【今回のニュースについて】
『文大統領の中国接近に韓国人大激怒!
中国にバラされてしまうが青瓦台は否定』
先日の日中韓会談の際に、文大統領は中国を支持すると表明。
しかし、その発言内容が中国メディアによって報じられると、
その内容に韓国国民が大激怒したようです。
韓国の大統領府はその内容について否定をしているようですが、
一体どういった内容なのでしょうか?
中国メディア「文大統領、『香港は中国の内政問題』と言った」…青瓦台は否定
文在寅大統領は23日(現地時間)、中国・北京で行われた韓中首脳会談で、
中国の習近平国家主席に対し、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)問題に端を発する
「限韓令」(韓流禁止令)の解除を要請した上で、
「韓中交流が活気を取り戻し、両国の貿易が2000億ドル(約21兆8800億円)を超え、
800万人を上回る国民が隣人のように両国を行き来している。しばらくお互い寂しい思いをするかもしれないが、
両国関係は決して離れることができない」と述べた。
韓国政府関係者は「中国がTHAAD報復を正式に認めないため、韓国政府も『寂しい』という表現で
報復解除を遠回しに要請したものだ」と説明した。
しかし、習近平主席は「(THAAD問題が)妥当に解決されるよう願う」と言った。
また、文在寅大統領は同日、習近平主席の訪韓を要請した。
韓国政府は、来年4月に予定されている習近平主席の訪日に合わせて訪韓も実現させたいという考えだ。
しかし、習近平主席は訪韓要請に対して、「前向きに検討する」という原則的な見解を表明した。
そして、文在寅大統領にTHAAD問題の解決を要求すると共に、米国の中距離ミサイルを配備するのかどうか、
韓国政府の見解をまとめるよう要求したとのことだ。
外交消息筋は「中国は、習近平主席訪韓の条件としてTHAAD解決や中距離ミサイル配備拒否などを出してきた」
「結局、韓米同盟の弱体化を狙っているものと見られる」と話す。
さらに、習近平主席は米国の中距離ミサイル配備は韓中関係に役立たないとして、
韓国政府に対して明確な見解を表明するよう要求したと言われる。
韓国政府筋は「中距離ミサイルは特に中国の戦略兵器を狙ったものだけに、
敏感に反応せざるを得ない」と言った。これに対して、文在寅大統領は明確な回答はしなかったという。
だが、米国が実戦配備を要求することになれば、中国の強い反発と追加報復が続く可能性が高い。
文在寅大統領は同日、習近平主席に「香港のことも、新疆(しんきょう)ウイグル自治区に関連する問題も、
いずれも中国の内政問題だ」と語ったと中国共産党機関紙「人民日報」が報じた。
これについて青瓦台は「習近平主席が香港問題・新疆ウイグル自治区問題について『内政問題だ』と説明した。
文在寅大統領は習近平主席の言及を確かに聞いたという趣旨の発言をしただけだ」と説明した。
これとは違い、日本の安倍晋三首相は同日、習近平主席との首脳会談で、
香港問題などについて「大変憂慮している。自制した対応と事態の早期収拾を求める」と述べたと共同通信が報じた。
このため、外交関係者の間からは「北朝鮮の人権問題に続き、国際的に議論になっている香港などの人権問題について、
人権弁護士出身の文在寅大統領は中国政府を一方的に支持したのではないか」という声も上がっている。
文在寅大統領はまた、習近平主席が2012年に発表した理念「中国夢」に言及、
「中国の一帯一路(中国主導の新シルクロード構想)と
韓国の新南方・新北方政策間の連携協力を模索することで合意した」とも述べた。
しかし、文在寅大統領は今年6月にソウルで行われた韓米首脳会談後は
「新南方政策とインド太平洋戦略の調和のとれた協力を推進する」と言っていた。
韓中首脳会談終了後、青瓦台関係者は「対北朝鮮制裁緩和について、両首脳間でやり取りがあったか」という質問に、
「(中露が国連に制裁緩和決議案を提出したことについて)我々も注目している」
「韓半島の安保は厳しい状況にあって、さまざまな国際的努力が必要だ」と答えた。
文在寅大統領は同日夕、成都に移動して中国の李克強首相と会談を行ったが、
その会談でも「分断された南と北の鉄道・道路が完全につながり、
韓半島から中国・ヨーロッパまで網目のようにつながるユーラシア物流血脈が完成すれば、
多国間の平和安保体制に発展する基盤となるだろう」と言った。
これに対して李克強首相は「中国も共に構想する用意がある」と答えた。
文在寅大統領と李克強首相の同日の会談には、康京和外交部長官が7分遅れて到着した。
■この記事に対する私の見解
中国に対して擦り寄っていく文大統領の様子が伺えますが、
韓国としては、いまだ報復が続いている状況で
そのような態度をとる文大統領が許せないようですね。
余程中国の属国を扱われたくないのでしょう。
しかし、文大統領は相変わらずどっちつかずのコウモリ外交を続けていますね。
未だに、中国を支持するのか、米国を支持するのかはっきりしていません。
更に、中国の「香港問題・ウイグル自治区問題」について
安倍首相は人権に則ってこの問題に向き合い意見を述べました。
しかし、文大統領はどうでしょうか、なんと内政問題だとして済ませてしまった。
これには元人権弁護士という肩書をもつ文大統領に韓国国民も大激怒のようです。
日本はきちんと、良いことには賛同すると言えるし、悪い事には賛同できないと言えます。
勿論、大統領府もこの発言は間違いだと言っていますが、
状況を考えると、習主席がわざわざこの問題について先に語るとも思えません。
これまでの事も考えると、文大統領が先に発言して中国に気を使ったと考えるのが自然でしょう。
それでは、大激怒と言われている韓国国民は、文大統領に対してどのように考えているのでしょうか?
■この記事に対する韓国国民のコメント
・日本も確認したことを見れば、中国の内政問題だと認めたようだね、
人権弁護士の仮面をかぶった悪魔のようなやつ…
・青瓦台の発表は、それと逆に考えればいい、それがファクトである。
・どちらにせよ、習近平の話をしっかり聞いたということは、
同調したという意味ではないのか?
・中国の発言に対して、青瓦台は釈明しろ!
それができないのであれば、文在寅を弾劾しなければならない。
・本当に恥ずかしい大統領です。
・この国は、ますます後進国になっていくね…
・一体、外交をどのようにしているのかw
・ここまでくれば、そのまま中国の属国だと認めているようだ。
・文大統領は中国に国を売り飛ばすつもりか?
・青瓦台の発表を信じる事が出来るのか?私は不可能だ。
■このコメントに対する私の見解
やはり怒りの原因は中国に対する態度のようで、余程属国と見られるのが許せないのでしょう。
文大統領には独立国として対等な立場を表明してほしいのでしょうね。
しかし、そうなると文大統領の外交を見ていると、まったく逆のイメージを受けますね。
この調子では次の選挙で国民の支持は得ることは難しいと思われます。
頼みの綱である反日もそろそろ効果が薄くなってきたようで、
不買運動も沈静化を始めており、かといって日本に対しては相変わらず暗い感情は残ったまま、
こんな調子では、やっと関係が修復できるチャンスが来ても、
間違いなく日本は手を取ることは無いでしょうね。
結局どっちつかずの外交を韓国は続けていくようですね。
何一つ問題が解決することなく、新しい年を迎えるのは
どういう気持ちなんでしょうかね。
続きは動画で…
動画
文大統領の中国接近に韓国人大激怒! 「本当に人権派の弁護士だったのか!?」 中国にバラされてしまうが青瓦台は否定【世界情勢】
中国メディア「文大統領、『香港は中国の内政問題』と言った」…青瓦台は否定