『韓国がワクチンでマウント!「日本の接種は結局韓国レベル」』
日本はワクチンを早期確保しましたが、接種の時期は韓国と同じくらいになる見込みです。
これについては日本が遅すぎるのではなく、韓国が早すぎるのだといえます接種の時期さえ日本に対抗意識を燃やすあたり、韓国の自意識過剰さは呆れるばかりです。
ワクチンを早期確保した日本、接種は韓国と似たような時期に…なぜ
当時、チームを指揮した医者出身の鈴木康裕元医務技監(厚生省次官級官僚)はNHKのインタビューで「種類の異なったワクチンを、できるだけ多く準備して、どのワクチンが当たりになってもいいような構えをしておかないといけない」と証言した。
このチームは7月30日ファイザーとの基本合意の締結をはじめ、アストラゼネカ、モデルナとも順に供給契約を結んだ。
ヤンセン、ファイザーはそれぞれ9月、10月から日本で臨床試験を進め、日本国内の流通サプライチェーンがないモデルナ、ノババックスとは国内最大製薬会社の武田薬品工業が流通と供給を進められるように政府予算301億円が投入された。
安倍前首相は退任する日までワクチン確保の計画に注力した。
8月28日、在任中最後の記者会見で「全国民のワクチン確保」を宣言し、予算確保と接種計画をまとめた「感染症対策パッケージ」を発表した。
これに続くようにして9月8日にはワクチン確保のための予算6714億円を予備費内から使うことを閣議で決めた。
後任の菅義偉首相は官邸に専門担当チームを設置し、ワクチンの流通および接種を直接総括している。
厚生省、国土交通省、経済産業省、総務省など関連部署が総集合した。
ワクチンが承認さえされれば直ちに接種が可能なように、保管装備、運搬用トラックを確保して各地方自治体にも接種準備を指示した状態だ。
現在、日本が確保しているワクチンはファイザー1億2000万回分、モデルナ5000万回分、アストラゼネカ1億2000万回分など合計2億9000万回分で、日本の人口全体1億2600万人が接種しても余りある量だ。
しかし日本国内のワクチン論争は「なぜ国産ワクチンを開発できなかったか」に集まっている。
世界保健機関(WHO)によると、現在開発中のワクチン候補は233種類で、治験(臨床試験)が実施されている11種類の中には日本製品は一つもない。
ナビタスクリニックの久住英二医師は、中央日報に対して「当初、国内のワクチン開発が難しかったことから、早いうちから海外に視線を転じていた」としながら「日本のワクチン研究は資本も実績も遅れている」と話した。
医療専門家は日本医療行政の後進性を指摘している。
ワクチンを早期に確保したにもかかわらず、接種開始時期は2月末で韓国と大差ない。
日本で使用承認を受けるためには必ず国内の臨床テスト1・2・3次を経なければならないので長い時間を要する。
国内の臨床試験が別途で必要のない韓国とは違う。
モデルナは1月内に日本で200人規模の臨床試験に入ると発表したが、いつごろ接種を始めるのかに対しては「タイムラインを出すのは難しい」とし、明らかにできずにいる状態だ。
日本経済新聞は「ワクチン後進国」という題名の記事で、このような承認体系の問題点を指摘して「どこの先進国も戦争やテロに匹敵する災禍としてとらえている」とし「これに対して、日本の医療行政には感染症対策は危機管理であるという考えが乏しい」と批判した。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ僕の感想ですが日本が韓国よりもワクチンを早く確保したのにもかかわらず、接種の時期が大して変わらないことに関して韓国が何故かマウントを取っている模様です。
しかし、韓国の言う接種時期はあくまで現時点で挙げられているロードマップ通りに進めることができた場合であり、まだ道筋すら建てられていない段階だと、取らぬ狸の皮算用と言わざるを得ません。
日本国内では自国でワクチンを開発できなかったことをもって「日本の医療は遅れている」と政府を批判する声が上がっていますが、それは今後の課題として残るとしても、自国でのワクチン開発が難しいとなると世界各国からワクチン確保に向けて動き出す柔軟さは評価されています。
韓国のように一時の成果に胡坐をかいて大損害を生み出していることとは対照的であり、文大統領はその姿勢を少しでも見習った方が良いと思います。
また、接種が早いから良いという簡単な話ではありません。
韓国ではワクチンの臨床実験を行わず、それによりかなり早期での接種が可能とあります。
文大統領は新型感染症の早期解決を目指しており、その影響とみられます。
しかしワクチンには重大な副反応があるものもあり、早ければよいというものではありません。
例えばファイザー社のワクチンだと米国で12月14日から接種が始まりましたが、始まった1週間の間で6人が重篤なアレルギー反応を起こしました。
まあ、その間に27万人以上が接種しており副反応が出る確率はものすごく低いというのは事実ですが、国が主導して接種を推し進める以上、安全を確認するというのは必要な手順です。
もし文政権がロードマップ通りにワクチンを確保して接種を行ったとしても、重大な副反応を起こす人が続出するようなことになったら、ただでさえ低い支持率がさらに低くなるのは明白なことです。
というか、これは韓国自身がワクチン確保が遅れた言い訳に述べていた事そのものです。
それを状況が整った途端、棚に挙げてマウントの材料にするのですから呆れ果ててしまいます。
また韓国もワクチンの独自開発を行っているそうですが、その後はどうなったのでしょうか?昨年の大晦日にチョン首相は31日の中央災難安全対策本部の会議で、「韓国製ワクチンは来年末には公開できると思う」と述べるなど、早期のワクチン開発のレースからは完全に脱落しています。
韓国のロードマップでは2021年の秋には感染を完全に抑え込み感染症に打ち勝つとあり、計画通りにいけば韓国産ワクチンは出番はありません。
計画通りにいかなかったときの切り札として好意的に捉える声もありますが、僕にはどうも場当たり的な対応を繰り返している文政権の負の遺産に見えてしまいます。
■この記事に対する反響
それでは、この記事に対する反響なのですが…「『K防疫』を自画自賛している間に、日本や欧米はワクチン確保に全力で取り組んできた」「自惚れ過ぎで自信過剰になってワクチン確保に失敗したのは恥ずかしぎるんだが…」「『裕福な国が資本力で買い付けた!』とか他国に責任を擦り付けてみっともない」といったように、韓国国内でもこのような記事でマウントを取る事に批判が出ているようです。
ご自慢の反日精神も、自身の安全の前には霞んでしまうようですね。
K防疫と言って感染症対策の最先端を行っているような口ぶりが今まで目立っていましたが、肝心のワクチンでは未だ確定していないので焦りが目立っています。
また「日本は金に任せてワクチンを確保したが、その有効活用も自力開発もできていない」と記事に乗っかってマウントを取る声もそれなりに見られますが、見解でも述べましたが国が主導する以上、自国での安全確認は必須であり、データを誤魔化すことに定評のある中国やロシアのワクチンを購入するならなおさらです。
反響からも日本が韓国より進んでいることは認めたくないというのは伝わってきますが、だからといって安全確認なしでワクチンを使用するのは危険すぎる賭けだと思います。
日本のワクチン開発は遅いが、安全性に無頓着な韓国と比較しても確認プロセスが違いすぎて意味がありません。
続きは動画で…