韓国がGSOMIA終了最後通告！？日本はいい加減に返答する時…韓国人「多少痛みを伴っても断交するべき」【世界情勢】

『韓国がGSOMIA終了最後通告！？
日本はいい加減に返答する時…』

韓国が騒いでいますが、GSOMIAの破棄は韓国側が勝手に交渉に持ち出してきたものです。
アメリカにも怒られていましたが、勝手にゴールを動かし有耶無耶にしたのは昨年の話。
それをまた持ち出して、そうまでして韓国は輸出管理を取りやめて欲しいのですかね？

GSOMIA終了猶予6ヶ月「もう日本が答える時」

政府が、日本に今月末までに韓国の輸出規制に関する立場を提示するよう最後通告を送ったのは、
昨年11月に猶予した韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)の終了を検討する時が来たと判断したためだ。
政府は昨年11月にGSOMIA終了の条件付き延期を発表した当時、
延期期間を定めなかったが数カ月程度と判断していた。
GSOMIAは一方が終了通知をしなければ1年単位で自動延長されるため、
終了延期が1年近く続けば事実上、GSOMIAが復元されたことになるからだ。
政府は、GSOMIAを原状回復するためには、日本が先に輸出規制措置を撤回しなければならない立場だ。

これに対し、日本が輸出規制関連の協議に消極的な状況で、
政府としてもGSOMIA終了を延期して6ヵ月になる時点で、
日本の輸出規制撤回の可能性を最終打診する必要があると判断した模様だ。
韓日外交当局は先月、日本の輸出規制と強制徴用賠償問題を話し合う
局長級協議をTV会議で開催したが、依然として立場の相違を縮めることができなかったという。
青瓦台の関係者は12日、「双方がこれまで水面下の対話をしてきたが、
日本側が誠意を示さなかったと聞いている」とし、
「(昨年11月に中断した)世界貿易機関(WTO)への提訴手続きを
再開しなければならない状況に至ったと判断したのだ。
日本政府が(輸出規制に対する)措置を取るなら待つことにも応じるが、
日本の態度が同じなら韓国政府はこれ以上待つことはできない」と述べた。

政府はひとまず日本の回答を受けた後、GSOMIAを終了するかどうかを検討する計画だ。
外交部の関係者は「究極的にはすべてのオプションがテーブルにある」としながらも
「まだGSOMIAを終了するかどうかを本格的に検討する段階ではない。今は日本が答える番だ」と述べた。
さらに、感染症事態で輸出が難しくなった韓国企業の不確実性を
一日も早く取り除こうという目的もあると解釈される。
産業通商資源部のイ・ホヒョン貿易政策官は「韓国企業の不確実性が大きいため、
なるべく解消した方が良いという側面がある」とし
「あえて5月末の時限を選定したのは、（輸出管理の）原状回復のための事由が解消されたため、
これ以上時間を制限する必要はないと判断した」と明らかにした。

【この記事に対する私の見解】

報道探

韓国は輸出管理撤廃にひどく躍起になっているようですが、
これは日本にとって報復的な意味でもなんでもなく、テロ支援国家とされるイランや北朝鮮に、
韓国が日本から輸入したフッ化水素を横流ししていることが問題なのであり、
その疑いが晴れないうちは撤回できないというとてもわかりやすい理由によるものです。
ならず者の企業が横流ししていたのならともかく、国を挙げてやっていた訳ですから、
韓国政府の主張する管理体制の強化など茶番でしかありません。
そもそも、サムスンなどの大企業は正規の手続きを経て、輸入許可を得ている訳ですから、
横流しが目的でないなら、ここまで慌てふためくような問題でもないのです。
それでも、ここまでしつこく緩和を求めるのはイランの圧力に耐えられなくなっているのでしょう。
また、今回韓国はGSOMIAをダシに管理制度の緩和を求めている訳ですが、
破棄することで困るのは、どこの国でもない韓国です。
以前のGSOMIA問題の時も、アメリカは破棄の決定を覆すよう韓国側に強く求めたにも関わらず、
文大統領はそれに背くような行動をとったため結果的に破棄はしなかったとはいえ、
アメリカを軽視する姿勢は米韓関係の冷え込みに拍車をかけました。
韓国のイランへのフッ化水素横流し問題を問題視しているのは、日本よりアメリカでしょうから、
このネタをダシにGSOMIAを破棄するようなことがあれば米韓対立は避けられません。
GSOMIAがなくなれば、朝鮮半島など北東アジアにおける米国の有事即応態勢に大きな支障が出ます。
日韓の軍事的結束がなくなるだけでなく、怒ったアメリカが在韓米軍問題で撤退を決めれば、
韓国は北東アジア地域においての軍事的な後ろ盾を失います。
それを喜ぶのは北朝鮮やロシア、中国といった面々です。
米中対立が激化する今、トランプ大統領が中国が喜ぶような決断をあえてするとは考え難いですが、
輸出管理をきっかけにGSOMIAが破棄されれば、今後韓国は確実に冷遇されることとなるでしょう。
在韓米軍を置きながらの韓国冷遇という飼い殺し状態は、
中国や北朝鮮に忖度したい文政権にとって苦しい状況です。
韓国の軍事的な主導権をアメリカが握ってしまっている限り、
中国や北朝鮮にとって韓国は心から信用できる相手にはなれないからです。
いつも韓国が交渉の引き合いに出してきた、徴用工問題や慰安婦問題は日韓問題ですから、
どんなに激化しようとアメリカとの関係にヒビが入ることはないでしょう。
しかし、今回はかなり悪いカードを出してしまいました。
一方韓国国内では徴兵制もあることから自国の軍に自信を持つ国民が多いようで、
GSOMIAは破棄すべき、在韓米軍はいらない、といった声が非常に強いのです。
なので、日本との交渉カードでGSOMIA問題を出すことは、韓国世論では好印象になるわけです。
「韓国は強い国だから、GSOMIAを破棄することで日本が怯える」
という印象を国民に植え付けたいのでしょうが、これも諸刃の剣です。
現実問題として破棄をチラつかせるだけでも、韓国にとってはデメリットが満載ですし、
これで結局、輸出管理も緩和できず、GSOMIAも在韓米軍も維持しますとなれば、
「なぜ韓国軍は強いのに、日米に媚びるのか？」といった声が噴出するでしょう。
ところが韓国軍は韓国国民が思うほど力はなく、韓国でも、外交部、国防部など
実際に安全保障を担当する部局は破棄に反対してきました。
身の丈にあっていない虚像を国民に信じ込ませたツケが、
政権批判として押し寄せる可能性がでてきているのです。
恐らく韓国がどんなにこのカードで日本を揺さぶろうと、日本が応じることはないでしょう。
韓国がアメリカを忖度してさっとこのカードをひっこめるのか、
それとも国内の評判を意識してゴリ押しを続けるのかは分かりませんが、
どちらにせよ韓国にとっては苦しい未来が待っているでしょう。

■この記事に対する韓国国民のコメント

ムンさん

・韓国の主敵は今や日本だ、多少痛みを伴っても断交するべき。
・GSOMIAを終結させ、日本製品の不買運動を続けるべきだ。
・GSOMIAは直ちに破棄するべきだ！
・日本は我々を危険にし、国益を妨げます。
・日本は友好国ではない！即刻破棄しなければならない。
・輸出規制は韓国よりも日本の被害が大きい。
・今は日本と経済戦争中だ。
・アメリカや日本に依存せず、自主国防をすべきだ。
・文大統領、早速GSOMIA終了を宣言し、そのまま断交だ！
・日本が願うマスクや診断キットなどの防疫物資の支援は絶対にするな。

【これに対する私の見解】

報道探

韓国国民は自国の軍を過大評価する層が多いようで、破棄することを支持する声が多く見られます。
そもそもこの輸出管理自体がまともな貿易をしている企業には関係の無い話題であるのにも関わらず
日韓の亀裂のように書き立てた日韓両国のメディアにもその責任はあるでしょう。
イランとのグレーなビジネスに依存している韓国が黙ってられないのは当然ですが、
日本のメディアがこの報道を過熱報道したことにより、日本国内でも日韓貿易に
多大なダメージがあるかのような印象を与えたことは大きなマイナスポイントです。
この騒動がきっかけでGSOMIAが本当に破棄されれば韓国の味方は北朝鮮と中国しかいなくなります。
北朝鮮と中国と肩を並べ、かの2国のような国を目指したいのか、
日本やアメリカとの連携を維持するのか、一度胸に手を当てて考えてみるべきでしょう。