韓国経済が目を逸らしたい成績！？輸出の打撃は4月が本番か！！韓国「売れないのに負債は増える…」【世界情勢】

といったように、いよいよこの感染症の拡大が、世界的にも抑えられなくなっている中、
対外経済の依存が深刻な韓国経済は死の淵に立たされていると言っても過言ではありません。
中でもヨーロッパでの感染拡大は、特に欧米依存度の高い自動車産業にとっては大打撃でしょう。
現代自動車グループ全体の売上高で北米とヨーロッパが占める割合は51.7％に達しています。
世界の主要自動車メーカーが欧米に持つ工場の稼働が
相次いで止まっている状況ですから、これからが正念場です。
完成車メーカーの危機は、そのまま自動車部品業界にとっての危機でもあります。
韓国2位の自動車部品メーカーであるマンド社は最近、製造職社員を対象に希望退職を募りました。
バッテリーメーカーや鉄鋼メーカーの危機感も増大しています。
世界的な自動車の販売不振が広がり、2020年の上半期の業績悪化は避けられない状況です。
自動車産業のように、単価が高く、多様な業界が絡み合っている産業では、
一社が倒れれば、ドミノ倒しのように失業と倒産の連鎖が続いてしまうのです。
また、時限爆弾を抱えているのは、半導体産業です。
韓国経済の構造は、貿易で大きく稼ぎそれ以外の収支はマイナスの数値を示す傾向があります。
そのため、主要産業は好調のようにも思えますが、実情は外貨不足に苦しんでいるのです。
フィスコ世界金融経済シナリオ分析会議のデータでは、
韓国と日本のドルの積立総額・経常収支を比較してみますと、
18年度におけるドルの積立額は韓国の官民で約26兆7000億円、
日本の官民で261兆円の試算となり、日本のわずか約10分の1にとどまります。
さらに、経常収支は韓国が約6兆5000億円なのに対し、
日本は約19兆8000億円と、日本と3倍の差があります。
また、韓国の輸出のうち「機械と電子部品」「輸送機」は全体の60%にのぼり、
輸送機、つまり自動車が破滅的になれば経常収支は
ギリギリ利益が出るか出ないかと言うレベルに転落します。
そこに追い討ちをかけるように機械と電子部品（半導体）が破滅的になれば、
20兆円近い大幅な経常赤字に転落してしまうのです。
つまり、韓国経済は稼ぎ頭が少なく、特定の産業が倒れれば、破産まっしぐらなのです。
その頼みの綱の半導体産業も、単体で売れるのものではなく、
PCやスマートフォンが売れなければ元も子もありません。
世界がこのような状況になっていますから、その売り上げが半減するのは避けられないことでしょう。
経済的弱者の韓国が、生き残るには外交しかありません。
文政権が長年忖度を続けてきた中国は、助け舟を出してくれるのでしょうか？

コメントを見て分かるように、内需がボロボロの韓国経済であるのにも関わらず、
外交のセーフティーネットを幅広く引いてこなかった文政権に、批判の声が集まっています。
リーマンショックや通貨危機で大打撃を受けた韓国ですから、
過去の経験からまたすぐに元の生活に戻れると
楽観視している韓国国民も一部いるようですが、今回は世界規模の感染症です。
収束がいつかもわかりませんし、この感染拡大が続く限り、経済は二の次になってしまうでしょう。
韓国をわざわざ助ける国がいるとも思えません。
文政権が有効な経済政策を打ち出せないまま、パンデミックはますます深刻となり、
対外経済に頼ってきた韓国はどんどん苦しい状況に置かれています。
それでも中国の忖度をやめない文政権を、国民はどう裁くのでしょうか？
今後の展開を注視していきたいと思います。

有効な政策を出さないまま、
破綻寸前まできてしまった韓国経済。
いまこそ外交力が必要な時なのに、
最近の動きを見るに
文政権は相変わらず中国しか
見ていないみたいですね。