『韓国と米国に防衛費分費交渉で亀裂発生!?
立場をわきまえない提案に米国完全拒否!』
さて、世間では米韓スワップで親米ムードが盛り上がっていますが、
もうすぐ4月で、在韓米軍基地に勤務する韓国人の無休休暇発動の期日です。
これに関しての交渉で、韓国がした提案を米国は完全拒否したようで、
折角のよいムードに影が差そうとしています。
米軍駐留費交渉 韓国に圧力 エスパー氏「韓国人職員休職に」
まずは、東京新聞の記事より。
在韓米軍の駐留経費をめぐり、米韓の交渉が難航している。
大幅増を求める米国に韓国が反発、六度の交渉を重ねたが合意に至っていない。
米側は在韓米軍で働く九千人の韓国人職員を
四月から無給で休職にすると通告し、圧力をかけている。
エスパー米国防長官と韓国の鄭景斗(チョンギョンドゥ)国防相は
先月二十四日に会談し、協議したものの決裂。
エスパー氏は会談後の共同会見で
「防衛費負担は、米国の納税者に不均衡であってはならない」と強調した。
韓国は基地内の施設建設費などを負担。
米韓メディアによると、米国は二〇二〇年の駐留経費として
一九年の五倍となる五十億ドル(約五千五百億円)を要求したとされる。
家族の支援費に伴う費用など新たな項目を設けたという。
既存の駐留経費を巡る協定は昨年末に切れ、現在は協定がない状態。
鄭(チョン)氏は会見で、大幅増を求める米国と「認識の違いは明らか」と語った。
米軍は一月末に、韓国人職員の休職を通告。
米国防総省は合意できない場合、米軍基地で働く韓国人に
賃金を支払う基金が三月末に底をつくと説明している。
エスパー氏は、三月末までに合意できなければ「韓国人職員を休職にする」と
強調する一方、鄭(チョン)氏は「そういうことがあってはならない」と述べた。
韓国の世論調査では九割が負担増に反対。
文在寅政権も容易には要求をのめない状況だ。
今後、本格化する在日米軍の駐留経費の交渉で
米国は日本にも負担増を求めるとみられ、米韓協議の行方が注目される。
続けて聯合ニュースの記事より。
米国ロサンゼルスで行われた韓米防衛費分担特別協定(SMA)を締結7次交渉で
「韓国人労働者の給料を韓国政府が負担する」という内容の了解覚書(MOU)を
締結する案を執拗に提案したが、米国が終始拒否したことが分かった。
防衛費の交渉が難航し、在韓米軍所属韓国人労働者が無給休職になる事態を防ごうと、
韓国側が人件費負担の条件を明文化しようとしたが、合意されなかった。
これにより、来月1日から韓国人労働者の無給休職を防ぐための解決策作りが
ますます難しくなることはないかという懸念が高まっている。
一方、無給休職現実化の懸念が拡大し、在韓米軍韓国人労働者の反発も強まっている。
全国在韓米軍韓国人労働組合はこの日、駐韓米国大使館の前で記者会見を開き、
「韓国人労働者に無給休職をさせる初の事態は、
韓米同盟の精神を毀損する歴史の汚点になるだろう」と批判した。
労組は会見で「トランプ米大統領と米国務省は、韓米同盟を金で買えと強要している」とし
「米国は9千人の韓国人労働者だけでなく、数万人の在韓米軍の家族も
人質に交渉をすること」と批判しした。
また「大韓民国と国民を守るため、在韓米軍と家族を守るため、
私たち韓国人労働者はすべての出勤闘争を始める」と強調した。
【この記事に対する私の見解】
在韓米軍の駐留経費をめぐって米韓の交渉が難航しているわけですが、
米韓スワップ締結による代償の支払いの一つといえるでしょう。
米国は2020年の駐留経費として韓国に19年の5倍となる
50億ドル(約5500億円)を要求、韓国は反発して
合意に至っていないわけですが、確かに韓国は立場をまるでわかっていません。
米韓スワップ締結によって、通貨危機から韓国経済崩壊を助けてもらったわけですから、
トランプ大統領がその見返りを求めないわけがありません。
米側は在韓米軍で働く9000人の韓国人職員を4月から無給で休職にすると
通告して圧力をかけているわけですが、トランプ大統領からいえば、
自分は韓国経済危機を救ったヒーローなわけですから、
韓国が要求を受け入れるのは当然と考えているでしょう。
しかしこの問題に関して、韓国の世論調査でも九割が負担増に反対いることから、
総選挙前の文政権は何とかうまく収められないかと、とんでもない提案を出しました。
その提案は、韓国は米軍内基地の韓国人職員の給料は韓国政府が払うという内容なんですが、
米側が韓国はいったい何をいってるんだと状態ですね。
米軍基地内で働くということは米国が雇っているわけですから、
まずそのお金を韓国が払うということは、米国の面子はまる潰れです。
そもそもが防衛費を払わす為の圧力なのですから、
米国からしたら“余計な事してるんじゃない、さっさと払え”となるでしょう。
しかも、韓国政府が払うということは、完全に米国と関係のない外国人を
米軍基地内で働かせることと同義になるわけです。
米側にとってはありえない提案とすぐに理解できるでしょう。
米国が支払うということに意義があるのです。
トランプ大統領としても、文政権が親中・北政権だけに
スパイの可能性を十分考えますからね。
現在、既存の駐留経費を巡る協定が昨年末からない状態で、
韓国の鄭(チョン)国防相は、大幅増を求める米国と
「認識の違いは明らか」と語って合意に至ってないわけですが、
このまま合意されなければ米軍撤退も十分考えられるでしょう。
もし米軍撤退が現実となれば、中国や北から韓国を飲み込む動きがあるかもですが、
文政権はあえてこの選択を狙っているしているかもしれません。
しかし、今回の件は、米韓スワップ締結が効果絶大だっただけに、
期日が迫っているこのタイミングでスワップに手を出した事により
韓国は米側の要求を飲む方向で進むのが本命とみています。
これらの件に関して韓国国民からは、スワップ締結によって、
アメリカに対しての印象に変化がみられます。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・米国は良いが、トランプの一方的な5倍の要求は絶対反対だ。
・中国と米国を行ったり来たりで文災害式外交が続けば韓国は先が無い。
・米国が撤退したいと思っているのは、韓米同盟破壊してきた現政府のせいだ!
・スワップとは話が別だ、無茶な要求をするなら追い出してしまえ!
・通貨スワップに隠れた米国の本音を見逃すな!
・本当に私たちが困難なとき、米国から受ける物は請求書なんだよな…
・中国の植民地にされるよりはアメリカの植民地になる方がましだ。
・韓国の労働者を人質にとる計算だね、米国は本当のゴミだ。
・我々には米軍が必要ですか?本当にそれが知りたい。
・トランプの誤った交渉には応じてはならない、米軍撤収も覚悟しないと。
【これに対する私の見解】
といったように、スワップ締結でトランプ大統領を絶賛していたにもかかわらず、
わずか1日で評価が一変している意見も多くありますね。
米国と中国のどちらにつくべきかという、比較する意見も多数見られます。
米軍が撤退することになれば、中国と北からの圧力がかかるのは目に見えています。
韓国国民もそこは理解できているようです。
ですが、自己評価の高い韓国は、米国に着くかレッドチーム入りするか以外に
韓国が自立して1人で何とかするという夢物語が入っています。
これだけ助けてもらっておいて、要望・主張だけは一丁前にしてくる
これでは米国から立場が分かっていないと言われるのも納得です。
相変わらずプライドが高い韓国は
立場を理解していない主張で
又もや窮地に逆戻りしそうですね。
続きは動画で…
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