中国が韓国に警告を突きつける！「韓国はクアッド加入慎重に考えろ」と、文政権に忠告【世界情勢】

米国主導の対中機構「クアッド」への参加を、韓国が検討しているとのことですが、昨年１１月に中国と重要な共同合意に達したばかりです。
合意内容は外交や安全保障についてだそうですが、韓国がクアッドに参加した場合、中国の信頼を失うのは確実です。
日本相手に行なう合意破棄と同じレベルですから、韓国は合意の重要性が理解できていないのでしょう。
このまま米中双方に都合よくすり寄っても、結局どちらからも信用を失うだけにしかならないんですがね。
現時点では、一応は両国のクッション材という立場を保っていますが、私からすれば都合よく利用されているようにしか見えません。
小規模な非公式機構と記事では表現されているクアッドですが、中国側が懸念していることからも、とりあえず入っとけは無理なのです。
さて、米中とも相手の動きにいち早く反応していますが、韓国はそのスピードに追いついていけないようです。
米中の問題を世界の問題だと理解していないので、その場限りの対応しか出来ないのでしょうね。
記事では「ようやく韓中関係が良好になったのに」と、書かれていますが、歴史問題の軋轢などむしろ溝は深まっているでしょう。
私の記憶ではつい最近も中国から無視されていたような気がします。
それをフォローする為に文大統領ら総出で、旧正月の祝辞にて中国にヨイショをしていましたが、全人代で韓国人記者からの質問は一切無視されていましたね。
米国にしても、韓国との電話会談を後回しにするなど米中のクッションだと豪語している割には、両国から重要視されていない実態が見えてきます。
両国とも、ご都合主義の韓国のことを信用出来ないのでしょう。
韓国はその場の都合で直ぐに発言を変えるので、都合のいい時だけ利用しようと考えているようです。
そして、今回の話の中心になっているクアッドについてですが、加盟国の米日豪印、それに韓国やニュージーランド、ベトナムが加わる「クアッドプラス」の実現は、アジア地域での覇権を狙う中国としては、何としても避けたいところではあるでしょう。
本当に衝突が起こるまで揉める可能性は低そうですが、クアッドが米中の武力抗争を懸念しての機構であることは確かで、クアッドにより太平洋を事実上制圧されるのではと、中国は焦りを隠すことが出来ないのでしょうね。
そのような側面を持つクアッドに、韓国は頭を中国に下げたまま加入しようというのです。
韓国がそのような理由も理解できていないとなると、もはやどの国にとってもお荷物でしかないのが残念です。
米国はクアッド以外にも韓国に対し、G7の追加招集や韓半島政策などを打診して韓国の気を引こうとしています。
極論を言えば韓国が中国との関係を完全に断つことが理想なのでしょう。
地理的に重要な韓国は、今後も圧力だけは掛けられる立場になりそうですね。

それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国ネット上では「クアッドに日本がいるのがな」「中国も日本も嫌いだから間にいて気が狂いそう」といったように、クアッド加盟反対の声は依然とあるものの「クアッド加盟に賛成」という声も増えつつあるようです。
国民は完全に米国寄りで、政府は中国にも米国にも頭が上がらない、傍から見ていると、最悪な方向に突き進んでいる様にしか見えません。
米中共にどっちつかずの韓国を煩わしく思っているでしょう。
また米中関連の話で日本が出てくるのも韓国らしいですね。
これに対し日本ネット上では「韓国って半日反米じゃなかったの？」など、バイデン政権になった途端、方針転換する韓国に、ついていけないといったコメントがあり、ほかにも「バランサーとか自称してたのは何だったの」といったように、ただのご都合主義をかっこつけている韓国に対し理解不能という声が多数でした。
外交の天才だった文大統領は今や「害交の天災」とまで呼ばれるようになりましたが、その外交内容は本当にひどいと、日韓で批判の的になっています。

どっちつかずの韓国に呆れる米中。
日本に対しても毎度ご都合政策を展開しますが、それはどこが相手だろうと変わらないようです。