『感染症に韓国はノーガード韓国人「K防疫はKill防疫だった」』
寒波と自粛疲れの影響も相まって、韓国国内においてもパンデミックの状況悪化がとまりません。
そんな中ワクチンの確保において期待していたアストラゼネカも問題が発生するなど、文政権の防疫対策の無策さに、これまで我慢してきた国民から不満が噴出し、国の基盤が揺らいでいます。
韓国の新規コロナ感染者504人 3日連続500人超
韓国の中央防疫対策本部は28日、この日午前0時現在の国内の新型肺炎感染者数は前日午前0時の時点から504人増え、累計3万3375人になったと発表した。
市中感染が486人、海外からの入国者の感染が18人だった。
1日当たりの新規感染者数は3日連続で500人を上回り、流行第3波が本格的に広がっている。
3日連続で500人台となるのは、新興宗教団体の信者を中心に南東部の大邱(テグ)市などで集団感染が発生した第1波さなかの3月初旬以来、約9カ月ぶり。
新規感染者数は少しずつ減ってはいるが、現在の状況がピークに達した後に減少に転じたと断定するのは難しい。
特定の集団や施設を中心に起きた第1波、第2波と異なり、現在の第3波では学校、塾、サウナ、宗教施設、家族や知人の集まりなど日常のさまざまな場所を起点にクラスター(感染者集団)が続出している上、新型肺炎が長時間生存する冬に差し掛かり、専門家はもちろん防疫当局も1日に1000人を超える新規感染者が発生する可能性もあると警告している。
政府は最近の感染拡大の勢いを抑えるため29日に防疫対策「社会的距離の確保」のレベル引き上げを協議する。
社会的距離の確保のレベルは5段階あり、ソウルなど首都圏では今月24日に上から3番目の第2段階に引き上げられた。
この1週間の新規の市中感染者数は1日平均400人に上り、全国で第2.5段階を適用する基準(全国計400~500人以上、または前段階からの倍増など急速な増加時)に該当する。
新たに確認された市中感染者486人を地域別に見ると、ソウル市が176人、京畿道(キョンギド)が122人、仁川(インチョン)市が25人と首都圏が323人だった。
首都圏以外では江原道(カンウォンド)が33人、釜山(プサン)市が27人、光州(クァンジュ)市、忠清南道(チュンチョンナムド)がそれぞれ14人、大田(テジョン)市、慶尚南道(キョンサンナムド)がそれぞれ13人など。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された18人のうち、3人は空港や港湾での検疫で判明した。
残りの15人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から6人増えて計522人となった。
韓国国内の平均致死率は1.56%となっている。
27日の検査件数は2万2442件で、前日より911件増えた。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型肺炎感染者数を発表している。
【この記事に対する私の見解】
といったように、韓国国内においてもパンデミックの悪化に歯止めがかからず、多くの韓国国民が不安な状況に置かれているようです。
春先のような強硬な自粛と監視は、国民の精神状態的にも、経済状況的にも、現実的ではなくなっている今、自粛と監視によって成り立っていたK-防疫は、有効な防疫対策を打ち出せずにいる状況です。
特に、夏以降の自粛緩和ムード以降、文政権の恣意的な防疫政策の運用に、国民の不満はピークに達しており、国民の統率が取れなくなる可能性も出て来ています。
公園や広場は文政権の支持者か、それとも批判勢力であるのかによって、開放されたり、閉鎖されたりすると指摘されているだけでなく、国家主導の商品券やクーポンをばら撒いた際に発生した過密状況はスルーし、感染者が増えれば、なんの根拠もなく保守勢力の集会に責任を押し付け、「殺人者」とまで罵るのですから驚かされます。
医療業界との連携が取れていない点も韓国は深刻です。
パンデミック以降も医療業界のストライキは頻繁に起きており、韓国の医療従事者は、他国に比べて極端に環境が劣悪であるという告発が相次いでいます。
これに対し、文政権は状況の改善に乗り出すどころか医師免許取り消しなどの罰則をちらつかせるなど、対立構造は深まる一方です。
一時期は3549箇所の医療機関が反発して休診となり、大学病院などの研修医の6割に当たる、約6000人と医師160人がストライキに参加、罰則はかえって医療従事者のモチベーションを低下させる結果となりました。
こうした状況にあるのにも関わらず、文政権は未だに恣意的な自粛と監視を繰り返すのみで、有効な根本的解決策を見出すことができていません。
特にワクチン争奪戦においては、世界に大きく遅れをとっており、開発費用の投資を渋ったことによって、韓国のワクチン確保が難しくなっていることが発覚、防疫対策の有効な運用が全くできておらず、K-防疫の化けの皮が完全に剥がれてしまっています。
この状況でも北にワクチンを分け与えようなどと、南北統一にご執心の文政権ですが、北は韓国による防疫支援や食糧支援を一切拒否しており、南北軍事境界線一帯に障壁を積み上げ「国境の海付近が韓国によってウイルス汚染された」などと漁業や塩の生産を中止するなど、完全に韓国は厄介扱いされている状況です。
この北の感染症対策こそ無意味で非科学的ものに他なりませんが、政府に反発する勢力にだけ、クラスターが発生したと主張する文政権も北の情報リテラシーと、さほど変わりがないのかもしれません。
ワクチン確保の期待がかかっていたアストラゼネカも暗雲が立ち込めましたが、これほどまでに切迫した状況にも関わらず、発言からは焦りを見せない韓国政府、未だに余裕を見せることが出来るのは、まだ何か秘策があるのでしょうか?
■この記事に対する反響のポイント
韓国政府の方針に国民も不満噴出
それでは、この記事に対する反響なのですが…「文在寅は何故、最近静かなんだ?国民の悲鳴なんて全く気にならないという事か?」「K防疫はどうなったのですか?こんな状態だとKill防疫だとしか思えない」「やったことは反対勢力をいじめただけ、本当に無能としか言えない」このように、韓国国内では既に文政権の防疫政策への信頼は地に堕ちており、K-防疫ではなく「Kill防疫」だと揶揄する声さえ見られます。
パンデミックの再拡大に伴い、さらなる自粛を国民に求めてはいますが、それに相応する補償もなく、そのための政府財源もない状況ですし、国民は政府の言うことを完全に信用しなくなっていますから、今後ますます状況が混乱していくことは避けられません。
医療関係者の不満も限界に達している韓国ですが、中国との人的交流も規制せず、ワクチン確保も後手後手となっていますから、当分は国民の不安が尽きることはなさそうです。
インフルエンザワクチンの死亡事故もあいまって、医療不信、政府不信が加速していますが、春先のような全体主義的な団結感を再び取り戻すことはできるのでしょうか?
これでも焦っていない姿勢の文政権あの余裕の出どころは、レッドチーム製のワクチンなのでしょうか?
続きは動画で…