韓国サムスンが窮地に立たされる！？トランプ大統領が台湾TSMCを米国に誘致！！韓国人「半導体注文量25％は台湾に移った…」【世界情勢】

『韓国サムスンが窮地に立たされる！？
トランプ大統領が台湾TSMCを誘致！』

アメリカが台湾と手を組んだことによりサムスンに苦境が訪れそうです。
サムスンと言えば韓国経済の屋台骨で最重要とされています。
そのサムスンに危機が訪れると韓国経済は急落してしまうのは明白です。

TSMC、トランプ圧迫に米半導体工場建設…サムスン揺れる

世界最大の半導体ファウンドリ(委託生産)企業である台湾のTSMCが、
米政府の支援でアリゾナに最先端の半導体工場を建てる。
このため、ファウンドリ分野でTSMCを追いかけているサムスン電子は、
ファウンドリ業界の最大顧客である米インテルやクアルコムなど、
物量を受注するのがさらに難しくなるだろうという懸念が出ている。
米ウォールストリートジャーナル(WSJ)は14日(現地時間)、
「TSMCが12日の理事会で米国投資を決定し、早ければ15日に発表する」とし
「中国などアジアの半導体工場に対する依存度を下げようとする
トランプ政権に台湾が積極的に応じたものと見られる」と報道した。
同工場は、米連邦政府とアリゾナ州政府の支援を受け、
23年末までに完工し、生産を開始するものと見られる。
ウォールストリートジャーナルは「米国務省と商務省がこの計画に関与しているが、
米国がどのような方式と規模でこのプロジェクトを支援するかは明らかにしていない」と伝えた。

TSMCが米国工場で生産する製品は「5ナノメートルトランジスタ」を持つ半導体チップになると見られる。
ファウンドリ市場の「大物」であるクアルコムとインテルが今後、
最高級仕様の5ナノメートル半導体チップの生産量を増やすためだ。
5ナノメートル半導体チップは現在、半導体業界で最も微細な工程の製品で、
最も速くエネルギー効率も最高に高い製品だ。
TSMCは台湾で昨年末から5ナノメートルチップの生産を開始し、
サムスン電子は下半期から量産に向け、生産ラインの構築を急いでいる。
サムスン電子は2030年までにシステム半導体世界1位達成のための1つの軸にファウンドリ事業を挙げている。
しかし最近は、TSMCとの市場シェアの格差がさらに広がっている。
市場調査会社のトレンドフォースによると、
昨年第4四半期(10-12月)のファウンドリ市場でTSMCのシェアは52.7％に上昇した。
サムスン電子(17.8％)は2位だった。
1年前の同期間と比べると、TSMCは48-49％からシェアを伸ばし、
サムスン電子は18％前後で低迷している。
このような状況の中、TSMCが米国に工場まで完成させた場合、
インテルやクアルコム、アップルなどのファウンドリ物量の受注を巡り、
競争しなければならないサムスン電子としては、
さらに苦労しかねないという分析が出ている。

TSMCがアリゾナに5ナノメートル半導体チップを生産できる工場を建設するには、
少なくとも100億ドル以上を投資しなければならない見通しだ。
投資規模によって、トランプ政府が希望する雇用をどれほど多く創出できるかも決定される見通しだ。
特にトランプ大統領は、感染症以降、先端産業の核心部品である半導体供給の鎖を自国内に構築するため、
中国にあるサムスン電子やTSMCなどの工場を米国に移転するよう圧力をかけてきたという。
TSMCの米国工場建設は、韓国、台湾、中国などアジア地域の半導体依存度を減らすための
米国のリショアリング(企業の本国回帰)戦略とつながっている。
トランプ大統領は最近、感染症のグローバル拡散をきっかけに、
先端産業の核心部品である半導体のサプライチェーンが崩壊しかねないという懸念から、
台湾のTSMCや米インテル、韓国のサムスン電子などに継続的に圧力をかけてきた。
ウォールストリート・ジャーナルも、「TSMCの投資計画は、
米国に工場を誘致しようと努めてきたトランプ大統領の政治的勝利になることができる」とし
「彼の再選街道と共和党が米国上院で多数党の地位を維持するのに役立つことができる」と分析。

【この記事に対する私の見解】

報道探

新型感染症がきっかけで、アメリカと中国の対立が激しくなっている今、
トランプ大統領はインタビューで「すべての関係を断つこともできる」と強い言葉で警告し、
国内外に向けて中国への強硬姿勢を示しましたが、その争いは経済界へ飛び火しています。
アメリカは反中感情の強い台湾を抱き込むことで、アジアでの覇権争いに先手を切ったようです。
TSMCはいち早くそれを受け入れて、脱・中国環境の構築に協力体制を示しました。
就任以降、一貫して反米反日、親北親中を貫いている文政権ですが、
このアメリカの動きを受けて、どのような反応を示すでしょうか？
文政権にとっての最善のシナリオは、すでにお声がかかっているサムスンがアメリカとうまく
やってくれて、そこで得た利権は韓国に流れてくることでしょう。
しかし、サムスンの会長と文大統領の関係性は良好とは言えません。
以前からサムスンは文大統領の外交の失策に悩まされてきましたし、対日関係の悪化により
半導体材料の入手が滞る可能性が出た時は、いち早く来日し、その尻拭いをしました。
韓国国内で脱・日本運動が激化した際も、サムスンは日本からの輸入計画を変更せず
安直で意味のない反日運動には否定的な立場を示しています。
また、文在寅が大統領になる前、野党だった時からサムスンは嫌がらせを受け続けています。
サムスン系列の化学工場で事故が起きた時には必要以上に恐怖を煽り、
様々な規制を設けたせいで、韓国国内に化学工場を新設することが難しくなりました。
といったような、政権、というよりは文在寅への不信感を強く持っている
サムスンは脱韓国をすすめ、工場の海外移転も積極的に進めてきましたし、
韓国国内の新卒採用にも消極的な姿勢を示すようになっています。
こうしたサムスンの動きが、米中対立にどのような影響を与えるのかは非常に興味深いところです。
サムスンとアメリカが大きく近づくことで、韓国経済が甘い汁を吸えれば文政権としては万々歳
ですが、これ以上韓国が反米姿勢を強め、中国よりのスタンスを見せるようであれば
見せしめ的な意味でのサムスンの引き抜きも考えられるでしょう。
韓国のGDPは、サムスンだけで14.6％を占めています。
サムスンが韓国を完全に去れば韓国経済には大きな打撃となります。
この話に乗らないことにより、韓国の半導体産業が締め出されることとなっても同様です。
在韓米軍駐留費の交渉カードとしても生きてくる可能性のあるこの案件を
トランプ大統領が利用しないとは考え難い状況です。
文大統領も、この米中対立で何らかのスタンスを明確にしなければ、
間接的な経済制裁は避けられないでしょう。

■この記事に対する韓国国民のコメント

ムンさん

・文災害のせいで半導体事業の倒産は時間の問題だろう。
・半導体工場は機器産業だから、工場を誘致しても雇用はあまり出ないだろう。
・政府が親中反米スタンスなら最後の選択で倒れる。
・TSMCもトランプにやられたか。
・親中反米は乞食になる確実な近道である。
・すでに半導体注文量25％は台湾に移った…
・米国のヘルプとサポートがなければ韓国人はみんな死ぬ。
・文罪人は何したいの？国益にまったく役立たない。
・サムスンもヒュンダイもアメリカに逃げろ！
・韓国が親中になるから米国も未来に備えてるな。

【これに対する私の見解】

報道探

といったように、韓国国内でも文政権の親中姿勢に、
アメリカから経済的な締め出しを食うことを恐れている声が多く見られます。
ここで国を挙げてアメリカに忖度をしなければ恐らくサムスンが引き抜かれるか、
サムスンごと韓国の半導体業界が制裁を受けることになりそうです。
文政権の取り巻きは根強い反米勢力ですから、
経済を顧みずアメリカに無礼を働き続ける可能性も高まっています。
そうなれば本格的な韓国経済の崩壊が始まるわけですが
文政権を支持している国民の70%は、どのような反応を見せるでしょうか？
手のひら返しをして政権打倒に動くことになれば、まだ希望が見えますが
現実が見えないままであれば、ギリシャやベネズエラのようにデフォルトは避けられないでしょう。