『“日本の輸出規制に勝ったように”!?
文大統領が低迷する地域に激励!』
都市部だけでなく、地方まで経済状況は悪化の一途を辿っています。
もともと脆弱な経済基盤に、新型感染症が加わりすべての産業が大幅に悪化。
特に大きな影響を受けた大邱・慶北地域ですが、文大統領が直接訪れ、
なんと、日本の輸出管理を引き合いに出して激励を行ったようです。
【コロナ19]地域試合一斉悪化。大邱・慶北「直撃弾」
影響の大きい大邱・慶北地域の様子。
韓国の地域別景気が感染症の影響で
一斉に悪化したことが分かった。
特に製造業の生産支障が原因で
大邱・慶北地域の景気が直撃弾を受けた。
韓国銀行が発表した「地域経済報告書
2020年3月号」を見ると、今年第1四半期の
地域別の景気は、大邱・慶北圏が
大幅に悪化し、首都圏など他の圏域も
前四半期に比べて悪化したことが分かった。
韓国銀行は、感染症の国内状況は
鎮静の兆しにもかかわらず、グローバルな
拡散による不確実性により、今後圏域別の
景気は、最近の不振が続くものと予想した。
特に感染症の世界大流行が続く場合には、
景気下方圧力増幅が避けられないだろうという観測だ。
これにより、今年第1四半期の企業の資金事情は
前四半期に比べて悪化したことが分かった。
圏域別では首都圏と東南圏が小幅悪化にとどまり、
残りは悪化幅が大きかった。
業種別では、製造業が石油化学、自動車を中心に、
サービス業が卸・小売業、宿泊・飲食店業及び
運輸業を中心に悪化した。
TK訪れた文大統領「日本の輸出規制を勝ち抜いたようにコロナも克服」強調
大邱・慶北地域に文大統領が訪れ
直接激励している様子。
文在寅大統領は1日、慶北亀尾産業団地を訪れ、
昨年、日本の輸出規制を勝ち抜いたように
感染症危機を克服すると強調した。
文大統領はこの日午前、亀尾産業団地内の
コーロンインダストリーに入居する中小企業
経営者たちと懇談会を行い、感染症危機を
克服しつつある経済現場を点検した。
文大統領がTK(大邱・慶北)地域を訪れたのは、
大邱市役所で開かれた特別対策会議に出席して以降、
36日ぶりであり、この地域を特別災難地域に
宣布してから16日ぶりだ。
特に1日は、日本の輸出規制をきっかけに、
20年ぶりに全面改編された「素材・部品・装備産業の
競争力強化のための特別措置法(素部装特別法)」が
施行された最初の日である。
文大統領は、コーロンインダストリーの
感染症克服関連ブリーフィングを聴取した後、
日本の輸出規制の3大品目の一つである
フッ化ポリイミドの生産ラインを視察しながら、
技術力を直接確認した。
フッ化ポリイミドは、日本が市場を独占していたが、
昨年下半期コーロンインダストリーなどが
国内量産能力を確保した。
文大統領はこの席で、この日施行される
「素部装特別法」に言及しながら、
昨年、日本の輸出規制を克服したように、
感染症危機も十分克服できると述べた…
【この記事に対する私の見解】
感染症拡大の影響によって、韓国のどの地域をみても
景気の悪化傾向が止まらない状態で、記事では特に製造業の生産に支障が出ている、
大邱・慶北地域の景気が直撃弾を受けたという指摘をしていますが、
もともと2月18日に大邱で新天地信者の1名の感染者が確認されてから、
韓国政府は防疫措置を講じましたがその初動が大幅に遅れた為に、
大邱・慶北で1週間も経たずに爆発的に感染者が急増して
クラスターが止まらなくなった経緯があります。
当時韓国政府は大邱・慶北を「感染症 特別管理地域」に指定し、
2月23日には感染症危機警報を最高段階の「深刻」段階に引き上げたことから、
日本の外務省も在留日本人などに対して注意勧告していました。
国内全体感染者の8割以上が大邱・慶山・淸道・奉化地域に集中していることから、
当地域から韓国全土に広がったともいえます。
このことからも、文政権の初動政策失敗がいかに重大な責任であるかが顕著です。
もちろんその大規模な感染事態によって、これらの地域の経済は止まったので、
景気が後退するのは必然でした。
現在においては大邱・慶北などは感染拡大した初期段階と比較すれば
小康状態ともいえますが、都市としては麻痺したままで予断を許さない状況であり、
今後も終息の目途は全く立っていません。
また感染拡大が縮小した原因についても、韓国政府の力よりも
市民の自粛によるところが大きいともいわれています。
市民が不要不急の外出を控え、営業活動の停止など自主的な行動制限の成果といえます。
3月15日には、特別災害地域に韓国政府が予算を投入する声明を出しましたが、
2月下旬には感染症拡大で蔓延して都市が麻痺していたのですから、かなり遅れた決定でした。
そんな中、文大統領が大邱・慶北地域の半導体材料工場を訪問し、
「日本の輸出規制措置を乗り越えたように、感染症問題の危機も克服できる」と伝えましたが、
そもそも、日本は輸出規制など行っておらず、そのことを克服の引き合いに出すくらい
大きなことだったと例えるのは、制裁でもない行為がそれだけ韓国に影響を与えたと
自ら韓国の脆弱さをアピールしている事にしかなりません。
つまり、文大統領の目線の先には、まともな判断をしている国民ではなく、
盲目的に文政権を支持する層や、安易な反日扇動で盛り上がる層しかみていないのです。
しかも、1日は日本の輸出規制をきっかけに素部装特別法が施行された最初の日ということからも、
大邱・慶北地域の国民よりも、選挙の為のパフォーマンスしか頭にないのが透けてみえます。
韓国経済が過去の金融危機より絶壁な状態であるにもかかわらず、
一国の首相がいまだにこのような政治しかできないわけですから、韓国国民に同情せざるをえません。
これらの件に関して韓国国民からは、日本の輸出規制についての意見が多くみられます。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・日本の輸出規制を克服しただと?貿易会社を運営する者たちは廃業寸前だぞ。
・取引していた関連会社が次々に倒産したり、従業員を解雇しているが…
・まだ反日扇動してるな…輸出企業と農家を潰しておいて恥知らず。
・この渦中でも、忘れず日本に勝ちました宣言。
・あいつは日本がなかったら、どうやって政治をしていたんだろうか?
・どうかこれ以上問題を作らずに、青瓦台から消えてくれ
・文災害が感染症が終息したとか抜かしたせいで、大邱が苦痛を経験したんだ。
・ここの工業団地で使われている原材料のほとんどは日本製だが?
・反日して原材料供給ルートを詰まらせて壊滅させたのに、何が克服だよ
・選挙まで2週間を控えて…なりふり構わなくなってきたな。
【これに対する私の見解】
ネットに意見を上げている韓国国民の大半は、状況はわかっているようですね。
ただし、日本からは規制を受けたと認識しているようですが。
ですが、文政権の日本の輸出規制措置は克服したという発言については、
被害甚大で、この状況を作り出しておいて何を言ってるんだといったところですね。
“大邱が苦痛を経験した”とコメントにあるように、初動政策の責任を問う声も多いですね。
現地の人にとっては、反日扇動によって原材料供給ルートを減らされて
工場が下火になっているところに例の感染症拡大が発生したわけですから、
文政権に対して我慢ならない状態といえるでしょう。
“日本がなかったらどうやって政治をしていた?”という意見からも、
文大統領の政治に対する信用の低さと、何もやっていない事が浮き彫りになっていますね。
実際、この文大統領の激励で
どれ程の人が良い印象を持つのでしょうかね?
続きは動画で…
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“日本の輸出規制に勝ったように”!?文大統領が低迷する地域に激励!!韓国人「日本がなかったらどうやって政治をしていたのだろうか?」【世界情勢】