『IMFが韓国経済政策に警告!?
ウォンで量的緩和は危険!』
基軸通貨ではないウォンを大量にバラまいた結果、IMFから厳しい通達があったようです。
ようは、基軸通貨ではない韓国が日本と同じようなことをするとウォン安で国が潰れてしまうぞと、
自称先進国の韓国に現実が突き付けららた様ですね。
「韓国、現金給付に依存するな」…IMFから警告
「経済が厳しい時に現金散布を主張する政治家を国民が好むなら、韓国の未来は明るくない」
国際通貨基金(IMF)のイ・チャンヨン・アジア・太平洋担当局長は中央日報とのインタビューで、
韓国政府の全国民対象の災難支援金支援に懸念を示した。
同氏は、韓国政府の感染症政策の対応について、
「防疫とマクロ対策の方策はよくやったものの、むやみに先進国対策に追いつくのは問題」と警告。
また「韓国は、国際通貨を発行する先進国ではないだけに、
政策の優先順位を明確に定めなければならない」と述べた。
イ局長は、政府と国際金融機関に勤務し、経済政策をよく理解する経済学者として通っている。
インタビューは11日と14日に2度電話で話し、電子メールなどで補完した。
先月初め、IMFは年次総会で、20年の成長率を世界-3%、アジア0%、韓国は-1.2%と展望した。
それから1ヵ月が経ったが、変わったことはあるのか。
「先月はあまりにも悲観的だという話を聞いた。アジアはIMFが国際統計を収集し始めた
1960年以後0%成長をしたことがなく、韓国は通貨危機の時の1998年(-5.1%)以後
初めて経済が後退したというから、そのような意見が出かねない。
しかし、4月末までに発表された第1四半期の資料と4月の米失業率が
14.7%に急増したのを見ると、IMFの見通しがむしろ楽観的だと判断される。」
イ・チャンヨンIMFアジア太平洋局長は、「感染症の衝撃は1929年の
大恐慌よりは少ないかも知れないが、09年のグローバル金融危機よりはさらに大きい」と見込んだ。
韓国は2008年よりなぜもっと悪いのか。彼の分析はこうだった。世界経済がその時よりさらに悪い。
3ヵ月前までは、IMFは世界189ヵ国のうち、160ヵ国がプラス成長をするものと見込んでいたが、
今は170ヵ国がマイナス成長を遂げるだろうと見込んでいる。
韓国が防疫に成功しても、主要交易国の成長率は大幅に下がった。
一人でうまくやったからといってうまくいくわけではない。
中国経済が08年のようにアジアを救うとは期待し難いと予測する。
当時は、中国がGDP比8%を超える財政支出で、中国経済が9.4%成長した。
しかし、その後、過度な景気刺激政策の被害を経験したため、
今回の中国経済は景気刺激の規模に大変慎重を期しているようだ。
IMFは韓国経済が今年マイナス1.2%の景気低迷以後、来年は3.4%に成長率が伸び、
世界経済もマイナス3.3%から5.8%に回復すると予想している。
しかし、このような予測は、世界の確定者数が今年第2四半期にピークに達し、
第3四半期から封鎖政策が緩和されるという2つの仮定に基づいている。
「経済見通しというより伝染病の拡散曲線を予想するものであるため、不確実性が非常に大きい」
「世界的な拡散が終わるまで、どの国も拡散が終わったとは断言できない」とイ局長は述べた。
感染症もすべて終わるまで終わったわけではない…野球のように。
【この記事に対する私の見解】
といったように経済低迷の出口が見えない中、バラマキ政策を続ける文政権ですが、
依然として高い支持率をキープし続けているようです。
埋まりようのない格差を前に無気力になりつつある韓国の若い世代は、
最低限の暮らしさえできれば多くを望まなくなっているのかもしれません。
韓国経済は財閥と言われる超大企業がGDPの半分近くを支え、
韓国がここまで発展したのも彼らのおかげといってもいいでしょう。
しかし、文政権就任以降その状態に異変が起きています。
青天井だった大企業の売上はだんだんと頭打ちになり始め、
文政権の大企業いじめのような規制の数々に、身動きが取れなくなってきています。
日米との関係の悪化による売り上げ低下もありますが、
代わりのパートナーとして選んだ中国に梯子を外されたことがこの落ち込みの大きな要因です。
中国は技術力でも生産力でも韓国を圧倒し始めた結果、
政治的に思い通りにいかないことがあれば経済的に揺さぶりをかけるようになりました。
THAAD問題や、今回の感染症による入国規制の時に多くの韓国人が実感したことですが、
今や韓国は中国の属国といっていいくらい言いなりです。
大黒柱の財閥企業の低迷に韓国国民も頭を抱えているかと思いきや、
韓国国内の報道を見ていると必ずしも悲嘆に暮れているわけではないようです。
それは大企業の恩恵を直接的に受けることのできなかった多くの一般韓国国民が持つ、
財閥企業へのニヒリスティックな感情と言っても過言ではないでしょう。
特に今の財閥企業のトップは、創業者の2世や3世ばかりです。
努力せずとも恵まれた環境にいるだけでなく、生まれながらにして韓国社会のトップクラスに立ち、
指揮する立場の彼らですが、大韓航空ナッツ・リターン事件の「ナッツ姫」や、
バーニングサン事件への関与が疑われる「ミルク姫」その他にも財閥一族の不倫疑惑や麻薬使用、
収賄や隠蔽など、スキャンダルが絶えることがありません。
格差を埋めようと寝る間も惜しんで勉強をしてきた中流以下の韓国国民にとっては、
許せない存在であるだけでなく、ヒール役のテンプレートのような存在なのです。
そのため、「文政権就任以降の大企業いじめとも取れる政策の数々に財閥が悲鳴をあげています」
と聞いたところで、ほとんどの韓国国民は危機感を感じるどころか、
「いい気味だ」「もっとやれ」くらいに思っている国民も多いような印象を受けます。
結果的に韓国の財政と経済を支えているのは財閥企業ですから、こういった企業の凋落は回り回って
当然のことながら庶民の生活にもしわ寄せが来るわけですが、
目先の政治ショーとして見せるには、これほど分かりやすいものはないでしょう。
それを利用して票稼ぎに成功したのがかの有名な文政権です。
しかし、この代償は非常に大きかったと言わざるを得ません。
財閥に代わる、大黒柱が見つからないまま、財閥をいたずらに苦しめたことが
韓国経済の衰退に繋がったのは火を見るよりも明らかだからです。
景気低迷により、生活が苦しくなった国民のためにというポージングのため、
バラマキ政策をすることで人気をキープしてきたわけですが、
経済成長のない福祉の増強はいずれ破綻する可能性が非常に高いです。
外交などで他国との関係性を強化し、財閥が再び勢いを取り戻せるような経済土壌を育てるのが
大統領の役目であるはずですが、韓国と日米の対立は深まる一方で逆行しています。
財閥や日米は気にくわない、そういった意識が文大統領だけでなく、格差に苦しむ国民にも
広がっていることがこの政権の財源を無視した放蕩政策を容認しているようです。
しかし近い将来、なんらかの決断をしなければならない時が必ず来ることでしょう。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・行動もなく、結果もなく、IMFとWHOはいつも口だけだ。
・今の状況でお金を使わなければいつ使うのか?
・日本国債はよくて、韓国国債の発行は大きな問題だと?
・量的緩和するならもう少し通貨の地位を上げてからじゃないと。
・文在寅は今後も現金散布するだろう。
・我が政府は社会主義をやりたいのでこれが正解なのだ。
・ウォンで無制限量的緩和は正気じゃない、分かっているのだけど…
・私たちは先進国ではないのに、国民全員が勘違いしている。
・このままでは韓国ウォンは紙くずになる…しかし、給付は必要だ。
・基軸通貨でもないウォンを大量に刷れば大変なことになる。
【これに対する私の見解】
国民の中でも文政権のあまりのばら撒きぶりに不安を感じる国民も出てきています。
ただただ金を刷り、国民に配るだけでは経済は好転しません。
この感染症が終われば、経済回復の兆しがある国は感染症封じ込めのために
経済活動を停止した代償を払った方が、その後の回復も早いでしょうから必要経費なのかもしれません。
しかし、韓国は感染症拡大状況が小康状態となっており、
国民に過度の自粛をお願いするフェーズにはありません。
国民に直接現金を配布しても財政が悪化するばかりですが、
高まる不安と不満を抑えるために為す術がなくなっているようです。
しかし、韓国国民も感染症の影響により困窮している為、
政府からの支援金や融資は非常に重要なものとなっており、
ばら撒きは危険とわかっていても、受け取らざるを得ないという苦い状況です。
今後ますます悪化していくことが予想される韓国経済と韓国財政ですが、
果たして財閥と日米の力を借りずに立ち直ることはできるのでしょうか?
防疫防疫と躍起になっていましたが、
それにかまけて経済を疎かにした結果です。
臭いものに蓋をしすぎたような感じですかね?
続きは動画で…