『米国が韓国に諦めを突きつける「関係最悪で日米韓調整を弱める」 』
米国議会調査局が日韓関係の調査分析結果を公表しました。
今後は、米国は日米関係さらなる強化と日米豪印戦略対話へ全集中する可能性が出てきました。
米韓同盟の行方は、どうなるのか、文大統領は詰んでしまうのでしょうね。
米「韓日関係は過去数十年間で最悪、米韓日調整を弱める」
米国議会調査局(CRS)が最近、韓日関係について、「過去数十年で最低のレベルまで悪化し、このため米韓日3国の政策調整を弱まっている」と分析した。
米国務省内では、韓日関係が改善されない場合、米国は韓国を除いて日本との2国関係と日米豪印戦略対話(クワッド)に集中することになるという分析まで出ている。
CRSは今月初め、日米関係に関する修正報告書で、「韓日関係は、日本の植民支配による敏感な歴史問題で緊張が続いている」とし、「2018年以来、この関係は過去数十年で最低点となった」と分析した。
報告書は、「18年と19年、貿易、安全保障、歴史関連の論争を含め両国政府が取った一連の措置と報復的対応手段は両国の関係が真っ逆さまに陥る状況を招いた」とし、「これは、米韓日政策調整を弱めた」と指摘した。
日米関係については、「日本は特に安全保障と貿易分野で米国の重要なパートナー」とし、「共同の安全保障の目標がますます強まる中、国の挑戦に対処することから北朝鮮の脅威対応まで多様だ」と記した。
バイデン政権の高官は9日(現地時間)、韓日関係について東亜日報に、「韓国が過去にとどまって前に進まないなら、バイデン政権の人々はパートナーとして韓国に期待することをあきらめる可能性もある」と警告した。
【この記事に対する私の見解】
米国議会調査局の分析結果は、日本とすると驚かない内容でした。
日韓関係を俯瞰的視野で見れば、当然の分析結果だったからです。
2015年日韓合意の反故や応募工問題・公娼問題の韓国裁判所の判決等など、韓国側が繰り返し発生させる諸問題を考えれば「真っ逆さまに落ちた日韓関係」という表現は、適切であると言えるでしょう。
その結果、日米韓3カ国間の調整機能も弱体化させてしまったと、米国から見られても当然の結果でしょう。
特に、2015年日韓合意に当時のオバマ政権の中枢として、深く関わったバイデン新大統領からすれば、日韓関係は評価に値しないぐらいに低く見ていると思います。
米当局者に対して韓国が発言した内容は「韓国から聞いたことというのは、米朝首脳会談の精神と慰安婦、強制徴用問題だけ」と東亜日報が伝えています。
これは、南北統一神話と公娼問題・応募工問題を、何故か米国に対して文大統領の主義主張の布教したいのだと推測されます。
同盟国である米国が強い興味を持っている「東アジアの安全保障」などは二の次三の次状態ですね。
そんな自分勝手な発言や行動ばかりしていれば、米国もさすがに黙っては居られなくなります。
米国国務省の報道官の発言の通りに、北の核ミサイルなどの挑発行為よりも日米韓3カ国の緊密な連携が取れないことが心配だと思わせているのです。
この米韓関係の悪化は、すべて韓国側が招いた事であることに、文大統領は気づく余地も無いのでしょう。
日米関係については、世界一強固と言っても過言ではない日米同盟に全くのゆるぎが無い事を分析結果として報告されているようです。
「日本は特に安全保障と貿易分野で米国の重要なパートナー」との報告を見ると、全方向で日米関係は重要だということが伝わってきます。
安全保障で言えば特に東アジアについては、軍隊を持たない日本とやるしか無いと、半ばあきらめのような悲壮感も米国から感じる事が出来ます。
特に、対中関係については日本のバランスを取った対応が、良い結果へ導き始めている事が報告書に上がっているのです。
そして、「国防協力増進のため米国、インド、豪州との4カ国協議体である『クワッド』安保対話に積極的に乗り出した」と日本の行動力にも高い評価をしています。
米国の大統領府や議会は、日韓関係の悪化に対して強い不満を持っているのでしょう。
東亜日報の報道によれば、米国大統領府高官の発言を要約すると、韓国には見切りをつけて、クワッドへの進行速度を加速度的に早める必要があるとのことです。
米国視点で見れば、朝鮮半島情勢だけを見ても韓国は不要なのでしょう。
■この記事に対する反響のポイント
韓国が捨てられる?国際社会から孤立
それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国国内では「そのまま韓国を捨てても中国牽制は十分可能だ」「韓国外交の現住所であり最大の問題点、現政権が招いた結果だ」「あれは米軍が文在寅を厄介者として見ているということだが…深刻だね」「米国は馬鹿で反逆者の文災害との対話は諦めて、1年だけ待ちなさい」といったように、米国が韓国に対して諦めの胸中にあることに対する不安感が滲み出る声が目立ちますね。
米国の対中政策に対しても全く共同歩調を取っていない文大統領の外交政策には、呆れているのでしょう。
そして、本当に米国が怒っている事に気づいていない文大統領の対しては、怒りを通り越して、米国同様に諦めの胸中にもなっているようですね。
また「事実なら韓米同盟も再考しなければならない、日本が大韓民国を滅ぼそうとしているのに、日本の味方をするなんて、果たして本当に同盟国なのか疑わしい」や「大韓民国が核保有国だったら、米国がここまで見下すことができるだろうか」などと、妄想癖として言いようがない「被害者意識」が強く出ている声も目立ちます。
ファクトに基づかない、妄想での被害者感情が日韓関係などの悪化を招いているのです。
こういった国民に選ばれた文大統領も妄想癖がありますので、これは韓国の国民性といえるのでしょう。
その妄想癖のおかげで、国際社会からの信頼を失墜し同盟国であるはずの米国から、相手にされなくなる日はすぐそこに来ています。
韓国の無能さを米国は掲げました。
韓国を抜いたクワッドの時代の幕開けですね。
続きは動画で…