『米国が中国に横流しで韓国企業摘発!このタイミングの意図は?』
韓国の通信・ネットワーク企業A社が、2013年5月に米国で生産されたレーダー部品を中国に横流ししたとの疑いで今になって起訴されましたが、この時期行った意味について、米中が対立しているこの時期に、韓国企業への取り締まり強化が懸念されています。
レーダー部品中国に流した韓企業摘発、米国が今公開した本音
キョンギド・ソンナム市に本社がある通信・ネットワーク企業A社は2013年5月に米国で生産された電力・電波増幅器を購入した。
中国に持ち込むための流通業務だった。
問題は、米国がこの増幅器を「戦略物資」に指定し、中国など特定国家に輸出されることを統制していることだ。
対空ミサイルレーダーなどの部品に使われる可能性があるという理由からだ。
しかし、A社はこの増幅器の最終的な使途が韓国または香港だと虚偽の書類を作って通関当局に提出した。
韓国のある公共機関で使用することになったという内容の書類も添付したが、嘘であることが明らかになった。
米検察は、同社が翌年までこのような手口で約20回にわたって計81万ドル(約8660万円)分の統制物資を持ち出したものとみている。
そして、A社と同社の代表B氏を武器輸出管理法違反の疑いなどで米裁判所に起訴した。
ワシントンDCに事務所を置く法律事務所ゴブレ&キムのパク・サンユン弁護士は中央日報の電話取材に対し「米国で公訴状が公開されることは異例なことではない」としながらも「ただ公開のタイミングとその理由について注目する雰囲気がある」と伝えた。
国内ローファームのC弁護士も「米中貿易対立の中で中国に物品搬出をしようとする企業に対する集中調査が起きるシグナルと見る意見がある」と伝えた。
【これに対する私の見解】
米中対立の事を懸念しているのか、あちらの国民もこの企業に対しては、米国を裏切る意思はないという事を示したいのか、「重罰にするべき」との意見が多くみられますね。
また、この件がかなり前の事だったこともあり「こういう事で今までの仕打ちだったのか?」といったように、米国が見せていた強引な態度を勘繰る様子も伺えます。
しかし、中には「買ったのだから韓国の物で問題ない」という意見も有って驚きました。
そりゃ、そんな考え方なら日本が輸出管理を行った意味も分かりませんよね。
まあ、これはほんとにごく一部で、冗談だと思いたいですが…
何にせよ、米国の意図としては、これから中国に対する監視を強化していくというアピールでしょう。
問題があれば、過去に遡ってでも徹底的にやるそというプレッシャーをかけているのだと思います。
しかし、米国に突かれたら大慌てしだすのも変な話で、本来なら、日本が輸出管理を行った時点で、しっかりと対策を強化するべきなんですがね。
韓国は、日本が輸出管理した理由をしっかりと考えるべきですね。
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