『英国ジョンソン首相G7首脳会議に文大統領招待』
ジョンソン英首相が来年G7サミットに文大統領を招待したということで、米国のG7拡大に前のめりになっていた韓国は、これに興味津々です。
韓国ではこれをチャンス到来と盛り上がっているようですがどうなることやら…
英ボリス·ジョンソン首相、来年のG7首脳会議に文大統領を招待
来年度主要7ヵ国(G7)首脳会議の議長国である英国のジョンソン首相が10日、来年のG7首脳会議に文大統領を招待した。
カン・ミンソク大統領府報道官は同日、「文大統領が英国側の要請でジョンソン首相と午後5時30分から30分間通話した」と明らかにした。
文大統領は通話で「英国の来年のG7議長国首脳を歓迎する」とし「G7首脳会議招請に感謝し、成功的なG7首脳会議になるよう積極的に英国と協力して寄与する意志を持っている」という立場を明らかにした。
続いて文大統領は「韓国政府は感染症のために延期した第2回グリーン成長および2030グローバル目標に向けたパートナーシップ首脳会議をASEM首脳会議と連係し、来年5月末にソウルで開催する予定だ」とし「近いうちに公式招請書簡を送る予定だが、ジョンソン首相が出席すればもっと意味深い会議になるだろう」と述べた。
今年のG7サミットの議長国は米国だ。
ドナルド・トランプ米大統領は6月、今年のG7首脳会議に文大統領を招待した。
またトランプ大統領は、G7を韓国とインド、オーストラリア、ロシアを含むG11、これにブラジルを追加したG12に拡大改編する考えを明らかにした。
しかし、パンデミックの中、今年のG7首脳会議はまだ開かれていない。
【これに対する私の見解】
英国のジョンソン首相の真意はともかく、リップサービスを好む傾向があるようで、この話も、文大統領との電話会談で外交辞令的に招請したのかもしれないという声もあります。
しかし、米国が以前提案していたG7の拡大というわけではなく、オブザーバー参加的な意味合いだと思われるので、そこまで大した事では無いと思います。
しかし、文大統領が望んでいるのは、この様なオブザーバー参加ではない筈で、G7を拡大し韓国が正式加盟国になることを強く望んでいます。
文政権発足からこれまでを振り返ると、韓国にとってプラスになった事はあるのでしょうか?感染症などの影響もありますが、文大統領の実績には失敗しか並んでいません。
そういったマイナス要因を払拭する為に、韓国の地位を上げる事になる、G7への参加には相当躍起になっているのがこの記事からも伝わってきました。
トランプ大統領が、G7拡大を提案した時の喜びようも大概でしたし、米国の政権が変わってしまう事になる為、この英国の発言には相当期待しているようです。
韓国の世論も、ジョンソン首相が来年のG7首脳会議に文大統領を招請したことを好意的に捉えています。
文大統領としては、突如現れたこのチャンスを何としても物にしたいと思っているでしょうね。
その意気込みから、気が付けば「韓国がG7入り!」という報道が流れてきそうですね。
韓国に取って久々の明るい話題、ジョンソン首相の真意はどうなのでしょうか?
続きは動画で…