【Hotch Potch】

国民の大多数が日本製品不買運動に賛成する中、なぜか売上げが増え続ける一部の日本製品。 そんな矛盾を恥じてか「選択的不買」という珍妙なキーワードも飛び出してきました。 都合のいいようにと迷走する韓国は、いったいこの先どうするのでしょうか。

これまで軍事的な同盟国として、アジア圏での和平と安定に寄与してきた日米韓ですが、 文政権以降、こうした軍事的結束が崩れつつあり、中国や北が不穏な動きを見せていますが、 このタイミングで、米国から在韓米軍削減の可能性が出てきましたが、安保問題はどうなるのでしょうか？

国民からの不信が増えたからか、「脱日本進行中」をアピールする記事が頻繁にでるようになってきました。 しかし、日本企業との連携を模索するサムスンや貿易データを多角的に分析していくと、 結局は日本依存を断ち切れない韓国経済の姿が浮かび上がってきます。

経済の空洞化が進み、過去に富裕層も脱出を進めているとのことでした。 外国人労働者も中々定着せずに去ってゆく…韓国の魅力を感じる・感じない部分はどこなのか？ 韓国のネット掲示板では移民先としてメリットを議題にしたスレが立っていました。

韓国からは外貨準備高は心配ないとの発表が出ており、韓国経済の安定性をアピールする狙いがあるようです。 外国人投資家達がウォンに見切りをつけることは韓国市場の崩壊を意味しますから、 彼らを繫ぎ止めるためのハッタリなのではという、指摘も出てきています。

米中対立の中、漁夫の利を期待していたサムスンですが、副会長の逮捕状騒動や日韓関係悪化に苦しめられ、 アメリカとタッグを組むことを決めたTSMCが勢いを増す中で、中国市場も捨てきれない… 様々な悪影響を受ける中、韓国経済の未来を背負ったサムスンはどう動くのでしょうか。

日本メーカーを替えのきく範囲で排除するという恣意的な不買運動を続けて来た韓国ですが パーツや生産過程で必要な素材など、潜在的な日本製品は排除しきれないのが現状なようです。 今回は、食品の部分でも、日本が影響を及ぼしているとの報道がありました。

南北関係や様々なスキャンダルが噴出する文政権は、支持率の低下はとどまるところを知りません。 経済面でも雇用問題に解決の糸口すらつかめず、就任して以降で最悪の失業率を更新し続けていますが、 果たしてここからの支持率挽回は可能なのでしょうか。

韓国経済界では批判の嵐だった文政権の経済政策の一つである最低賃金引き上げですが、 個人経営のコンビニなどの小規模事業者はすでに死活問題となるレベルで苦しめられています。 しかし、現在韓国の国会では更なる引き上げが検討されているようです。

韓国が日本から輸出管理を受けはじめてからはや1年が経とうとしています。 「輸出規制対象品目の国産化は順調だが輸出規制を解除してほしい」と韓国政府は言っています。 この矛盾した発言は一体どこから来るのものでしょうか？