『「慰安婦」論文教授の入国禁止韓国光復会の感情的な対応』
韓国光復会が「慰安婦は売春婦」とする論文を出したラムザイヤー教授の入国拒否を要求しました。
しかし、ラムザイヤー教授は韓国に入国する予定はなく、ただのパフォーマンスに終わるでしょう。
また、こういった感情的な対応しか出てこず、学術的な反論に出る可能性は見られません。
韓国光復会、「慰安婦は・・・」主張したハーバード大教授の入国禁止を要求
独立運動家の子孫や遺族でつくる韓国の団体「光復会」が、「旧日本軍慰安婦被害者は自発的売春婦」と主張したハーバード大学ロースクールのマーク・ラムザイヤー教授の入国を禁じるよう求める内容の公文書を法務部に送ったと11日、明らかにした。
光復会は出入国管理法第11条第1項を根拠に、法務部がラムザイヤー教授の入国を禁止しなければなければならないと公文書を通じて主張した。
該当の条項は「大韓民国の利益や公共の安全を害する行動を取る心配があると認められる理由がある外国人に対しては、法務部長官が入国を拒絶することができる」と指摘している。
同会のキム・ウォヌン会長は「ラムザイヤー教授が反人類的戦争犯罪を保護するのは学問の自由から外れる」とし「彼が韓国にいたらすでに追放されていた」と話した。
これに先立ちラムザイヤー教授は、3月に出版予定の法・経済関連の学術誌「インターナショナル・レビュー・オブ・ロー・アンド・エコノミクス」誌65巻に「太平洋戦争当時の性契約」というタイトルの論文を載せた。
ラムザイヤー教授はこの論文で、慰安婦女性が旧日本軍と互いの利益のために契約を結び、日本政府ではなく女性を騙した募集業者に責任があると主張した。
【この記事に対する私の見解】
記事によると、独立運動家の子孫や遺族で形成される光復会が、「慰安婦は公娼」というごく当たり前のことを主張したラムザイヤー教授の入国を禁じるように要求した書類を法務部に提出しました。
公娼問題での韓国の支離滅裂な主張は、これまでに何度も触れていますが、韓国政府の見解に、少しでも意をそぐわない主張は認めないという姿勢には危険極まりません。
韓国では自国の歴史の教育にとても力を入れており、韓国版センター試験の大学就学能力試験で、理系選択の受験生も韓国史の受験が義務付けられていることからも明らかなのですが、その内容はお察しの通りで、酷い反日偏向が行なわれています。
そのせいか、こういった主張もまだ受け入れらるんでしょうね。
しかし、今回政府にラムザイヤー教授の入国禁止を主張した光復会ですが、全面的に支持されているわけではなく、行き過ぎた反日により国内でも反発を買うことが多い団体です。
今年の新年の挨拶でも、全ての問題は「親日派」のせいだとして批判で染まっていました。
反日一辺倒の韓国において、反日発言で批判を浴びている事から、どれほど危険で無意味な団体かという事が分かると思います。
国民からの批判ですが、決定的となったのは2002年の親日派708人名簿の発表です。
この名簿には、朝鮮戦争で米国と共同で最後の戦線を守り抜き、韓国でも生ける伝説と称えられたペク・ソニョプ氏が入っており、この行き過ぎた決めつけが、保守派を中心に猛反発を招きました。
光復会はペク氏が満州軍時代に、同じ朝鮮人のゲリラを弾圧したことを持って親日派と断定しており、2020年7月にペク氏が亡くなった際は、墓暴きにすら言及しました。
しかし、ペク氏が討伐したゲリラは中国共産党が主導したものであり、韓国がその前身と主張している臨時政府との関係はなく、これをもって親日派と決めつけるのには少し無理があります。
この事からも、事実確認は二の次で、気にくわない=弾圧という姿が垣間見えます。
話を戻しますが、ラムザイヤー教授の論文に反発して、ハーバード大学の韓国人学生会では糾弾の文章を発表しました。
しかし、その主張は学術的根拠はなく、ただの感情論に終始しており、とても世界最高峰の学生の主張とは思えません。
また、論文はまだ要約の部分しか公開されておらず、議論を始める土俵さえ建設されていない状況です。
学術的な論争は本編が公開されて論点が明らかになってから始めると言うのは学界の常識であり、ましてはハーバード大の学生なら当然理解していなければならないことです。
それを行わないということは、自ら反論する根拠を示せないと言ってるようなもので、まともな議論では覆すことが出来ないと、事実上認めたようなものでしょう。
公開前の論文に圧力をかけて公開断念を狙った韓国社会のヒステリックな反応は、私には学問に対する冒涜にしか見えません。
■この記事に対する反響のポイント
感情だけで意見が変わる、思想の自由が無い国
それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国国内では「ラムザイヤーは日本で無茶苦茶な教育を受けたからそんな論文を書いたんだ」「おばあさんたちに直接頭を下げて謝れ!この人でなしの歴史修正主義者」といったように、ラムザイヤー教授への罵詈雑言が多く見られます。
こういった感情に任せて、今まで批判していた光復会への「よくやった」という声も非常に多いです。
こんな事を繰り返していて、この問題が本当に片付くとでも思っているのでしょうか?自分たちが望む形でないのなら決着ではないというのなら、徹底的に国際社会から背を向けたらいいのではないでしょうか?私には、まだ北の方が筋が通っている様に感じてなりません。
一方日本では「論戦で勝てないから、論文取り消しだの入国禁止だの卑劣な嫌がらせをする」「論文に対する異論は、論文で反論するのが世界の常識、これでは元の論文を認めることになる」「学問の自由を侵害する後進性と卑劣さを世界中が見ています」など、感情的にしか反論できない韓国を批判する声が上がっています。
ここまで弾圧を推進しているあたり、韓国には言論や表現の自由だけでなく学問の自由もないと思われてしまうと理解できないのでしょうか?そうやって見たくない物を現実として受け入れない姿勢が今の韓国人の「思想の自由が無い国」を形成していると思います。
自ら国の品格を落としていく韓国、こうまでいうのなら、国際裁判で白黒はっきりさせればいいのではないでしょうか?
続きは動画で…
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韓国光復会が「慰安婦は売春婦」論文教授の入国禁止を要求!「思想の自由が無い国」を形成【世界情勢】
韓国光復会、「慰安婦は・・・」主張したハーバード大教授の入国禁止を要求