【今回のニュースについて】
『日韓首脳会談は韓国完敗!?
安倍首相「韓国政府の責任で解決策を」』
先日行われた日韓首脳会談ですが、会見の内容を報じる記事を見ていると
韓国は期待していたような成果は得られず、
日本は応募工問題に対してしっかりと釘を刺すことができた様です。
また、この会談で分かった事ですが、
どうやら韓国は12月中の決着を諦めたようですね。
決着という言うよりは腹を括ると言った方が正しそうですが。
安倍首相、訪中前に「徴用賠償関連、日本の考えを文大統領に確実に伝える」
24日に中国・成都で行われる韓日首脳会談は1年3カ月ぶりに実現するものだ。
韓国が先月、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を条件付きで延長し、
日本が貿易当局間対話に応じることを決めるなどして、やっとのことで開催にこぎ着けた。
しかし、両国の確執の根本的な原因である徴用賠償問題は、
昨年11月の大法院判決から1年以上たっても解決策が見つからず、両国関係の障害となっている。
日本の安倍晋三首相は23日、韓半島徴用被害者問題を含めて、
「文在寅大統領に対して日本の考え方をしっかり伝えたい」と語った。
安倍首相は同日、中国への出発に先立ち官邸で記者たちに会い、
「国と国との約束は守ってもらわなければならない。
(1965年の)日韓請求権協定は日韓関係の根本をなすものだ」と述べた。
今回の韓日首脳会談で、徴用問題は解決済みだという
これまでの考えをあらためて強調する意向を明らかにしたものだ。
安倍首相は、文喜相国会議長が強制徴用被害者問題の解決策として発議した法案に関する質問には、
「他国の立法府の議論でコメントは差し控えたい」と答えた。
その上で、「いずれにせよ、日韓関係を健全なものにするために韓国側に行動をとってもらいたい、
(関係回復の)きっかけを作ってもらいたいと考えている」と述べた。
文在寅大統領は「1965年の韓日請求権協定で個人の賠償請求権まで消滅したわけではなく、
日本の輸出規制解除など、政治・経済政策の分離を通じ、両国関係の改善を望む」という
基本路線で対応するものと見られる。
一方、今回の韓日首脳会談は、安倍首相が滞在しているホテルで行われると同日、伝えられた。
これまで韓国政府は国際会議の会場で会うことを主張してきたが、
日本政府は安倍首相の宿泊先での会談を希望し、神経戦を繰り広げてきた。
だが、会場の面では韓国政府が譲歩した形になった。
【この話題に対する私の見解】
まず、この記事は今回の首脳会談に向けてのおさらいのようなものですが、
安倍首相は文大統領に対して、今までと変わらず、日本からは解決策は出さない
韓国が責任を持て解決にあたってくれと伝えるのを目的としていたようです。
これに対して、相変わらず文大統領は個人の賠償請求権は消えていないと主張、
このことからも、この会談で進展は無いだろうと予想できました。
注目すべきは会場についてのやり取りでしょうか、
全回、待ち伏せをされて歓談に持ち込まれたことに対して警戒をしていたのか、
会談をこちらで決めた場所で行い、こちらのペースで進めることに成功したようです。
会談の内容については文大統領が輸出管理について解除の要求をしたようですが、
殆どの時間を日本側が用意した議題で消費したようです。
では、このことについて韓国ではどの様に報じられているのでしょうか?
またそれについての韓国国民の反応はどうだったのでしょうか?見ていきましょう。
安倍「日企業資産現金化できない」文大統領面全書釘を刺した
아베 “日기업자산 현금화 안된다” 文대통령 면전서 못 박았다
24日、45分間の韓日首脳会談を終えた後、安倍晋三首相は内外信記者会見で、
会談の成果について「対話による問題解決の重要性を確認した」と話した。
この日の会談に同席した岡田直樹官房副長官も定例会見で、
「首相と大統領が直接会い、率直に意見を交わし、
今後も対話を続けることで意見が一致したことが最大の意義だ」と述べた。
しかし、両国のブリーフィングの傍点(ぼうてん)は微妙に食い違った。
徴用問題に対する言及が少なかった韓国側の会見とは異なり、
日本側は自分たちの関心事である徴用問題に重きを置いた。
岡田副長官は、「会談時間の45分のうち、3分の1程度が広い意味で徴用関連内容だった」と紹介した。
日本側が公開した安倍首相の関連発言もかなり強かった。
会談後、安倍首相が直接「日本がすべき主張は(すべて)した」と述べるほどだった。
会談で安倍首相は、「両国関係は引き続き非常に厳しい状況だが、
このような状況になった根本的な原因は、旧朝鮮半島出身労働者問題
(徴用問題)にかかわる韓国大法院の判決だ」と述べた。
さらに、「国交正常化の基礎であり、両国関係の法的基盤、根本に関する問題であるだけに、
韓国が国家として両国関係を健全な関係に戻す契機づくりを求める」
「韓国側の責任で解決策を提示してほしい」と述べた。
その上で、「我々としても問題解決に向け、
外交当局間の意思疎通を続ける用意がある」と強調した。
文大統領は安倍首相の主張に対し、「この件に対する韓国側の立場を繰り返さないが、
この問題解決の重要性について認識しており、早期に問題解決をしたい」という趣旨で答えたと、
日本側は伝えた。
これに対して安倍首相は特に、「差し押さえられた日本企業の資産が
現金化される事態は避けなければならない」と釘を刺したという。
日本側の説明によると、文大統領は新たな問題解決策や構想について言及しなかった。
また、国会で論議が進行中の「文喜相法案」も、同日の会談のテーブルには上がらなかったという。
■この話題に対する韓国国民のコメント
・安倍よりも、自国に被害をもたらす文在寅の方が嫌いだ。
・韓国にとっても直接的な被害は安倍の方が少ない。
・国民がノージャパンの先頭に立って叫び、政府に力を貸したが、
今は安倍の考えに全面共感するのか?
・安倍は言うべきことを言って我々は聞いてばかりだったようだ。
・国家賠償を要求したわけでもないのに、なぜ日本はあんなに敏感になるのか?
・企業の責任に対して、なぜ国家が先頭に立って争ってくるのだ?
・日本の事を考えていた安倍と、ルールを無視した文在寅、
どちらがいいかは明白だ。
・安倍の戯言を聞いているとジーソミアを終了してもいいようだな。
・自由主義国家では聞いたこともない無謀な国際法違反だ。
韓国は考え直さないといけないだろう。
・何の成果もない会談だね…何をしに行ったのか?
【この話題に対する私の見解】
本来この会談で何も進展が無い時点で、韓国はGSOMIAを破棄するはずだったのですが、
全力でゴールポストを3月末まで担いで行ったようです。
それなのにいまだにGSOMIAを破棄してやれ!という意見が出てくるのが滑稽ですね。
正直、日本はGSOMIAについては殆ど気に留めていないと思います。
それよりも、やや暴走気味の応募工問題に対してブレーキを掛けておきたかったのでしょう。
このまま企業の資産が売却された場合は、流石に日本も制裁を行わなければいけないでしょう。
そうすると明確に韓国を敵してしまう事になり、このことが今後の中国との関係で
面倒な事になってしまうのではないかと思います。
私は、さっさと売却してもらって、キッチリと決着をつけた方がいいんじゃないかと思うのですが、
そう簡単にはいきませんからね。
しかし、もう少し強めの態度で挑んでも良かったのでないかと思います。
このままでは、結局同じことの繰り返しを、また3月まで行うだけではないかと思います。
しかし、今の日本は韓国に対しては何もしないという事を
制裁としているようにも見えますね。
少し物足りないですが確かに効果はあるようですし。
続きは動画で…
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日韓首脳会談は韓国完敗!? 安倍首相「韓国政府の責任で解決策を」 文大統領は成果無し?【世界情勢】
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