『日本企業が韓国でフォトレジスト生産!韓国で賛否両論の事態に』
というわけで、日本企業TOKが輸出管理の対象になっているフォトレジストを韓国で生産開始したようです。
これを受けて韓国では、肯定的な声と否定的な声が出てきており、訳が分からない事になっています。
しかし、これってここまで話題になるようなことなのでしょうか?
日本企業が韓国で「EUVフォトレジスト」の生産…安倍政府が輸出規制した品目のひとつ
先端半導体材料である「EUV(極紫外線)用フォトレジスト」を生産する日本企業TOKが、国内で生産を開始したことが分かった。
EUV用フォトレジストは、日本政府が昨年7月から輸出を規制した品目のひとつである。
2日、業界によると、TOK側が国内のある媒体に、TOKグループのTOK先端材料株式会社(韓国法人名)でEUV用フォトレジストを製造しており、製品をタイムリーに提供することができるとの内容の書面を送った。
TOK韓国法人で生産したEUV用フォトレジストは、サムスン電子半導体工程で適用テストが行われていると伝えられた。
サムスン電子が、日本企業が韓国現地で生産したEUVフォトレジストに関心を示すと思われる。
半導体業界の関係者は、「日本は最高微細工程に使われるEUV用フォトレジストのような、技術開発が困難な製品を指定して規制している」とし「EUVフォトレジストは、日本の技術力が優れている。
代替が無いため、相当な割合を日本から輸入している」と伝えた。
こうした中、日本政府による貿易障壁を避け、韓国進出を選ぶ日本企業も現れた。
最近、日本の半導体材料会社は韓国で生産を拡大している。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ私の感想ですが
この日本企業の韓国国内でのフォトレジストの生産に関して、あちらでは様々な意見が出ています。
例えば「我が国の勝利」や「これで需要は満たされる」といった意見がありますが、デュポンの時もそんな感じでしたし、これを国産化と捉えているという事なのでしょうか?
散々、日本依存を脱却したと盛り上がっていましたが、作っている場所が違うだけなんですが…
もちろん、これに対して反対の意見も多く見られます。
「日本からは卒業」「これに飛びつけば韓国メーカーの努力が水の泡」といったように、自国の国産化を信用して、日本企業の存在がどうしたというような強気な意見も見られ、先に紹介したような意見の人を戒めていますが、本来こういう反応でないとおかしいと思うんですがね。
中には、「これは技術を吸い出すチャンス」といった意見も見られるなど、とにかく、この状況での日本企業の出現にあちらは大慌てという状態です。
しかし、ただ韓国国内で生産しているだけなのに、何故あちらの手に渡ると思っているんでしょうか?
結局は輸出なんですから、手続きがされないといけないのは変わらないでしょう。
この様子から、結局は熱望していたというのがバレちゃいましたねw
続きは動画で…