韓国統一部が米国との温度差を懸念！「北への制裁を優しくしない？」バイデン政権の対北政策に大慌て【世界情勢】

八方塞がりの文政権は、南北関係融和に舵を切るしか無いのでしょう。
北が、米韓合同軍事演習を中止しろとちょっと発言しただけで、同盟国であるはずの米国を無視するかのようで、北のエージェント状態です。
今更ですが文大統領が忘れているとしか思えないので、なぜ米韓合同軍事演習を行っているかの原理原則をおさらいしましょう。
通説では1950年6月25日に金日成率いる北が事実上の国境線と化していた38度線を越えて、韓国に侵略を仕掛けたことによって勃発したのが朝鮮戦争です。
北には、当時のソ連と中国が、韓国には米国が主に国連軍を出して、双方に多くの犠牲が生まれました。
1953年7月27日に、板門店（パンムンジョム）で北朝鮮・中国両軍と国連軍の間で休戦協定が結ばれ、戦争は一時の終結をし現在も停戦中であるのです。
もちろん、終戦ではなく休戦合意のみなので、いつ何時戦闘が再開されるかわからず、朝鮮戦争は終わっていないのです。
そんな休戦状態であるのにも関わらず、国土防衛上の要である米韓合同軍事演習を中止しようと文大統領政権は考えているようです。
核ミサイルまでチラつかせる北に対して軍事驚異を感じない文大統領は、韓国軍最高司令官も兼任していますが、国家と国民の命と財産を守る気持ちは微塵も感じません。
北は「米韓合同軍事演習をやめるから核開発を止めて」と言ったところで、話を聞くような相手では無く、そもそも、その様な話が通じる相手であれば、核開発などの手段は使わないのですし、終戦合意が可能になるはずです。
文大統領は、米韓合同軍事演習の中止を世界的感染症禍や東京五輪なども理由としていますが、敵国からすれば、感染症禍で弱っている時や五輪で浮かれている時が1番攻め込みやすいのです。
こんな時だからこそ、米韓合同軍事演習を平然と実施して、米韓の軍事力は平時と変わらないと発信することが抑止力になるのです。
しかし、そういった抑止の為の北に対する経済制裁の効果についても、韓国が必死になって北を支援している疑いも挙げられていますね。
皆さんも知っていると思う、日本の海上自衛隊哨戒機へ火器管制レーダーを照射した事件ですが、照射理由の推測には、韓国軍が北へ物資などを横流ししていたという疑惑がありましたよね。
海上自衛隊にバレるのが困るので、火器管制レーダーを照射したのだとも言われています。
それ以外にも、統一部が世界の目を潜り抜けるように、せっせと北への支援行動をしている文政権ですが、北の指導者は、経済制裁が確実に効いている事を間接的に認めています。
その裏付けとして、北が5年ぶりに開催した朝鮮労働党大会での公式発言で、経済計画の目標が「ほぼすべて未達成だった」と認め、謝罪しているのです。
あの眠れる獅子を装った北の指導者が、謝罪までするのは相当な事です。
こうなって来ると、世界から疑惑の目を向けられて迄動いていたのに、まるで役に立っていなかったと言われたのも同然で、今年はそれを覆すために、更に露骨な動きが目立つかもしれませんね。

それでは、この記事に対する反響なのですが…「そのまま”北朝鮮に編入されたい、国を捧げたい”と正直に言え！」「政府が本音を現わして中国や北に移っているので、米国は同盟と認識しない可能性もある」「最近、メディアは中国に友好的な記事が増えたな」といったように、文大統領が、現在休戦状態である朝鮮戦争を忘れ、北に対して完全に頭を下げて、統一ではなく吸収される事を望んでいると気づいているのでしょう。
「一体国をどれだけ壊そうと決心するのか？北や中国は我々が見習うべき国ではないよ」「今、北朝鮮を庇護するやつらは何か?」「北の一部になるのは絶対に反対だ！」「北朝鮮には本当にウンザリしている、この機会に戦争を再開して勝敗をはっきりするべき」などと、北とその後ろ盾の中国に対して苛立ちを隠せないコメントが目立ちます。
政府と違い韓国国民は朝鮮戦争を忘れていないようですね。

残り少ない任期の中で、
北に対して文大統領は、
何処まで韓国を差し出すのでしょう。