『輸出規制解除に必死の韓国!
今月末までに日本は返答せよ!?』
輸出管理に関してですが、日本はとくに規制している訳でもないのに、
韓国自らが過剰反応し、日本に対して「規制ヤメロ」と声を荒げているのです。
日本としては、確認したい件があるので然るべき手続きを踏んでくれと言ってるだけなのに、
非常に苦しい状況に陥っているようで、そこまで行くと裏があるとしか思えません。
今回は、その件についていよいよ我慢が出来なくなったのか、命令口調で対応を迫てきました。
韓国産業部 「日本、輸出規制原状回復について、今月末まで答えなさい」
まずはファイナンシャルニュースから、韓国の要請に関して。
産業通商資源部は12日、日本の対韓国輸出規制措置について
「私たちは日本が提起した事由を全て解消した」と、
日本政府に輸出規制の原状回復をはじめ解決策に対する
具体的な立場を今月末まで回答するよう要請した。
同日、イ・ホヒョン産業部貿易政策官は、政府セジョン庁舎で
日本の輸出規制関連対応の現況および計画をブリーフィングし、
「日本政府が懸案解決に取り組むべき必要十分な条件は全て揃った」と明らかにした。
韓日両国はこれまで3月11日、オンライン会議で第8次韓日輸出管理政策対話を行ったが、
双方の意見を確認する程度で特別な合意なく終了した。
以降、感染症事態の悪化で両国の対話は中断された。
産業部は▲韓・日間戦略物資関連政策対話の中止、
▲通常兵器のキャッチオール規制の不備、▲輸出管理組織・人材が不十分など、
日本側が輸出規制をもって提起した3つのケース、全てが解消されたと強調した。
イ政策官は「輸出規制強化措置を原状回復させることにためらう理由は無い。
さらに、昨年7月1日、日本政府が対韓国輸出規制の強化措置を発表してから
1年が近づいている状況だ。 これ以上の懸案解決を遅延させることも出来ない」と話した。
さらに、イ政策官は「日本が感染症緊急事態であることを考慮し、
今月末までに日本政府が回答することを要請する」とした。
韓国 輸出管理 “日本は措置撤回に向け立場表明を”
続いてNHKニュースより、日本の反応について。
韓国政府は、日本政府が去年から韓国向けの輸出管理を厳しくしたことをめぐり、
韓国側で貿易管理の体制強化のための必要な措置は講じたとして、
日本政府に対し日本側の措置の撤回に向けて今月末までに具体的な立場を明らかにするよう求めた。
日本政府は、韓国側の貿易管理の体制が不十分だなどとして、
去年7月、半導体の原材料など3品目の韓国向けの輸出管理を厳しくし、
翌月には輸出手続きを簡略化する優遇措置の対象国から韓国を除外しました。
これをめぐって、韓国の産業通商資源省のイ・ホヒョン貿易政策官は12日記者会見し、
ことし3月に貿易管理に関する法律を改正し、来月施行されることや、
今月6日付けで局長級にあたる「貿易安保政策官」のポストを新設したことなどを挙げて、
貿易管理の体制強化のための必要な措置は講じたと強調しました。
さらに貿易管理をめぐる局長級の政策対話を通じて日本側との相互理解を深めてきたうえで、
「原状回復をためらう理由はない」として、日本政府に対し日本側の措置の撤回に向けて
今月末までに具体的な立場を明らかにするよう求めました。
韓国政府としては、日本政府による韓国向けの輸出管理の厳格化から1年を迎える前に
期限を区切ることで、日本側に措置の全面的な撤回を迫るねらいがあるとみられます。
菅官房長官は午後の記者会見で、「韓国政府による記者会見は承知しているが、
その一つ一つにコメントすることは控えたい。
輸出管理については、国際的な責務として適切に実施する観点から、
輸出管理当局において、国内企業や輸出相手国の輸出管理も含めて総合的に評価して
運用していく方針だと承知している」と述べました。
【この記事に対する私の見解】
といったように、韓国側は日本が輸出管理を解除してくれるのを心待ちにしているようです。
これまで韓国は日本側の措置はこれに対する報復であり、
「日本は政治的葛藤を貿易問題に転化し、韓国に対するフッ化水素の輸出規制を始めた。
これは自由貿易の原則に反する」と主張し、WTOに提訴するなど敵対姿勢を取り続けてきましたが、
今や虚勢をはる元気すらなくなってしまっているようです。
しかしそもそも、日本が韓国へフッ化水素などの輸出管理を強化したのは、
韓国に対する報復でもなんでもなく、国際情勢と安全保障上の問題を考慮したからです。
というのも、フッ化水素は半導体の製造に不可欠な一方で、核兵器や毒物の原料にもなります。
そのため、北朝鮮やイランなど一部の国へは輸出が禁止されています。
韓国はそうした国々へ、日本産フッ化水素を横流ししているのでは?と疑惑を受けて、
日本は韓国の輸出管理を決めたという背景があるのはご存知のとおりです。
しかし大手のサムスンなどは、管理強化の決定を受け、
すぐに来日し、日本からの輸入を円滑にできるように根回しをするなど働いていました。
それを憂いてか、韓国政府は核心素材の国産化に力を入れて、
数多くの素材を国産化に成功させたと大々的に報道していました。
それなのに、何故韓国政府は、ここまで慌てふためいているのでしょうか?
つまり、結局は国産化もそこそこに、必要な需要を満たせていないのでしょう。
国内の需要を満たせない文政権は、北朝鮮が要求するフッ化水素も渡せないことに
焦燥感を感じていたのもあるでしょうが、1番大きな問題はイランだと思われます。
韓国はイランから多くの原油を輸入している状態でした。
しかしイランはテロ支援国家の疑いや、深刻な人権侵害、違法な核開発を受けて、
アメリカの金融制裁を受けることとなり、先進国の多くがこの制裁に協力しました。
当然韓国も協力しないわけにはいかないわけですが、これにより、
原油代7兆ウォン、約6500億円の支払いが困難になったのです。
規制対象にならない生活必需品による支援等韓国側が誠意を示す事は難しくなかったにも関わらず、
韓国はイランに激怒されるまでこの支払い問題を放置していたようです。
それにより、国際的な訴訟問題にまで発展し韓国側が敗訴します。
結果、原油代金の代わりに、アメリカが設定した規制に抵触しない物資を送ることで合意しました。
しかし韓国はこの物資の中にフッ化水素などを含めていると言われています。
イランに大きな借りを作ってしまい、逆らうことができなくなってしまった韓国は、
その圧力に苦しんでいることから、ここまで必死になっていることが予想されます。
先にも述べましたが、韓国はたびたびフッ化水素の国産化に成功したと発表してきましたが、
文大統領は大統領就任前から国内化学工場の恐怖を国民に煽り、
嫌がらせとも取れるような規制を繰り返し行ってきました。
フッ化水素の製造・管理は非常に高度な技術が必要で一朝一夕でできるものではありません。
その芽を摘み取ってしまったのにも関わらず、ここにきて日本への対抗意識と、
イランからの圧力に耐えかねた急な方向転換に、技術がついていけるわけがないのです。
危険物質をテロ支援国家に輸出し、国際社会からの信用を失っているだけでなく、
イランは韓国を原油代を踏み倒そうとしたならず者として、今後も圧力をかけ続けるでしょう。
日本はこの状況を分かっていますので決して輸出管理を緩和することはないと思いますが、
果たして韓国は、この板挟みの状況をどのように切り抜けるのでしょうか?
■この記事に対する韓国国民のコメント
・輸出規制、原状復帰できなければ、GSOMIAを中止して取引を中止するべきだ!
・不当な輸出規制に対し「日本側の謝罪と原状回復」を取り付けなければならない。
・ノージャパンは最後までやりましょう!
・日本は信じられない国ですので絶対に相手にしちゃいけません。
・放射能汚染で危険なので、農水産物と乳児用品の輸入禁止だ!
・日本に感染症関連の支援をすれば、文在寅政権も終わるだろう。
・国産化に成功したはずのに、なぜ規制を緩和してくれって物乞いしてるんだ?
・文大統領は、貿易戦争に勝利したと言っていただろう?
・日本が経済規制をしたら韓国は滅びるのは本当だったんだ…
・日本製品の不買運動をしてるのに、なぜ輸出規制を解除しろと言うんだ?
【これに対する私の見解】
事情を全く理解していない韓国国民は日本にひどいことをされていると憤っているようです。
そもそも韓国一般市民を中心に、日本の不買運動を行なっていたのにも関わらず不思議な話です。
文政権は表沙汰にならないように必死ですが、イランとの関係悪化以降、
イランはサムスンを排除したりと経済制裁にも乗り出しているため、
韓国国内の一般企業も大きなダメージを受けていると言われています。
感染症の影響で韓国経済が苦しい中、貿易相手をこれ以上失うことは避けたいでしょうし、
イランは長年に渡るアメリカとの衝突が今もなお続いています。
イランの動き次第では国際社会からの孤立も避けられないため無下に扱うこともできないのです。
イランに不義理を働き、日本とアメリカを欺いて裏で国際情勢の混乱に加担していたツケが
思わぬ形とタイミングで露呈してしまい慌てふためく文政権。
日本は韓国と違い、目先の利益に流されて国際社会を危険に晒すようなことはできないので、
緩和は諦めた方がいいように思いますが、
もはやそんな悠長なことも言ってられないようです。
スワップと言い輸出管理といい、
国家間の約束内容と韓国国民の認識が
少々ずれているようです。
これは政権の情報操作というレベルより
もっと悪質なものだと思うのですが…
続きは動画で…