韓国で揺れる日本依存脱却論、脱日本は進んでいるのか無理なのか、韓国政府のフォローで国民の意見は二極化【世界情勢】

韓国で揺れる日本依存脱却論、脱日本は進んでいるのか無理なのか、韓国政府のフォローで国民の意見は二極化【世界情勢】

『韓国で揺れる日本依存脱却論政府フォローで国民の意見は二極化』

国民からの不信が増えたからか、「脱日本進行中」をアピールする記事が頻繁にでるようになってきました。
しかし、日本企業との連携を模索するサムスンや貿易データを多角的に分析していくと、結局は日本依存を断ち切れない韓国経済の姿が浮かび上がってきます。

「国産化してみると出来た」… 1年前の日本奇襲攻撃の教訓


「日本の輸出規制の対応は、これまで試みることさえ困難だった壁に果敢に挑戦し成功する契機を作った。
「やってみればできた」という経験と自信を得ることができた。
」素材・部品・機器の「脱日本」総力戦を繰り広げてきたこの1年を振り返った政府の公式評価だ。
ちょうど1年前の昨年7月4日から始まった日本の輸出規制措置は20年推進された素材・部品・機器政策の成果を画期的に引き上げる結果を生んだ。
特定の国への依存度が高い「鵜飼い経済」では製造業大国にはなれないという貴重な教訓が政府と企業を動かした。
4日、産業通商資源部によると、過去1年間△フッ化水素△フォトレジスト△フッ化ポリイミドなどの輸出規制の3品目に関する生産の支障は0件である。
「日本への依存度が高い品目で急所を突かれた」という評価が出てきたが、△国内生産の拡充△輸入の多様化△海外投資誘致などを通じて実質的供給の安定性が確保された。

まず、フッ酸液は、国内企業のブラシブレインが「12N(99.9999999999%)」級の高純度の製品を従来より2倍以上、生産可能な工場を新しく増設し、国内需要を満たすことができるようになった。
フッ化水素もSKマテリアルズが5N級の高純度製品の量産に成功した。
EUV(極紫外線)用フォトレジストは、ベルギーなど欧州産の輸入を多様化し、米化学企業のデュポンの国内生産設備投資を誘致した。
フッ化ポリイミドは、コーロンインダストリー、SKCが独自の技術を確保した。
サムスン電子の場合、ギャラクシーフォールドなどの新製品のフッ化ポリイミドの代わりにUTG素材を採用して、日本依存から脱した。
3品目の供給の安定だけでなく、素材・部品・機器産業全般の競争力を引き上げる成果も収めた。

政府は、貿易紛争の長期化が予想されるため、短期的対応ではなく、根本的な「克日」が必要であると見て、素材・部品・機器政策を推進してきた。
その結果、対外依存度が高かった主要品目100種の自立化基盤が用意された。
SKCは、ブランクマスク工場を新設し、ヒョースンは、炭素繊維の生産設備を2倍増設した。
グローバル半導体素材企業のMEMCコリアは、シリコンウェーハの生産工場を韓国に作り、半導体製造装置メーカーのラムリサーチは、R&Dセンターの設立を進めている。
政府は、「素材部品需給対応支援センター」を中心に、化学物質の許認可期間の短縮、特別延長労働、金融支援などを通じて、企業の努力を後押しした。
また、素材・部品・機器特別法を全面改正し、特別会計を新設し、安定した支援のための制度的基盤も作った。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
報道 探

といったように、ここ最近で問題視された部分についてのフォローがされていますが、韓国側からは度々半導体産業において、脱日本が成功した!という発表が出てくるわけですが、今年に入ってからも執拗に日本に輸出管理の緩和を迫るなど、その実態には疑問を抱きます。
事実、韓国の経団連といわれる「全国経済人連合会」の発表したレポートによると日本の輸出管理強化以降、68.5%の企業が従来と同様に輸入を継続したことがわかったほか、完全に脱日本に成功した割合は、平均3.35%という結果が出ています。
韓国メディアは「韓国企業は日本からの供給を国産、第3国からのものに置き換えた」、「多角化を図った」などと宣伝してきましたが、その実体は宣伝ほど大層なものではなく97%の企業が依然として日本依存を続けているようです。
言い換えればこれは、日本が韓国側に報復的な「輸出規制」を行ったわけではなく、正式な手続きを踏み、適法であると証明されれば輸出できる「輸出管理」を行ったに過ぎないことの証拠でもあります。
それでも日本による輸出管理の厳格化を受けて、韓国は脱日本依存を掲げて、半導体生産に不可欠な3品目について国産化を進めようとしている報道が度々出ますが、化学工場に対する規制が厳しい韓国において、フッ化水素などの危険物質の大量生産は様々な壁が立ちはだかります。
元はと言えば、化学工場の危険性を煽り、それらの規制を作らせたのも大統領就任前の文大統領に他ならないのですが、現在は世論を意識してか、「化学工場の発展こそ韓国を救う!」といった論調を押し出してきています。
こうした開発は10年単位で試行錯誤を重ねて初めて安定生産が可能になるわけですから一朝一夕で成し遂げられるものではありません。
そのため、低純度フッ化水素でも何とかしのげる生産工程では一部を国産品に切り替えてはいますが、結局、不良品が続出するなど順調とは言えないようです。
サムスン電子などが日本との関係維持の行動に出たのは、文政権の暴走により、これ以上日韓関係が悪化したことを想定しての、リスク分散を図った結果であって、半導体に注力するのであれば当然でしょう。
また、日本企業に対しては、可能ならば日本以外の工場から供給するよう要請をしていることがわかっており、その結果、数字上の日本企業による韓国向けフッ化水素の輸出は減少していますが、トータルではほとんど変わっていないのです。
事実、韓国で高純度のフッ化水素を作っていると言われているのは、ソルブレインですがその系列会社の中で実際にフッ化水素を作るのは別の会社であり、実はそれは日本のステラケミファ社の会社だったりと、様々な迂回ルートが整備されており、日本の産業そのものには大きな影響はないと言われています。
韓国企業の多くは、文政権のプロパガンダに左右されあわてて輸入先を変えたりすることはせず、対日で沸き立つ国民と政権を横目に、平然と日本との貿易を続けているというのが現実なようです。
もちろん、日韓の関係改善することでこのような煩雑な手続きを踏まなくとも、スムーズに貿易ができることが理想であることは間違いありませんが、現状において日本企業にとって必要なことは、技術流出を阻止して、日本企業の品質の高さの唯一性を守ることのみ、と言っていいでしょう。

■この記事に対する反響のポイント

ムンさん
ムンさん

・国産化は誇らしい
・根強い脱日本精神
・ただし、否定勢力も増えている。

報道 探
報道 探

最近は経済の低迷を実感してきた事から、何でもかんでも日本が悪いという考えは下火です。
しかし「国産化は誇らしく思う」といったように、自国が成長していることは受け入れているようです。
「日本依存脱却は無理だ」という意見も増えてはいますが、「国交断絶」の声も根強いです。
また、輸入を無くすことは難しいならば「関税を5000%にしろ」といった意見もありました。
ここまで記事によって、あちらの意見がバラつくのを見ていると、メディアと政府の発言力はいまだに強いという事を実感しますね。

【これに対する私の見解】

報道 探
報道 探

といったように、メディアと政府のから騒ぎに国民は翻弄されているようです。
コメントで言われているような、日本からの輸入品に5000%の関税を掛けてしまえば、正式な手続きを踏んで日本から輸入をしている多くのまともな企業はたちまち倒産してしまうでしょう。
それだけこの対日不買運動が恣意的で無意味なものであることを表しているのです。
また、韓国企業の多くが、多少の手続きの煩雑(はんざつ)さが出たとは言え、問題なく貿易が成立しているのにも関わらず、ここまで文政権が騒ぎ立てるのは、国外に向けては、イランや北への供給ができなくなることへの焦りのほか、南北関係の緊張を高め、国内経済の深刻度が増している状況で、国内へ向けて「日本に負けない姿」をアピールしたいという意図が透けて見えます。
このような文政権の考えに、日本に住む私たちは決して踊らされてはならない、ということを改めて感じさせられることとなりました。

報道 探
報道 探

多くの韓国企業は、無意味な対立でこれ以上リスクと手間を増やすのはやめてほしいと思っていることでしょう。

続きは動画で…

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