『韓国のワクチン事情は窮地中国ワクチン忖度への布石?』
防疫先進国を自称しながら、一向にワクチンを確保できない韓国政府。
米国の他に、中国とロシアがワクチン開発に乗り出していますが、この足踏みも、中国への忖度が影響しているのではないかという疑惑の声も聞こえてきます。
ファイザーワクチン確保戦…イスラエルも買ったのに、韓国はまだ買えてない。
主要国が先を争って米ファイザーとドイツのバイオエンテックが開発中の新型感染症ワクチンの確保に出る中で、イスラエルもファイザーとワクチン購買契約を締結した。
ロイター通信、タイムズ·オブ·イスラエルなどの外信によると、イスラエルはファイザーと新型感染症ワクチン800万回分の購買契約を結んだ。
イスラエルの人口は約865万人である。
ファイザーワクチンが1人当たり2回接種であることを勘案すれば、イスラエル人口の半分が接種できる量だ。
イスラエルのネタニヤフ首相は「購買量がイスラエル国民400万人が接種するのに十分だ」とし「今日はイスラエルにとって良い日で、新型感染症ウイルスに対するわれわれの勝利のために良い日だ」と明らかにした。
続いて「ワクチンの供給を来年1月から開始し、数カ月以内に(普及量を)増やすのが目標」と付け加えた。
ファイザーワクチンは今月第3週、米食品医薬局(FDA)に緊急使用承認を申請する方針だ。
年内に市販される場合、ファイザーは来年までに国内外にワクチン13億5000万個を供給する計画だ。
臨床最終段階の3床で90%以上の効果が現れ、ファイザーワクチンの先行購入が相次いでいる。
主要諸国のファイザーワクチンの先行購入物量は、米国6億回分、欧州連合(EU)3億回分、日本1億2000万回分などに上る。
英国·ニュージーランド·カナダ·オーストラリアなども先行販売をしておいた。
ファイザーが来年まで供給可能なワクチンの約90%が既に先に購買契約を結んでいる中で、残り少ないワクチン物量確保戦がし烈になる見通しだ。
中国·ロシアなどはワクチンを独自開発している。
一方、政府はまだ、ファイザーはもとより、どの製薬会社とも、新型感染症ワクチンの先行購入契約を交わしていない。
韓国がワクチンの確保戦で遅れを取るのではないかという懸念が出ている理由だ。
高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院感染内科のキム·ウジュ教授は中央日報の電話取材に対し、「ファイザーワクチンなどは安全かつ効能があるという仮定の下、米国で早ければ12月に接種を開始し、複数の国が来年初めに接種を開始する場合、われわれはワクチン接種から遅れるのではないかと懸念される」と述べた。
続いて「新型感染症ワクチン接種は速度とタイミングが重要」とし「主要国はもしかすると副作用があるかもしれないという点と、最も安全で効果的なワクチンを接種するために複数のワクチン開発会社と先に購買契約を結んでいる」と強調した。
政府は、年内に全人口の60%である3000万人が接種できる量を先に購買契約を通じて確保するのが目標だと明らかにした。
クォン·ジュンウク中央防疫対策本部第2副本部長は12日の定例ブリーフィングで、「先払いをあきらめることがあっても、十分に多くの(ワクチン)量を確保して購入する」と明らかにした。
先払い金はワクチンがまだ開発されている段階で先に購買契約をする時に払うお金だ。
疾病管理本部長を務めたチョン·ビョンユル医科学大学医学専門大学院教授は、中央日報に「政府が先払いをあきらめることがあっても、年内に大量のワクチンを確保するとしたことからみて、ある程度先払い交渉が進行中であることを期待する」と述べた。
【この記事に対する私の見解】
といったように、先払い金を出し渋ったことにより、新型感染症ワクチンの確保に遅れをとっていることがわかり、韓国国民の間ではきちんとワクチン接種が出来るか不安が広がっています。
年内に韓国国民の60%である3000万人分を確保すると息巻いている韓国政府ですが、そのつい数時間前までは、韓国メディアの追求に対し「効果や副作用が判明していないのに購入はリスクがある」と説明していたことを見ると、この「年内に3000万人分」という数字も信じがたいもののように感じられます。
韓国国民の間では米国の製薬会社であるファイザーと韓国政府の交渉が難航しているのには、文政権の外交の失敗による「コリアパッシング」の影響が大きいのではないかと疑う声が大きなってきており、文政権としてもそのイメージの払拭に躍起になっているようです。
しかし、このワクチン争奪戦と開発競争は、単なる製薬会社と国家との交渉というレベルではなく、もはや国家間における代理戦争となりつつあります。
13日には、ロシア政府や北朝鮮政府とつながりが疑われるハッカー集団が、新型感染症ワクチンと治療薬を開発している世界中の製薬会社や研究機関などを標的にサイバー攻撃を仕掛けていたことがわかるなど、冷戦を思わせる情報戦となっています。
中国に関しては習近平主席が推し進める「一帯一路」の関係国や、新中国家60カ国余りに、ワクチンの提供を優先すると宣言するなど、いち早くワクチンの開発を成功させることで、世界で中国の地位を高めようと必死です。
一方ではブラジルで中国製ワクチンを使用した患者の不審な死が報じられたり、中国の製薬会社は臨床試験データを一切公表しないなど、国際的な評価でいうと、中国のワクチンには不信感を持っている国が多い状況です。
また、同じ「レッドチーム」でもあるロシアに関しては、開発中のワクチンを韓国でも生産することを発表し、具体的に話は進んでいるようです。
しかし、このロシア製ワクチンは、ワクチンの安全性に必要な3相試験を経ていないうえ、2相試験でさえ先進国の基準に達しておらず、ヨーロッパの医療専門家からは「真水より悪い」と酷評されるなど、安全性と効果には疑問の余地が残ります。
これらの動きを見ていると、米国のワクチン開発を妨害している国々に、文政権が忖度しているのではないか?と勘ぐってしまうのも無理はありません。
中国、ロシアがワクチン開発に躍起になっており、北もそれに協力しているような状況の中、韓国が米国製のワクチンに飛びつくことは、果たして許されるのでしょうか?そういったワクチンが採用されるかもしれない韓国国民の不安は、尽きることはなさそうです。
■この記事に対する反響のポイント
韓国政府の方針に国民も不満噴出
それでは、この記事に対する反響なのですが…「国際舞台で政府が成し遂げたことが何があるのか示してくれ」「こうなると思った」「ワクチンの確保が先なのに何をしてるのか?K防疫が得意は何処に行った?」このように韓国国内では、有効なワクチンに対し、全くアプローチできていない文政権に対し不満の声が上がっています。
コメントでもK-防疫の政治利用を指摘する声が出ているように、韓国国内では文政権の恣意的な感染症対応に反発する国民が増えてきています。
これまでは政府に反対意見をする人を「親日だ」と糾弾してきた文政権、現在では防疫を大義名分に、言論統制や弾圧を行なうまでになっています。
最近の動きから、レッドチーム製のワクチンを国民に配布できるから、米国企業とは交渉しなくてもいいと思っているようにすら見える文政権ですが、反日不買運動同様、ちゃっかり自分たちは米国製ワクチンを打っている姿が目に浮かびます。
国民からは「いよいよリミットとなって中国から購入するんだろ」という声が聞こえますが、果たして、国民の疑いの目を晴らすことはできるのでしょうか?
コリアパッシングは、ワクチン争奪戦においても深刻化しているようですね、
続きは動画で…