『元駐韓米国大使が文政権にうんざり「日韓仲裁に苦しむだろう」』
2015年の日韓合意に深く関わったバイデン大統領が、日韓関係にメスを入れようとしています。
日韓関係の仲裁は大変難しいであろうと、米国関係者が色々な見解を述べています。
北や中国に勝手に振り回されて、反日一辺倒の韓国には、米韓同盟を軸と出来るのでしょうか?
元駐韓米国大使「バイデン氏、韓日仲裁に乗り出すも容易ではないだろう」
ジョー・バイデン米国政府が北朝鮮へのアプローチで韓日米共助を優先するだろうという声が米国官民から連日出ている。
駐韓米国大使の経験があるクリストファー・ヒル氏、キャスリーン・スティーブンス氏も今月12日(現地時間)、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のテレビ対談に出演して同じ意見を出した。
ただし、バイデン政府が悪化の一途をたどる韓日葛藤の仲裁に出るかもしれないが、解決への道は険しいだろうと予想した。
まず、スティーブンス氏は韓日米3国関係において東京オリンピック(五輪)が転換点になるだろうと話した。
スティーブンス氏は「バイデン大統領が文在寅大統領、菅義偉首相との電話会談で、現在の韓日状況に対して懸念を提起したと承知している」とし「韓国は(対北朝鮮・対日関係で)東京五輪を一種の跳躍か関与が可能な場所として大きな関心を持っているようだ」と話した。
その一方で「だが、(関係改善は)かなり難しいだろう。
バイデン政府は仲裁役を試みるかもしれないが容易ではないだろう」と見通した。
ヒル氏は北朝鮮非核化過程で日本の役割に注目した。
ヒル氏は「(韓米同盟は)北朝鮮のいかなる軍事的努力も同盟によって迅速かつ成功裏に阻止されるということを北朝鮮に理解させることを含んでいる」とし「このような同盟のすべての軍事的努力は在日米軍を含め、そのような段階の抑制で(米日韓間の)多くの調整が必要だ」と明らかにした。
続いて「領域内の事案である北朝鮮非核化のためには、非常に近い日本が解決策の一部になるよう確実にしなければならない」と強調した。
ヒル氏はまた「北朝鮮は相手の腹を探るのが好きだ。
あっちこっち動いてみて、一番有利な取引をするために各国に対してちょっかいを出す」とし「(このような北朝鮮を相手にする時は)同盟国が同じ楽譜で強弱を調節して歌うことが効果的」と話した。
スティーブンス氏は文大統領が任期内に北朝鮮に対する成果を出そうと急いでいる様子であることに関しては「最近任命されたチョン・ウィヨン外交部長官は、バイデン政府がどのような政策を展開するのか、一種の緊迫感を持って見つめているようだ」とし「(米韓)ともに主導権を握ろうと、どのような初期原則を置くべきかよく見ようとする情熱がある」と指摘した。
あわせて「バイデン政府の(経験豊富な人々は)北朝鮮政策の検討に半年以上時間をかけることはできないことを理解している」とも話した。
スティーブンス氏は米中対立局面における韓国の立場に対する見解も明らかにした。
スティーブンス氏は「韓国はこれ以上『鯨の間の海老(大国の間に挟まっている小国)』ではない。
多くの自主権と力量がある」とし「韓国は今後10年後、15年後の利益は何か(を考えなければならない)」と主張した。
同時に「(これに関連して)領域内の米国の役割を考えるとき、建設的で実用的ながらも共通した価値に基盤を置いた政策を展開していかなくてはならない」とした。
【この記事に対する私の見解】
日韓合意に深く関わったバイデン大統領が早々に動き出しているようです。
文政権発足後、足早に日韓合意を反故にしてからは、公娼問題・応募工問題などで韓国司法が国際法を無視した判決を連発し、戦後最悪の日韓関係になっている状況にバイデン政権は怒りを抑えつつ冷静沈着に改善させる施策を考えているようです。
スポーツの祭典を政治交渉の場に使おうとしているお気楽な文大統領に失望しつつも、強固な同盟関係である「日米同盟」を軸として、なんとか日米韓の連携強化を狙っているバイデン政権なのです。
当然、日本は同盟国としてバイデン政権の意向に最大限配慮し、国際法を無視を続け、外交非礼のオンパレードである文政権とは一定の距離を保っていますが、大人の対応を冷静沈着にしているのです。
バイデン大統領が、ここまで日韓関係に強い興味を持っている背景には北の核問題があります。
現在の北にまともな兵器運用が出来るのか?という声もありますが、完全な独裁国家である北が核を保有していることが脅威なのです。
いつどんな決断を下すかも分からないので、米国の防衛上驚異が増すことになります。
そして、その米国防衛の一翼を担うのが「日本」なのです。
強固な日米同盟によって、北の軍事挑発に素早く対応し、最大の抑止力を行使することが、米国にとっても大切であるのです。
そんな日本に対して文政権は、数々の異常な韓国司法の判断を連発させていることは、北にとって有利に働かせたい文政権の政策なのでしょうか?そんな中で明らかになっていく米国の日韓関係に対するテコ入れですが、今更簡単に舵を切らせてもらえない文政権は、バイデン政権が今後どの様な政策を打ち出すのかを戦々恐々と待ち構えているようです。
この状況を、米韓で主導権争いにしのぎを削る状態と韓国メディアは報道していますが、本来は北の隣国であり、朝鮮戦争休戦中の当事国でもある韓国が主導権を握る事が、米国にとっても負担軽減になり良いでしょう。
しかし、北の飼い犬の文政権に任せるわけには行かないので、米国が主導権を握ることでしか朝鮮半島の安全保障が成り立たないのです。
駄々をこねる子供のように、なんとしても北の対応で主導権を欲している文政権にバイデン政権は頭を抱えている状態です。
そして、さらに頭が痛いのが、韓国の対中政策です。
中国の召使い状態の文政権に対してバイデン政権は相当な警告を発しています。
しかし、韓国最大の貿易相手国ともいえる中国、文政権も頭が上がらない様です。
同盟国の米国よりも大切にしているのは明確ですよね。
韓国の外交を見ていると、同盟国など友好関係を結んでいるとされる国にはとことん甘えてるだけで、自身はやりたい放題となっています、外交は、バランス感覚が1番大切で一方に傾きすぎると全てを失う事になりかねないのです。
■この記事に対する反響のポイント
それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国では「日本が凄く酷い…これまでの歴史を謝罪して、新しい未来に進むべきじゃないか!」「文在寅政府が優柔不断であるため今の様にサンドイッチ状態で我々だけが愚かになる」といったように、米国から睨まれるのは日本のせいだという声や、コウモリ外交で立場を失っていく事に対して嘆く声が見られます。
朝鮮半島の安全保障を考慮すれば、日米韓協力が不可欠であることはだれでも分かるのですがね。
また「朴政権が日本と慰安婦合意をしたことを売国云々と責めていた文在寅が、自縄自縛から日本に頭を下げてしまうの?それでは朴槿恵に悪口を言ったのはなんだったんだ?」など、文政権の矛盾についてのコメントもかなり目立ちます。
文大統領の過去の発言や、K防疫失敗のツケが直撃している事を悲観しているのでしょう。
北と中国の策略に完全に踊らされている文政権、米韓同盟の大切さを再認識する以外に残された道はないのですが、文大統領では無理ですね。
北と中国の策略に完全に踊らされている文政権、米韓同盟の大切さを再認識する以外に残された道はないのですが、文大統領では無理ですね。
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