『日本が韓国にダンピング関税輸出規制の報復と猛反発!』
財務省が韓国産炭酸カリウムに対して反ダンピング関税を4カ月間課す方針を固めました。
韓国は国家ぐるみで産業を潰そうとすることが多々あり、今回は未然に防ぐことが出来ました。
しかし炭酸カリウムは液晶の材料に使われており、韓国が輸出管理と絡めて騒ぐのは確実です。
韓国の化学品「炭酸カリウム」に反ダンピング課税 暫定適用へ
政府は、液晶パネルのガラスの原料などとして使われる化学品が韓国から不当に安く輸入され、国内の企業に損害を与えているとして、関税を上乗せする「反ダンピング課税」を暫定的に適用することになりました。
反ダンピング課税が適用されるのは、韓国を原産地とする化学品の「炭酸カリウム」で、液晶パネルのガラスの原料などとして使われています。
政府は国内の業界団体の申し出を受けて、去年6月から調査した結果、この化学品が韓国から不当に安い価格で輸入され、国内の企業に対する実質的な損害が推定できたとしました。
これについて有識者による審議会は11日、反ダンピング税が適当だとする答申書を提出しました。
これを受けて政府は今後、この化学品に対して暫定的に4か月間、30.8%の関税を上乗せすることにしています。
この措置は、WTO=世界貿易機関のルールに基づいて暫定的に発動するもので、関係する企業などの意見を聞いたうえで、最終的に上乗せする税率や適用の期間を決めることになります。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ僕の感想ですが日本が韓国産炭酸カリウムに対して反ダンピング関税をかけることを決定した模様です。
そもそも今回の発端は、2020年の4月にカリ電解工業会から、韓国が炭酸カリウムを不当に安くしているので、反ダンピング関税をかけてほしいとの報告があったことです。
というのも、韓国産炭酸カリウムは、国産カリウムの値段を常に下回り続けており、多くの国内企業の利益が圧迫されています。
これが公正な企業努力によるものなら、まだ妥協できないことはないですが、韓国の場合は、国家ぐるみで赤字覚悟の値段設定を行ない安売りすることで、日本の産業を潰そうとしているのだからたちが悪いです。
まあ、その当時の韓国は「日本がケチをつけてきてもWTO事務局長の座を抑えているから安心」とでも考えていたと思いますが、今となったら取らぬ狸の皮算用としかいいようがありません。
この件で一番懸念されるのが、韓国が応募工問題の報復の一環と騒ぐことです。
そもそも韓国が「輸出規制」だと騒いでいる日本が行っている措置の真相は、韓国が半導体の材料を北やイランに横流しにしていたことに対して、日本がそのようなことが無いように、管理を強化するようになったということです。
しかし時期が応募工問題と重なっていたので、韓国がその報復と捉えて日本政府を激しく責め立てました。
しかも今回話題になっている炭酸カリウムは、半導体材料が使われている液晶にも使われており、仕返しと考えるには材料が十分すぎるほど揃っています。
なので大方「輸入規制」とでもいうつもりだと思いますが、関税さえ払えば普通に輸入できるものを、規制だと騒ぐのは少し理解できません。
このように露骨な貿易戦争を韓国が仕掛けるのは、何も今回が初めてではなく、過去には造船業もその標的になりました。
韓国では90年代後半から、テウ造船が安価での発注をもとに急成長を遂げましたが、採算が合っていなかったのでたちまち経営難に陥りました。
それに対して韓国政府は公的金融機関の韓国産業銀行が、大規模な金融支援を実施するなど、明らかに過剰な保護をしています。
普通は経済危機などの外的要因による危機の場合にのみ政府が力を貸すものであり、自業自得な理由で経営難に陥った企業を支援することは資本主義国ではありえません。
このような動きに対し日本は抗議をしましたが韓国は応じず、WTOで争っているうちに日本の造船業は衰退していきました。
業界を守り、韓国の不公正な貿易から自国産業を守るためにも、今回は強い態度で貫き通してほしいですね。
■この記事に対する反響
それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国国内では「韓日貿易戦争開始だな、日本が必死に抵抗している」「文句を言うなら日本には何も売るな!好意を仇で返して来る奴らめ」「韓国側に原材料世界最大の生産量があるんだ、中国のレアアースの様に、日本に輸出せず断ち切れ」というように、日本からの独立をという勇ましい声が上がっています。
確かに2010年に中国がレアアースの輸出規制を行いましたが、日本はそれに対して新しい供給ルートの確保や、レアアースを使わない新技術の開発に動き、結局中国が白旗を上げました。
よって、韓国レベルで同じような事を仕掛けてきた場合、韓国は日本に敗北することになると言えます。
どう考えても今の韓国に中国以上の脅威はありえませんからね。
日本からはこの件に「また輸出規制とかいろいろいちゃもん付けてくるだろうな」「なんらかの日本製品に対して、ダンピングだと報復を仕掛けてくるだろうね」など、韓国から報復といって何らかのアクションが行われることを予測する声が上がっています。
確かに韓国側の意見で、6回打てる注射器の日本への輸出規制を訴える声がありましたが、すでに日本で7回打てる注射器が開発されているなど、結局、韓国が報復と取り出してくる物は、代替出来るものが殆どで、韓国側の首を締める結果にしかなっていません。
思い付きを言ってるだけで、自国の国力を全く把握できていないのが伺えます。
そんな認識だから、不正行為かどうかも判断できないんですね。
今回の件は、当然の課税決定です。
今後も不正と思われることに対しては毅然とした態度で臨んでいってほしいです。
続きは動画で…