中国のアリババグループのジャック・マー氏が日本にマスクを寄付してくれました。
このような事態なので、お互い助け合おうという考えは素晴らしいのですが、
ただ、支援をしてもらってありがとうで終わらないのが残念ですね。
どうやら、この支援で送ってきたマスクが韓国産だという事で、
それに気付いた韓国人から“不適切だ”という声が上がっています。
また、この件について、韓国メディアがジャック・マー氏に行ったインタビューで
“何故韓国産を寄付したのか?”とういう事についての返答が記事になっていました。
アリババ「日本産マスクも韓国に伝え…韓日助け合い」
中国の電子商取引会社アリババの創業者、ジャック・マー元会長が
日本の北海道に支援したマスクが韓国産であることが確認された。
11日ジャック・マー氏の公益基金会は、アリババの創業者
ジャック・マーが北海道に寄付した防疫用マスク一万枚が
韓国製なのか質問した本紙に「そうだ」と確認した。
また「世界的な問題は世界の資源で解決するというのがアリババの立場」とし
「中国が困難に直面した時も全世界の適切な物資配置が
中国内 地域社会 拡散防止に大きな役割を果たした」と釈明した。
アリババがどの様な方法で韓国産マスクを獲得して
日本に送ったのかについては明確に答えていないが、
「中国の各病院では全世界の各地域から受けたマスク、
そして様々な保護装具などが見られる」と迂回的に明らかにした。
ジャック・マーの公益基金会は
「韓国と日本が事態に積極的に対処している現状に重要なことは、
発生地域のニーズに合った物品そのもの」だとし、
「機能が保障された物品がもっと早く、必要な地域に
送られなければならない」と説明した。
韓国製マスクが中国の支援の下、日本に送られたことについて、
韓国で非難世論が高まっていることを意識した発言だ。
また、「アリババが韓国に送ったマスクでも日本製が混ざっていた」、
「韓国のマスクが日本に伝達され、日本のマスクが韓国に伝えられたことは、
後に韓国と日本各国がお互いを助けてこの事態を乗り切ることができたという
歴史的な瞬間として記憶できるだろう」と付け加えた。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・国民はマスクが手に入らないのに、何故日本に渡っているんだ?
・中国人は韓国のマスクを奪って、日本に恩を売っているのに腹が立つ!
・中国が発端なのに日韓和解させるアピールだと?
・プレゼントして両方から非難される立場もすごいなw
・中国人は腹黒い詐欺師だ、他の国に善意を振りまくフリをしてる。
・いや、それなら韓国に返せよ!こちらでも不足しているんだ。
・ジャック・マーは和解を導く主役になろうとしているのか?
・中国は韓国の物を日本に送って恩を着せるのか?
・いち早く中国に送ったマスクで日本に恩を売るというのか…
・何故原因の中国が善人面しているんだ?
【これに対する私の見解】
何処産とか関係なしで、支援してくれてありがとうで済ませたいのですが、
韓国としては、自国でも並ばないと買えないマスクが大量に国外に、
しかも、中国企業を通して支援として送られたとあっては
無視できないのでしょう。
中央日報では、このマスクがどうやって中国に渡ったのかが報じられています。
こういう記事を見ていて思うのは、このマスクの支援の応酬は
各国が外面を良く見せようとする、ただの友好アピールにしか見えませんよね。
日本でも以前、二階氏や兵庫県が中国に支援を行った事で
賛否の意見が上がっていました。
支援を行うのはいいのですが、まずは各国で、
自国の鎮静化を一番に考えるべきでしょう。
しかし、韓国も他国に送られた物を覗いて、
ここまで大事にするのも何だかなぁですね。
この記事の内容を受けて、
あちらでは“日韓関係の修復を望んで”と言っていますが、
私は、マー氏にしてみれば、この状況で手元にあった物を、必要としている所に
とりあえず送りました!としか考えていないのではないかと思います。
こういういやらしい捉え方をしているから、
韓国では中国から感謝されないとかいう
恥ずかしい記事が出てしまうのではないでしょうか?
折角なのでネガティブに捉えず
善意で送ってもらったと受け取りたいですね。
続きは動画で…