韓国での在韓米軍の価値はいかほど?米国のドイツ駐留米軍削除に強気の態度の韓国、北朝鮮が動いた現状での変化…【世界情勢】

韓国での在韓米軍の価値はいかほど?米国のドイツ駐留米軍削除に強気の態度の韓国、北朝鮮が動いた現状での変化…【世界情勢】

『韓国での在韓米軍の価値はいかほど?
北朝鮮が動いた現状での変化…』

トランプ大統領が発表したドイツの米軍削減は、韓国での可能性も含まれているようで、
今までの様に、もしもの時ではなく、現実味を帯びた戦争再開にシフトした状況で、
北朝鮮が更に圧力を強めてくる中、韓国は在韓米軍の価値を引き上げるのでしょうか?

米国、ドイツ駐留兵力9500人削減へ… 「次のターンは韓国」懸念も


ドナルド・トランプ米国大統領が9月までドイツ駐留米軍9000人以上を
削減するよう国防総省に指示した。
不十分なドイツの防衛費支出などが表面的な理由だが、
就任以降、ドイツのメルケル首相と対立をしていたため、
軍事的報復に乗り出したという解釈が有力である。
ややもすると遅々として進まない韓米防衛費の交渉にも
火の粉が飛び散る可能性があるという観測が出ている。
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、
「トランプ大統領が、現在3万4500人水準である
ドイツ駐留米軍の規模を9,500人削減すると指示した」と報道した。
米政府は上限をかけて、ドイツに駐屯する軍の最大規模が
2万5000人を超えないようにする計画だと新聞は付け加えた。

現行システムで、循環配置や訓練参加部隊などを含む、
最大5万2000人まで駐留可能な点を勘案すれば、半分以上を削除するという意味である。
ロバート・オブライエン ホワイトハウス国家安保補佐官も最近、
このような指示が入った「覚書おぼえがき」に署名したことが分かった。
ドイツに向けたトランプ政権の累積された不満が、駐留兵力の削減に投影されたという分析が高い。
トランプ大統領は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国が防衛費を十分に払っていないとし、
国防予算を国内総生産(GDP)比2%まで引き上げるよう圧迫した。
GDPの1.36%を防衛費に支出しているドイツは、昨年、
このような要求に応えるために目標時点をしばらく先の2031年にした。
また米国の反対にも関わらず、
ロシアのガス管をドイツに接続させる「ノードストリーム2」の建設を強行し、
最近では今月末にワシントン開催予定の主要7カ国(G7)首脳会議の招待を拒否して、
トランプを刺激した。

問題は、今回の措置の波及力である。一部では、トランプが韓国など他の同盟国でも、
米軍の削減や撤退を断行する前例として活用できると期待している。
WSJは防衛費分担金の議論を取り上げた後、
「他の同盟国は「次は私たちではないか」という心配に包まれてるだろう」と韓国を名指しした。
しかし、韓国の場合、すでにGDPの2%以上を防衛費に支出し、
中国を牽制するアジア・太平洋戦略の重要な軸であるため、事情が違うと言う反論もある。
昨年12月に公開された米国防授権法でも在韓米軍の規模を現行の2万8,500人以上、
減らすことができないと明示している。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
報道 探

これまで韓国政府が米国の要求する防衛費分担金の大幅増額に応じない場合、
「トランプ政権は在韓米軍の一部を削減する方向で検討する」と脅しをかけられていました。
米国はこの時点で米韓防衛費分担金特別協定(SMA)に向けた交渉で
従来の5倍に相当する50億ドルの負担を韓国に求めましたが、
これに韓国は強く反発し、現在も交渉は暗礁に乗り上げています。
実際のところ、仮に在韓米軍の一部が削減されてしまっても、
最も憂慮すべき朝鮮半島の軍事バランスに対してただちに大きな影響は与えないかもしれません。
なぜなら北朝鮮の戦力は弱体化していると一般的に考えられており、
核兵器でも持ち出さない限り、そこまで大きな脅威にはならないと考えられているからです。
それでも、削減された米軍がもたらしていた軍事的影響力のブランクを埋めるために、
人口減少傾向にある韓国は相当な苦労を強いられる事でしょう。
もしかしたら、どのような政策を持ってしてもこのブランクが埋められず、
国防上の重大な弱点を今後世界に晒し続ける可能性も否定できません。
しかし、その不安よりも、米軍が「韓国から去る」事による国民への心理的影響や、
さらには北朝鮮がお得意の心理戦の効果が上がってしまう事が懸念されます。
また、防衛費交渉での圧力から、米軍基地で働く韓国人職員を無給休職にするという件で、
いったんは断られていた物の、韓国側が今年末までの給与2億ドルを払う事で
なんとか、交渉の引き延ばしをする事が出来ました。
この様な必死な態度から分かるように在韓米軍残留は、韓国の「願い」なわけです。
このような状況ですから、ドイツ駐留米軍9000人以上削減のニュースに
肝を冷やした韓国人は多かったのではないでしょうか。
従って、一つ問題を乗り越えたからと言って、まだまだ予断は許されない状況なのです。
その状況で、北朝鮮が先日行った爆破からの軍の配備は、
アメリカと北が連携をしているのかと思えるほどのタイミングでした。
この北の実力行使により、韓国は在韓米軍の価値を見直さないといけないでしょう。
北からすれば、韓国にいる米軍は目の上のたんこぶだったと思うのですが、
この辺の流れは考えていなかったのかが疑問に思えます。
さて、南北戦争再開が現実味を帯びてきましたが、韓国政府はどう判断するのでしょうか?

■この記事に対する韓国国民のコメント

ムンさん
ムンさん

・すでに米国のリーダーシップは地に落ちた。
・もし米軍を削減させたら、私たちは核で武装するしかないのか…?
・米軍がいるという保険の意味を今一度考えないと
・北が不穏な動きを見せているし、韓国軍だけで大丈夫なのか?
・全世界が米国を見下し始めてますよ
・米軍は撤収しろ!韓国の国防力であれば十分だ
・核開発をアメリカが容認すると思いますか?
・北との関係が悪化しているのに、大丈夫なのか?
・韓国も少しずつ自主国防の力を育てよう
・在韓米軍も削減しろ、特に陸軍兵力は不要だ

【これに対する私の見解】

報道 探
報道 探

一見強気なコメントが多いように見受けられますが、流石に今の南北関係を鑑みると
そのコメント一つ一つから「そうは言っても実際米軍がいなくなったらどうしよう」
という心の裏側の不安感が透けて見えてくるようです。
また、今回の措置がドイツに限定されたものとわかりきっていれば、
韓国国内の反応ももう少し強気なコメントが多くなっていたことでしょう。
韓国国民にとって強気になれない原因こそがトランプ大統領の、
「私はドイツについてだけ話しているのではない」「他の国についても話している」
という発言でしょう、韓国国民にとってはなんとも気味が悪いはずです。
さらには国防費交渉合意のあらましが、在韓米軍が対北朝鮮にとって
もたらしてくれている安心感が絶大である事をはっきりと物語っています。
本当は困っていても困った姿を見せたくない国民性を持つ韓国が
頭を下げるのを拒み、舵取りを間違わなければいいのですが。

報道 探
報道 探

在韓米軍の影響力が低下すれば、
北朝鮮の圧力は勢いづきます。
姿勢だけは強気の韓国は
心理的揺さぶりには弱いのかも知れません。

続きは動画で…

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