたように、経済政策についてはあちらの国民の意見は辛辣ですね。
今の韓国経済を例えて「ダムにたくさんの穴が生じている状態」という声もあるように、
国民の多くは、政府が無駄な財政運用をしていると認識しているようですね。
また「借金が増えていくのを気にしていない」というように、ばら撒きを続ける姿に、
きちんと回収は可能なのか?という不信感も出てきているようです。
この問題はスキャンダル前から不安視されていたことなので、
韓国政府は、経済面での信用が皆無ということですね。
【これに対する私の見解】
といったように、韓国国内では経済状況の悪化を嘆く声が溢れており、希望の持てない状況が続いています。
コメントでも指摘があるように、国の負債の状況の方が悲惨な状況なのでは?と
企業や個人どころか国家財政の破綻を危惧する声もでてきています。
また、企業債務の悪化はパンデミックだけではなく、これまでの文政権の外交の失敗や、
企業の要望に逆行するような経済政策が大きく影響していますから、
これらを挽回、改善しないことには民間企業の再生は難しくなるでしょう。
事実として、感染症を他国に先駆けて小康状態に抑えた際も、
文政権の作った様々な規制が邪魔をして、思うように利益をあげることができなかったと言われています。
パンデミックとの戦いは長期戦になることが予想されますが
このままの文政権に政権運営を任せることは、非常に危険な賭けになるでしょう。
この政権が長く続けば続くほど
韓国経済は疲弊していくと思われており
文政権は信用を取り戻せるでしょうか?
続きは動画で…