『文大統領の独裁化が止まらない防疫対策に軍迄投入で国民不安』
寒さが本格派する中、韓国でも感染の再拡散が止まらず、政府は対策に頭を抱えているようです。
経済も限界を迎える中で、またもや自粛と監視を強める文政権ですが、軍と警察を投入するようです。
防疫のためとはいえ、力で押さえつけようという姿勢に国民からも疑問の声が上がっています。
文大統領「コロナ疫学調査に軍·警察投入せよ」
文在寅大統領は7日、感染症の第3次大流行について「使用可能な人材を最大限投入して首都圏地域の現場疫学調査の能力を強化せよ」と指示した。
文大統領が公務員、軍、警察など使用可能な人材を今週から現場疫学調査の支援業務に投入できるよう準備するよう指示したとチョン・マンホ大統領府国民疎通首席がブリーフィングを通じて明らかにした。
文大統領はまた、「首都圏のサラリーマンと若者が簡単に検査を受けられるよう、選別診療所の夜間・休日運営を大幅に拡大し、大規模なドライブスルー診療所を設置して運営せよ」とも指示した。
迅速抗原検査活用の積極的な推進も注文した。
文大統領は国民に対して「症状がなくても選別診療所で検査を受けられるようになっている」とし「感染が疑われる場合、必ず選別診療所で検査を受けて欲しい」と呼びかけた。
感染症新規確定者はソーシャル・ディスタンス「2+α」段階の実施にもかかわらず増加傾向を続けている。
6日午前0時基準の国内感染症新規確定者は631人を記録した。
週末にもかかわらず、前日(583人)より48人増加し、2日ぶりに再び600人台に増加した。
大邱(テグ)・慶北(キョンサン)中心の第1次拡散期に記録した2月29日(909人)と3月2日(686人)に続き、歴代3番目に多い確定者数だ。
地域発生が599人、海外流入が32人で、地域発生確定者は前日(559人)より40人増加した。
特に、ソウル254人、京畿道(キョンギド)184人、仁川(インチョン)42人など、首都圏だけで480人(地域発生470人、海外流入10人)に達する。
同日の全体確定者の76%が首都圏で発生したわけだ。
政府は感染症の拡散傾向を受け、8日午前0時からソーシャル・ディスタンス段階を従来の「2+α」段階から2.5段階に引き上げ、年末まで維持することにした。
ソーシャル・ディスタンスを2.5段階に引き上げれば、遊興施設5種など重点管理施設での集合が禁止され、カラオケボックスや室内体育施設も営業が中断となる。
ネットカフェや塾などは夜9時以降営業を中止し、結婚式場や葬儀場は50人未満と、人数が制限される。
スポーツ観戦は無観客競技に転換される。
宗教行事は非対面を原則とし、出席人数を20人以内に制限する。
【この記事に対する私の見解】
といったように、感染拡大が止まらない韓国、文政権は自粛と監視を一層強めていく方向性のようです。
ついには軍と警察を投入するなど、政府の実力行使的な側面に不安が広がっています。
法律や規制ではなく、銃や警棒を持った警察・軍隊が威圧的に自粛を強要することが民主主義国家として正しい姿なのか?という感情が多くの韓国人の間で沸き起こっているようです。
文大統領は光州(クァンジュ)事件の際の軍事政権の警察や軍隊を動員して国民を弾圧したことを繰り返し批難してきた張本人ですが、防疫を口実にやりたい放題となってきています。
国家債務が急増している危機感から、選挙前後のバラマキは鳴りを潜め、十分な補償がない中での再び自粛に、韓国経済は悲鳴をあげています。
特に、チキン屋などの小規模飲食店を営む個人事業主が多い韓国では再び強い自粛要請に耐えきれない可能性が高まっています。
感染症の抑制はもちろん必要ですが、この文政権の政策には国民は不安を隠しきれません。
そういった強固な姿勢を見せる一方で、遅い遅いと国民から批判を浴び続け、やっとワクチン導入計画を発表して「国民85%に相当する4400万人分確保」と喧伝したものの、蓋を開けてみると「遅くとも来年末までに確保」というお粗末な実態が明らかになりました。
来年2~3月のワクチン第1次分が到着するとはいっていますが、その第1次分がどれほどの量なのかは未だ明らかになっておらず、格差社会の深刻な韓国でワクチン争奪戦が起きれば、さらなる断絶は避けられなくなりそうです。
韓国が期待したのはアストラゼネカ製ワクチンの1000万人分のみですが、このワクチンは臨床試験を通過しておらず、本当に完成するかもわからないのです。
ただ手元にワクチンがないだけであるのにも関わらず、政府は「副反応の問題もあるから“あえて”徐々に接種していく」と誤魔化しています。
そもそも、韓国がワクチン確保のために利用したワクチン共同購入の国際機関「COVAXUファシリティ」は、加盟国でワクチンを共同購入して低所得国に届けるために設立された国際組織です。
自称「先進国」の韓国がこの組織を踏み荒らし、都合のいい時ばかり後進国かのように振る舞い、発展途上国のワクチン確保を阻害しているということに韓国国民は気づいているのでしょうか?こうした振る舞いが積み重なって、さらなる「コリアパッシング」が進むのかもしれません。
■この記事に対する反響のポイント
文政権の独裁化に不安、民主主義は滅んだ
それでは、この記事に対する反響なのですが…「愚かな大統領だ、我が国が史上最悪の状況に置かれている」「出歩いたら撃たれるのか?」「軍と警察を投入して国民を統制しろだなんて、独裁そのものじゃないか」このように、韓国国内では国民に我慢を強いる為には手段を辞さず、具体的な対策にはとことん無策な文政権に不満の声が高まっています。
ワクチン確保もお粗末な結果となっている中、ただただ防疫を理由に国家権力を強めていく文政権の姿勢に、国民のストレスは相当なものとなっています。
逆に考えると、これほど強固な姿勢を取らなければ、最早、国民に対して何かを協力させることは不可能な状況なのではと思います。
「防疫」「愛国心」を掲げれば、どんな人権侵害も平気で行うという文政権の独裁体制が目立ってきましたね。
続きは動画で…