『インドネシアが契約金未払い韓国政府「国際ルールを守れ!」』
韓国戦闘機の開発にも参加しているインドネシアが、韓国潜水艦の契約金の送金をしていない…約束違反ではありますが、そんな非礼を簡単にするのでしょうか?韓国政府高官も何度もインドネシア入りしていますが、その真相はなんでしょうか?
不審なインドネシア、潜水艦3隻の契約金も送っていない
韓国型戦闘機KF-X開発事業に参加しているインドネシアが3年目分担金を出さないことに続き、もう一つの重要な協力事業である潜水艦契約でも異常の兆しを見せています。
潜水艦3隻建造契約金1600億ウォンを2年近く経っても一銭も払わずにいるのです。
キム・テフン国防専門記者の単独報道によると、 インドネシア政府と大宇造船海洋は昨年4月、潜水艦3隻の建造契約を締結しました。
事業費は1兆1千億ウォン(約1045億円)。
インドネシアが頭金として事業費の15パーセントである1600億ウォンを支払えば契約が発効し、潜水艦も建造することになります。
韓国型戦闘機KF-Xの開発事業への参加とともに、両国の国防協力の2大軸と呼ばれました。
ところが、インドネシア政府が銀行からの政策融資の手続きを終え、信用状さえ出れば、契約金が支払われる状況だった昨年10月、インドネシア国防長官が交代して事が複雑になりました。
野党の大統領選候補だったプラボウォ新国防長官が、兵器導入の多角化を検討せよと指示したのです。
両国の首脳会談、国防相会談、防衛産業協力委員会の会議が開かれ、防衛事業庁の代表団が訪問しましたが、1年8ヶ月が過ぎた今まで、契約金は一銭も支給されていません。
ムン·グンシク京畿(キョンギ)大学政治専門大学院教授は「潜水艦3隻の輸出契約が発効されなければ、防衛産業輸出衰退の赤信号になりかねません。
したがって、韓国政府がもう少し前に出て、持続的な役割を果たさなければなりません」と表明、インドネシアがKF-X開発分担金に続き、潜水艦の契約金まで納めずに粘って両国の国防協力を揺さぶるのには「兵器導入の多角化」という名分の裏に金銭的目的が隠れているという指摘も出ている。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ僕の感想ですがインドネシア政府が、韓国製潜水艦の契約金1600億ウォン、日本円で約160億円の支払いをしていないのには、色々な要因がありそうですね。
インドネシアの国防長官が交代したのも一因ではありますが、それだけで国家間で結んだ契約を破棄するというのはあり得ないと思います。
また、軍事装備である潜水艦は海軍にとって大切な装備ですから、そう簡単に「要らない」という事にもならないはずです。
排他的経済水域の面積・体積ランキング世界第4位の海洋国家のインドネシアです。
潜水艦は、喉から手が出るほど欲しい装備です。
その装備の契約金を払わないのは、本当にインドネシアの怠慢なのでしょうか。
国と国との約束を破ることは、消して良い話では有りません。
普通は政権が変わったとしても、約束は引き継ぐものです。
韓国はよく約束を一方的に反故にしますので、僕たち日本からすればそういった行いからブーメランとして返ってきただけとも言えるのですが、流石にこれに関してはインドネシアも問題ありだと思います。
しかし、何故契約金を払わないのか、もっと深い意味がありそうですね。
その理由についてなのですが、韓国製の潜水艦には、こんな報道もされています。
何かというと、インドネシアからすればこの潜水艦は「期待ハズレ」だったとのことです。
思っていたものよりも性能が低かったという事で、支払いを渋っているようですね。
流石にこれはインドネシアが非常識だと思うのですが、気持ちは分かります。
韓国側もこんな状況になった事は重く受け止めないといけないでしょう、潜水艦や戦闘機など、一歩間違えば大きな被害を出してしまう事になりますし、インドネシア側にこのような判断をさせてしまったのは、9月に発生した韓国製戦闘機による墜落事故が大きな影響を与えていると思います。
この事故ではパイロットも死亡するという大惨事になっており、韓国の軍事技術についてかなりナイーブになっていたというのは理解できます。
そもそも、こういった軍事技術については、韓国自身も把握できていない部分もあり、色んな国の技術でツギハギだらけ物を売りつけようとしているのですから揉めて当然です。
決して安くない費用なので、こういった問題点を持ち出し、無かったことにして、信用のできるフランス製を揃えたいというインドネシアの考えも非常識ですが理解できます。
当然、韓国としては、「国際ルールに沿って、約束は守るべきだ!」と言っているようですが。
韓国が、数々の日本との約束を一方的に破棄してきた歴史を、インドネシア政府も知っています。
契約の際には、分からなかった数々の韓国軍の潜水艦の性能が、徐々に判明してきた今になって、自国の海軍の戦力増強という、国防の根幹を真剣に考えると韓国潜水艦に未来を預ける事は出来なかったのでしょう。
韓国政府高官が、何度もインドネシア政府と交渉をしていますが、何も響かないのは、インドネシア海軍が、本当に使える装備を求めているからだと思います。
排他的経済水域の面積・体積ランキング上位国は、本気で領海を守っています。
ランキング外にある国の作る潜水艦には、その本気度が無いのだと思います。
潜水艦の開発技術以前に、領海警備の経験の差かもしれませんね。
そして、約束を破られるという事がどういうことかを、存分に体験して欲しいです。
■この記事に対する反響
それでは、この記事に対する反響なのですが…「ここまで東南アジア諸国に無視されたことがあるか?」「非常識すぎる!」「完全に不意打ちだが、それを許した文大統領の新南方外交はこの程度か」「契約金ももらわずに製作してたってこと?完全に利用されてしまったね」「東南アジア諸国との関係を少し見直した方がいい」といったようにこの件については全面的にインドネシア側が問題だと思っているようです。
韓国の軍事技術の悲惨な状況は、まるで気にしていないといった様子ですね。
「そもそも、そんな後進国と先端兵器を共同開発することから間違っている」と、インドネシアの方が海洋国家で有ることも知らずに、領海警備の範囲がとても狭い韓国海軍の戦力を過信しているのだと思います。
一方、日本では「韓国には力がないから、後進国にも愚痴をこぼすこともできない」「インドネシア政府の英断は、インドネシア海軍を守ることになった」と、韓国潜水艦としての性能なら、当たり前じゃないかと半ば呆れていますね。
ただ、当たり前の事ですが、これはインドネシアも非常識だと日本では言われており、そういった面から「韓国へのブーメランだ、日本の気持ちを味わえ」と言う声も見られます。
このように、酷い目にあった韓国ですが、これが常日頃、日本にしている行為の一部だという事を忘れないでください。
続きは動画で…