『米中葛藤に挟まれた韓国!代価を払ってもTPP参加を検討』
米国と中国を中心に動きを見せる韓国ですが、バイデン氏を当選したものとして決め打ち、韓国の利益を一番に、周りの目もはばからず今後の方針を立てていますが、今は中国が関与していないTPPに、米国から誘われたらどうしようと頭を抱えているようです。
「入場料」払ってもCPTPP行きそう…バイデン時代、外交力の試験台
韓国が15日に「域内包括的経済パートナー協定(RCEP)」に最終署名したことで、2大軸である環太平洋パートナーシップ(CPTPP)の包括的・漸進的加盟の可否に関心が集まっている。
結論から言えばすぐにはないが、米国の勧誘で入場料を払ってでも加入する可能性が高い。
中国が主導したRCEPとは違い、CPTPPは米国主導で推進された。
しかし、ドナルド・トランプ米大統領は就任直後の2017年1月、米国中心の保護貿易基調を掲げてTPPから脱退した。
しかし、バイデン時代が到来してから状況は変わった。
バイデン次期大統領は昨年のTPP脱退を「中国を運転席に座らせた」と批判した。
通商専門家らは、今後、米国のCPTPP復帰は時間の問題だと見ている。
対外経済政策研究院(KIEP)ソ・ジンギョ先任研究委員は「バイデンが強調する同盟国との連帯強化、国際協調体制復元基調により米国が主導する形態のCPTPP拡大または第2のTPP推進が予想される」と述べた。
ただし、そのタイミングは1~2年後になる公算が大きい。
産業通商資源部の高位関係者は「バイデン次期大統領が感染症によって崩れた国内経済に先に集中するだろう」とし「(TPP加入時に)我々が払うべき費用があるだろう」と言及した。
TPPの後発参加国は、日本をはじめとする12ヵ国の初期参加国と事前協議を行い、全ての交渉国から交渉参加を承認されなければならない。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ僕の感想ですがそもそも、ここまで先走って選挙結果がひっくり返った場合、取り返しのつかない事にもなりそうですが、賭けに出たという事でしょうか、韓国ではバイデン氏の政策に乗り遅れないように必死の動きを見せていますが、どうやら当初の目論見の様に、親中路線で一安心という事では済まなさそうです。
今回も、中国が主導するRCEPを締結した事で、中国との繋がりをより強硬な物にしましたが、記事にもあるように、バイデン氏が大統領になった場合、中国をけん制する意味も込めて、TPPへの復帰がささやかれています。
こうなってくると韓国としては、結局、米中の間に挟まれる状況から抜ける事は叶わないのです。
中国は関係ないと必死にアピールしていますが、VOAからも中国傾倒を突っ込まれるなど、米国の認識としては、韓国は完全に中国側に傾いていると捉えられているようです。
また、どういうわけか、バイデン氏の動きに韓国も付き合わされると考えているようですが、米国がTPPに復帰した場合の事を考えると、トランプ大統領も懸念していましたが、米国としては、アジア諸国に雇用が奪われるのではないかと言う流れから、韓国を抱き込むどころか、むしろ脱韓国が加速する可能性の方が高いと言われています。
そうなってくると、「米国に無理矢理」という言い訳は使えませんし、中国を意識した状態でのTPP参加の意思は、ただの迷走にしか見えませんよね。
今度は「日本が邪魔をした」と言い出して、中国を意識したままで、米国にすり寄りをしていきそうですね。
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米中葛藤に挟まれた韓国!バイデン氏のご機嫌伺いで、代価を払ってもTPP参加を検討…【世界情勢】
「入場料」払ってもCPTPP行きそう…バイデン時代、外交力の試験台