『中国が韓国に直接圧力!?習近平主席訪韓は米中選択の踏み絵』
米中対立が激化する中、未だにコウモリ外交を続けている韓国。
軍事同盟と為替スワップで首輪をつけられている米国と、経済で大きく依存し文大統領が心酔している中国、そんな中、ついに中国も踏み絵を迫って来たようです。
習近平訪韓強要…「米か中か」の選択を余儀なくされる韓国
中国の外交政策を総括するヤン・チエチー中国共産党外交担当政治局委員の訪韓が可視化されれば、習近平国家主席の訪韓も急激に進められると予想される。
これまで習主席は今年、日本と韓国を訪問すると公言したことがあるが、日本が米国と蜜月になる傾向であり、日本国内の反中感情の拡散で、日本訪問は事実上失敗に終わる可能性が高い。
韓国政府はこれまで習主席の訪韓に力を注いで来た。
習主席の訪韓で高高度ミサイル防衛システム(THAAD)の配置後に、冷却した両国関係が正常化されるだろうという期待も大きかった。
しかし、習主席の訪韓が中国を圧迫する米国の動きに反旗を翻すように見えるため、それが韓米関係に少なからず負担になるという懸念も出ている。
結局、韓国の立場では「米国か中国か」の選択を強要される状況になると思われる。
北京の外交消息筋は「ヤン政治局員の訪韓について、確認された話はない」と言いながらもヤン政治局員の訪韓説を否定してはいない。
・米国、同盟を結成し中国包囲、中国は拠点国を通じて突破口模索中国と対立している米国は、新しい同盟を結成して中国を包囲して圧迫している。
米国が韓国など同盟国に経済的繁栄ネットワーク(EPN)参加と先進7カ国(G7)の拡大会議への出席を求めている。
EPNは米国の反中経済ブロックに韓国と日本、オーストラリア、インド、ニュージーランド、ベトナムなどの参加を求めている。
中国は「一帯一路で(陸・海上シルクロード)」を使用して突破口を探しているが、主要国は抜けており、これに対する対策が必要である。
ムン・イルヒョン中国政府法学部教授は「米国が政治同盟を作り、米国と中国の両者の対決ではなく、西側世界と中国の対決に追い込んでいる」とし「中国はこのような包囲網を崩すのに最も近い包囲網である韓国を崩すだけの状況」と述べた。
彼は「中国は近隣で韓国、東南アジアでは、カンボジアやフィリピン、欧州では、イタリアとドイツ、南米ではブラジルなどを拠点国に置いて中国陣営の作成に総力戦を繰り広げている」とし「このような観点から見ると、韓中関係がこれまで以上に友好的であるのは理解できるものであり、習主席の訪韓の可能性も高い」と付け加えた。
実際、中国は初めて韓国の入国制限措置を緩和した。
ただし習主席の訪韓で、11月の米大統領選挙まで韓国に痛みを伴う選択の迷路に追い込む可能性がある。
11月に大統領選挙を控えているドナルド・トランプ政権は、習主席の訪韓について、反中の前線から韓国を離脱させようとするイベントと判断する可能性があるからだ。
習主席の訪韓が確定すれば、韓国に対する米国の圧力が続く可能性もある。
匿名を要求した外交消息筋は、「安全保障は米国に依存しており、経済的な側面から見れば、中国との関係を無視することはできない立場」とし「米国と中国の対立が大きくなる中でバランスを維持することは容易ではない」と述べた。
この消息筋は、「米国と中国がこのような私たちの状況を定数として受け入れているようだ」とし「習主席の訪韓が南北や在韓米軍などの問題につながることはなさそうだ」と付け加えた。
【この記事に対する私の見解】
といったように、中国の外交担当であるヤン氏の訪韓が現実化するのではという報道が出て、いよいよ中国の踏み絵も本格化してきているようです。
これまではトランプ大統領は盛んに韓国に「米国派」を明言させることを迫って来ました。
ファーウェイの締め出し、香港問題の言及、G7への招待、在韓米軍費用の増額、為替スワップなど様々な側面で韓国に、「今後、どう中国と付き合っていくつもりか?」ということを韓国に投げかけて来たのです。
兼ねてより親中派だった文政権は、お茶を濁して切り抜けて来た訳ですが、ついに中国側も韓国のどっちつかずの態度に痺れを切らしたようです。
中国にとっては、国際社会で非難が殺到している、香港問題、ウイグル問題だけでなく、感染症隠蔽疑惑でも、韓国であれば肩を持ってくれると踏んでいる様子が見て取れます。
また、それらの問題以上に中国が解決しなければならないのは半導体戦争です。
トランプ大統領は自由主義諸国の「自由・民主」「人権」「法の支配」を守るため、ファーウェイなど中国5社の製品やサービスを使う企業とは原則、米政府との取引を中止するなど中国の締め出しを本格化しています。
一方で世界から締め出されてもなお、中国市場という巨大なマーケットを独占することで、ファーウェイは成長を続けていますが、韓国までもがこの米国の締め出しに加担すれば、中国は非常にきびしい状況に置かれる可能性もあるのです。
5Gに不可欠な、最先端のCPUの製造ラインを持つ受託製造会社は、世界中で台湾のTSMCと、韓国のサムスン電子の2社しかありません。
TSMCはかなり早い段階で米国とタッグを組むことを決めましたが、サムスンは未だ態度を表明できず、文政権も指針を示せずにいる状況です。
中国の要人が直接訪韓してまで、圧力をかけることになれば、かねてより親中派だった文政権は、中国に大きく傾くのではないかとも予想されているのです。
韓国国内では、反中感情が高まっていると同時に、経済の低迷の改善を求める声も強くなっています。
経済を重視して中国を選んでも批判は免れず、米国を選んで経済制裁を受けても批判は免れないという、まさに板挟み状態に落ちいているのです。
しかし、ここまで米中対立が激化すれば、文政権のこうした対応は、どちらの国からも信用を失うことになりかねません。
反米、反日を国民に煽って来た文政権ですが、もはやプロパガンダが通用しないレベルで中国に対する嫌悪感が強まっているとも言われています。
支持率が急降下し、国民の顔色も伺わなければならない今、文政権がどのような判断を下すのか、注目が集まります。
それでは、この記事に対する反響をポッチー君に教えてもらいましょう。
■この記事に対する反響のポイント
・韓国で広がる中国への嫌悪感
・米国か中国なら米国を選択してほしい
・中国に付くと、世間を敵に回す
アシスタントのポッチーです!それでは、この記事に対する反響なのですが…あちらの国民からは「習近平の訪韓反対」というように、中国に対しての嫌悪感が溢れています。
このままでは、韓国が中国に取り込まれて台湾の二の舞になると懸念しているようです。
この世論は強まっているようで「親中をするなら、私は移民に行く」との意見が出るくらい、中国に対しての不信感が国民の間では高まっているようです。
感染症事態から広がりを見せている中国への警戒心ですが、意見を見ている限り、「中国共産党は全人類の敵」との意見まで出ており、文政権の中国に対するすり寄りは、またしても支持率を下げそうですね。
【これに対する私の見解】
ポッチー君ありがとうございました。
このように、韓国国内では中国への嫌悪感の高まりから、「米国を選べ!」という意見が多く見られますね。
香港の様子を見ていれば、中国に支配されることを恐れるのも当然の流れと言えるでしょう。
しかし、文政権の数々の外交の失敗のおかげで、米国からの評価も芳しくないようです。
トランプ大統領は、韓国系の妻を持つメリーランド州のホーガン知事に対し、「韓国人はひどい人達、なぜ米国が韓国人を数年間保護してきたのかわからない」と述べたとも告発されており、米国も不信感を募らせている様子が見て取れます。
文政権がトップにいる限り、米国との良好な関係は難しいとも思える今の状況で、ジリジリと近づいてくる中国の影に、韓国国民の不安は日に日に高まっていることでしょう。
国民の願いとは裏腹に、親中を捨てきれない文政権ですが、韓国はこのまま中国の属国になってしまうのでしょうか?
続きは動画で…